PLAYDIFFERENTLYが、同社の6ch DJミキサー「Model 1」やALLEN&Heath Xoneシリーズの開発者であるAndy Rigby-Jonesが設計を担当した最新DJミキサー「Model 1.4」を発表した。
Model 1.4は、既発の「Model 1」同様にテクノプロデューサーのRichie Hawtinが共同設計した4ch DJミキサー。 同モデルについて、Richie Hawtinは、「MODEL 1のコンパクトバージョンはホームスタジオで特に扱いやすく、⾃宅のブースからの配信⽤途により最適であると常に感じていました。⼿頃な価格でありながらも、デザインとコンポーネントの純度には⼀切妥協することなく、MODEL 1.4は4チャンネルに⼩型化されたフォーマットのMODEL 1であり、⾃宅や⼩規模ブース、ツアー⽤としてベストな製品に仕上がっています」と述べている。
特徴は、MODEL 1同様に100%アナログ回路で構成されており、4つのステレオチャンネル、2つのステレオセンドおよびリターンチャンネル、2つのミックスアウト出⼒、2つの⾼性能フォノプリアンプを搭載している点だ。また、各チャンネルには独⾃のハイパスフィルターとローパスフィルター、⾼精度SCULPT EQ、アナログオーバードライブ回路を搭載。さらに2つの独⽴したキューシステムを備えているほか、ハイエンドサウンドカードとの接続にも容易に対応するD-Sub I / O、複数のPLAYdifferentlyミキサーをリンクできるミキサーリンクシステムによって拡張性を高められている。
Richie Hawtin曰く、"楽器としてのDJミキサー"を追求した最新モデルは市場想定価格30万円(税抜)で2021年2⽉中旬発売予定。正直なところ、自宅用として購入するにはハードルが少々高いが、ハイエンドモデルを求めるDJなら気になる最新DJミキサーではないだろうか?
MODEL 1.4が気になった人はこちらのリンク先で詳細をチェックしてほしい。
【製品情報】
PLAYDIFFERENTLY 「Model 1.4」
販売価格:オープンプライス 市場想定価格 30万円(税抜)
発売⽇:2021年2⽉中旬
主な特徴
・100%アナログ設計
・2つのハイパフォーマンス・フォノプリアンプ
・スタジオグレード TKD 60mmフェーダー
・正確無⽐のスカルプティングEQ
・ハイ & ローパス マスターフィルター
・3バンド マスターEQ
・オリジナルサウンドを形成するローパス & ハイパス チャンネル・フィルター
・アナログ・オーバードライブ
・独⽴2系統のキュー・システム
・複数のPLAYdifferentlyミキサーをドッキングするミキサーリンク
・>110dBダイナミックレンジのバランス・ミックスバス
・D-Subイン/アウト
・⼨法と重量:368 x 248 x 111 mm / 5 kg
info:
https://h-resolution.com/blog/playdifferently-model1_4/
written by Jun Fukunaga
source:
https://h-resolution.com/blog/playdifferently-model1_4/
photo: High Resolution