MIDI Associationが新たに「MIDI2.0」のビジュアル&サウンドロゴを公開

「ここ数十年で音楽技術における最大の進歩」と呼ばれる新規格の新たなロゴは"楽式"にインスパイアされたものに。
SHARE
2021.02.02 09:00

MIDIに変わる新MIDI規格「MIDI 2.0」のビジュアル&サウンドロゴがMIDI Associationによって公開された。



新たなMIDI規格「MIDI 2.0」 


「MIDI 2.0」は、2019年に開発・規格化および実装作業を進めていくことが発表され、昨年2月22日にMIDI 2.0規格書は、The MIDI Manufacturers Association(MMA)と一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)によりVersion1.0として同意書に署名されている。 


特徴は、"現行のMIDI 1.0規格の置き換えでは無く、MIDI 1.0機器との共存・共生を基に、さらに拡がっていくMIDIの世界を創るための規格"であり、この世界を実現するために、MIDI 2.0規格は双方向通信による問い合わせの機構(MIDI機器間ネゴシエーションと呼ばれる)を前提に設計。MMAは、MIDI 2.0について、「ここ数十年で音楽技術における最大の進歩」と呼んでおり、MIDI 2.0規格書は以下の5つの書面から成っている。 


1.MIDI 2.0規格概要 

2.MIDI機器間ネゴシエーション(アップデート) 

3.ユニバーサルMIDIパケットとMIDI 2.0プロトコル 

4.プロファイルの共通規則 

5.プロパティ・エクスチェンジの共通規則



MIDI 2.0のビジュアル&サウンドロゴは440Hz~880Hzの間の変調形状にインスパイアされたものに 


そんなMIDI 2.0のビジュアル&サウンドロゴは、"楽式(楽曲の形式)"をモチーフにしたものでデザインスタジオのPentagramがデザインを担当。音楽史におけるシュトゥットガルト・ピッチ(管弦楽における基準ピッチが「ラ(A)」=440Hz(A440)と定めたもの)の視覚的表現からインスパイアされたものになっているほか、リサジュー曲線(リサジュー図形)の形もデザインのヒントに。Pentagramによると、最終的に完成したロゴのデザインは、440Hz~880Hzの間の変調形状を表しているとのこと。  


また、ロゴの音色の特徴も同じテーマで制作されており、440Hzから始まる音程は、微妙な波動整形とステレオ・モジュレーションによって、880Hzまで上昇するが、これについて、「音のアイデンティティには、440Hzにチューニングされたオーケストラの音に似た期待感がある」とPentagramは述べている。

MIDI Sonic Logo from Pentagram on Vimeo.


MIDI 2.0は、2019年に開発・規格化および実装作業を進めていくことが発表された当時はまだ詳細が明らかになっていなかったが、昨年10月にMIDI Associationは、MIDI 2.0の特徴を紹介するイントロダクション動画を公開している。


関連記事:ミュージシャンの間で今、話題のMIDIの進化版「MIDI 2.0」、でもこれって一体どんなものなの?



written by Jun Fukunaga 


source: 

https://www.musicradar.com/news/heres-the-new-midi-20-logo-and-sonic-signature-look-and-sound-inspired-by-musical-forms

http://amei.or.jp/midistandardcommittee/MIDI2.0/MIDIspcj2.html 


photo: Pentagram



SHARE