ダイエットに向いている食欲が満たされるBGM(音楽)

リラックスできる環境は食事の満足度を上げる
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2018.07.07 05:32

リラックスできる環境は食事の満足度を上げる


高級なレストランで、この量では足らないなと思ったのにいつの間にかお腹が満たされていたということはないだろうか。ゆっくり食べることで満腹中枢を刺激して満足感を得るのだが、実はBGM(音楽)で作り出されるリラックスできる環境も満足度を左右している。音楽は食欲をコントロールでき、ダイエットにも効果があるのだ。


音楽と食欲の関係


ダイエットには、ゆっくり食べるのが効果的と聞いたことがないだろうか。よく噛んで食べれば、血糖値があがり消化が早まるために満腹感を得やすい。そのために、ゆっくりよく噛むことはダイエットの定説になっている。この食べるテンポは、食事の時にながれている音楽によって左右される。


想像はできるだろうが、速いテンポの曲は食事のスピードも上がり、遅いテンポでは食事のスピードも遅くなる。そのために、BGMが早ければ食事の満足度を得にくく、遅ければ満足度が早く上がるために食欲が抑えられるのだ。音楽によってもたらされる感覚は食欲と関係があり、食欲を抑えるためにBGMを利用しない手はないだろう。




モーツァルトを聴いたときの効果


モーツァルト効果を知っているだろうか。胎児に効かせることでヒーリング効果があり、脳に良い影響を与えるとされている。それだけではなく、実はモーツァルトを食事の時に聞くことで、様々な影響をもたらすことがある論文で報告されている。消化吸収を助ける唾液の分泌量が増え、唾液に含まれる物質の量が多いかどうかでストレスの判定ができる物質コルチゾールが減ることで、ストレスが減る事が分かっている。


また、唾液に含まれる免疫グロブリンIgaが増加し、消化酵素唾液アミラーゼが増加する。免疫力のアップや消化を助ける働きもあるという事だ。さらに血圧や心拍が安定しリラックスした状態になる。モーツァルトのみならず、クラシックは脳からα波を生み出すために、人はリラックスし、おちついて食事をとることができる。味わいながら食事を楽しむことで食事の満足度が上がり、摂取カロリーが減る事も分かっている。




ダイエットに向いているBGMはこれだ!


個人差はあるが、ゆっくりした曲は食欲増進効果があり早い曲は減退効果があるのだが、それは味覚を感じおいしく食事ができるためと考えられる。しかし、実際はゆっくり食べることで満足度を上げ、食欲を満たしてくれる。そのために、食欲増進効果はあったとしても食べる量が抑えられるのだ。


以上をふまえると、食事の満足度をあげてダイエットに効果的な曲はテンポの遅い曲だといえる。クラシックが効果的で、ダイエットをしたい時にはクラシックをかけて食事をとるのがよいだろう。ダイエットでイライラしている時にリラックスできる環境になることも、すすめたい要因の1つだ。



さまざまなジャンルの音楽がもたらす食事への効果


せっかくの食事は味覚をしっかりと感じたい。音と味覚の関係を研究した結果では、BGMが大きすぎると甘みや塩味を感じる味覚が鈍ることが分かっている。料理の味も変わるために、それぞれの特性のある料理に合った音楽がある。例えばインド料理にはロックが合う。スパイスを聞かせたインド料理はロックを聞くことでより辛さを感じられると言われている。辛いのを求めてインド料理を食べる人には最適なBGMだ。イタリア料理は歴史的な関りが深いためか、クラシックとの相性が良い。中華料理にはポップミュージックがよく、ジャズと相性の良いのは寿司やタイ料理とされている。また、ヒップホップとR&Bは食事に対する影響があまりないために、どの料理で流しても変化がないと言える。


自分の好きな料理に合ったロックやポップミュージックをBGMに選んで食事をとるのもよいが、ダイエットのために少ない食事で食欲を満たしたい人は、BGMをゆっくりなものにし、おちついて食事を楽しんでみてはいかがだろうか。


photo: visualhuntvisualhunt2visualhunt3


written by 編集部

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