ジャージクラブからエキスピリメンタルまで、幅広くプロデュースするGRRL(ガール)。数年間グローバルラジオNTSでもレギュラー続けているGRRLにRadiohead(レディオヘッド)やBjork(ビョーク)が定番の理由、最新作『Marathon』で使ったシンセ、コラボしたいファッションブランドについてインタビューした。エクスクルーシブミックスも聞いてGRRLのジャンルの幅広さをチェックしよう。
MIX BLOCK - GRRL:https://block.fm/radios/868
ー今回のミックスについて教えてください。
GRRL:最近ハマっている、新しい音楽が混ざった楽しいミックスを作りたかった。最近Laksa、Al Wootton、E-Unity、object blueやTSVIがリリースしてる音楽がすごく好き。
ープロデューサーになったきっかけを教えてください。
GRRL:正式な音楽トレーニングとかはしてないけど、音楽が大好きだったからプロデュースを始めた。自分の時間はほとんどずっと音楽を聞いたり、新しい音楽を探してる。ずっと音楽を聴いてきたから、自分でも作ってみたいと思ったのがきっかけだよ。
ーリリースしてる音楽のジャンルはかなり幅広いですが、普段はどんな音楽を聴いていますか?
GRRL:難しい質問だね!普段いろんな音楽を聴いてるけど、定期的に聴くものであればRadioheadとBjork。どちらもディスコグラフィーのジャンルが広くて、自分がどんな気分でもその気分に合う曲が絶対にある。
ー地元の音楽シーンについて教えて頂けますか?
GRRL:ノースカロライナのエレクトロニックミュージックシーンは最高だよ!今年はあんまり実生活のイベントには行けてないけど、地元のパーティーグループのParty Illegal、Ephemeral、Maison Fauna、Raundhaus、No VisaそしてThe Floorが主催するパーティーに行くのが好き。ここにはたくさんいいパーティーあるよ。
ー最新作『Marathon』のタイトルは特別な意味を持っていますか?また、今回の制作でいつもと違うことはありましたか?
GRRL:『Marathan』の大きなインスピレーションは、retro-futurist science fiction(レトロフューチャーサイエンスフィクション)。この前にリリースしたアルバム『Pay Attention』はヒップホップとジャングルにインフルエンスされていて、自然や木管楽器の音を使ったんだけど、『Marathon』は制作プロセスを変えたくて、シンセのみ使って制作した。パレットを制限して、クラシックなサウンドと古いドラムマシーンだけ使った。Yamaha CS-80、Buchla EaselとRoland SH-101のようなVSTシンセのエミュレーション、そして、606, 707, 808のようなクラシックなドラムマシーンを使った。ライブの音はReaktorとMaxを使った。
ーSNSでファッション系のポストをよくシェアしていますが、もしコラボできるならどのブランドやアーティストとコラボしたいですか?
GRRL:いつかCav Emptとコラボできたら最高だね。同じことをやってるブランドはなくて、Cav Emptの作品の大ファンなんだ。色の使い方が素晴らしい。私といいマッチだと思う!
最後に、今後のリリース予定の作品ありますか?
GRRL:これから新しい音楽たくさんリリースするよ!
ーありがとうございます。
【GRRL】
ノースカロライナを拠点に活動するDJ/プロデューサー。トラップ、エキスぺリメンタル、ジャージークラブなど、幅広いプロダクションスタイル。最近ではMoogfestやPorter Robinson主催のSecret Sky.に出演し、NTS Radioでレギュラー番組を持っている。2020年7月に最新EP「Marathon」をリリース。
【MIX BLOCK】
MIX BLOCK、毎週金曜日22:30-23:30に放送するDJ MIXショー。国内外注目されているアーティストよりエクスクルーシブな1時間ミックスをお届け!
GRRLのミックスがお気に入りの方にオススメのMIX BLOCK...
MIX BLOCK - Sakura Tsuruta:https://block.fm/radios/830
MIX BLOCK - Bronson :https://block.fm/radios/858
MIX BLOCK - Kikelomo:https://block.fm/radios/744
written by Amy