マイケル・ジャクソンの楽曲が削除される可能性浮上、Rケリーに続く性的虐待の疑い

最新ドキュメンタリー『Leaving Neverland』に、マイケルから性的虐待を受けたとする男性が出演。 R・ケリーに続き音楽業界に影響を及ぼすか。
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2019.02.26 03:30

R・ケリー(R Kelly)が性的虐待の罪で起訴されたニュースがここ日本でも取り上げられている中、また新たなレジェンド・シンガーによる性的虐待問題が話題となっている。アメリカのケーブルテレビ放送局、HBOによって制作されたマイケル・ジャクソンの最新ドキュメンタリー『Leaving Neverland』の中で、少年時代にマイケル・ジャクソンより性的虐待を受けたと話す男性が出演しているのだ。


このドキュメンタリーをめぐり、マイケル・ジャクソンの遺産管理団体はHBOに対して約110億円の損害賠償を求める訴えを起こし、裁判の多いマイケル・ジャクソンにまた新たな問題が浮上してしまった。






R・ケリーを「ミュート」した音楽業界。マイケルの楽曲にはどう対応する?


R・ケリーの性的虐待問題をめぐっては起訴される前からApple MusicやSpotifyといった大手音楽ストリーミング・サービスが楽曲を削除。ラジオ各局も彼の楽曲を放送しない意向を示すなど、音楽業界だけでなく世界中に大きな影響を与えた。R・ケリーにはもともと女性問題が多く、先日放送された告発番組『Surviving R.Kelly』をきっかけに「#MuteRKelly」が運動が活発化した。


アーティストが謝罪する理由。世界を震撼させた、女性虐待疑惑のR・ケリー炎上騒ぎ


番組が放送されることによる影響力は大きく、マイケル・ジャクソンの疑惑も今まで以上に世間に知られることになるだろう。果たしてそれを受けて音楽業界はどのように対応するのだろうか。今でも彼の命日や誕生日になれば毎年多くのアーティストがSNSに彼の写真を投稿する。2009年にすでに他界してしまっている偉大なるエンターテイナーに、自ら事実を証明することができないことが残念でならない。


奇しくもマイケル・ジャクソンの1995年にリリースされた「You Are Not Alone」はR・ケリーがプロデュースしたもの。この曲は全米1位にもなったマイケル・ジャクソンの名曲のひとつだ。






過去の性的虐待疑惑


ドキュメンタリーだけでなくミュージカルや楽曲においてもいまだに著作権問題が多いマイケル・ジャクソン。性的虐待疑惑に関しても今回が初めてではない。1993年には13歳の少年に対する性的虐待疑惑で裁判になったが示談となり、2004年には別の少年に対する性的虐待疑惑で起訴されたが翌年無罪の判決が言い渡されている。『Leaving Neverland』で登場する2人の男性も2013年にマイケル・ジャクソン遺産管理団体を提訴したが2017年に棄却された。




今回の件では遺産管理団体は1992年にHBOと結んだ『Michael Jackson in Concert in Bucharest: The Dangerous Tour』の放送を許可することと、将来的にマイケル・ジャクソンを中傷するような内容を放送しないという契約条項に違反しているとして、今回のドキュメンタリーに対して損害賠償を求める訴えを起こしている。


現在のところHBOはこの契約違反の申し立てに対して応じておらず、このドキュメンタリーはマイケル・ジャクソンについてではなく、性的虐待問題についての作品だと反論している。


『Leaving Neverland』はすでに先月末アメリカのサンダンス映画祭でプレミア公開されており、3月3日にはHBOにて予定通り放送される。真偽のほどは定かではないが、物議を醸すことは確かだろう。




written by BsideNews


source:

https://www.9news.com.au/2019/02/22/14/27/world-news-estate-of-michael-jackson-sue-hbo-over-leaving-neverland-documentary


photo: facebook



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