クロアチアより上陸! ベースミュージックフェス「Membrain Festival」主催者インタビュー

クロアチアで開催されているアンダーグラウンドベースミュージックフェス「Membrain Festival」が日本に上陸することが決定した。本国のフェスにも出演するDJ Ittiが主催者に日本上陸の理由をインタビュー。
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2019.06.12 08:00

クロアチアのベースミュージックフェスティバル「Membrain Festival」が今年の7月、ついに日本に上陸を果たす。本国の「Membrain Festival 2019」へも出演するDJ Ittiによる、運営チームのインタビューが届いた。


Written / Interviewed by Itti(Twitter: @Ittijpn


クロアチアのアンダーグラウンドベースミュージックフェス「Membrain Festival 2019」への出演オファーをもらったことが、フェスの運営チームとコンタクトを取るようになったきっかけだ。やり取りの中で目の当たりにした、追求する音に対する姿勢には考えさせられることが多く、次第に自分が好きなこの「ディープ・エクスペリメント系ベースミュージック」を日本の人にももっと知ってもらいたいと思うようになった。その想いを日本を代表するDrum'n Bassパーティー「Hangover」(東京)のKenさん・Satoshiさん、「Bassrain」(福岡)のIchiさんに相談。ふたつ返事で「一緒にやろう」という返事をもらうことができた。そして来る7月、日本でMembrain Festivalのオフィシャルローンチパーティーを開催する。開催の前に、Membrain Festivalを日本の皆さんにより知ってもらうため、当フェスを運営する3人の中心メンバーにインタビューを行った。





ーまずはそれぞれ簡単な自己紹介をお願いします。


Davor Dedić (以下、D):Membrain Festival(以下、Membrain)のCEO兼創設者で、Dabooというアーティスト名で活動してるよ。クロアチア出身、オランダ在住だ。


Milena Lukić (以下、M):私はクロアチア出身、ブリストル在住。NOISE TESTというパーティーを主催していて、MEDIKA名義でアーティストをしています。


Fuj (以下、F):僕の名前はTakeshi。Fuj名義でアーティスト活動と、Embodiment Mediaというエージェントの代表をしているよ。日本・ラオス・オーストラリアでの生活を経て、今はアムステルダム在住だ。


ーそもそもMembrainとはどんなフェスですか?コンセプトや大切にしていること、魅力を教えてください。


D:Membrainはクロアチアのシベニクという都市で開催しているフェスティバルだよ。緑豊かな森林と美しいアドリア海に囲まれたマルティンスカ埠頭は、フェスにぴったりの場所なんだ。 Membrainは他の商業的なフェスティバルと違って、アンダーグラウンドコミュニティーを提供している。同じ音楽が好きで、同じ志を持った人たちが繋がれる場所なんだ。まさに純粋なアンダーグラウンドカルチャーが体験できるよ。そうやってお互いが繋がって情報をシェアしたり一緒にクリエイティヴな活動をすれば、アンダーグラウンドシーンはもっと拡大して盛り上がるよね。まるで絵本の中の世界のような独創的な空間は、一度来れば毎年来たくなるはずだよ。




ー出身も住んでいるところも違う3人が一緒に運営することになった経緯は?


F:僕たちはフェスのビジョンについて話し合うよりも前に、音楽を通じて繋がっていたんだよ。 さらにDavorとMilenaとは音楽や物事の考え方が似ていて、情熱を持って話すことができたんだ。物理的にどれほど離れていても繋がっている感じがするね。


D:僕もFujと同意見だよ。お互いがどこにいるかはあまり関係ない。今こうしてMilenaとFujと仕事ができてすごく嬉しく思ってる。


M:この3人でフェスを運営することになったのはすごく自然な流れだったの。 ある年、私の友人のHydroがMembrainに出演するというので私も遊びに行って。その翌年に私もブッキングされてDJをしたんだけど、私のプレイをDavorが気に入ってくれて。そこで、私がブリストルで主催しているパーティー「Noise Test」をMembrainで開催できないかと嬉しい相談をくれたの。 その流れでUKのアーティストもMembrainに参加してくれることになって、今年のラインナップがどんどん豪華になったんだよね。私たちだけの力でこのブッキングが実現できたことをとても誇りに思ってる。




ーなぜ日本でローンチパーティーを開催することを決めたんですか?


D:Membrainのローンチパーティーはクロアチアのザグレブを始め、イスタンブール(トルコ)、ダブリン(アイルランド)、アムステルダム(オランダ)、エアフルト(ドイツ)、リーズ(UK)そして東京・福岡(日本)など世界6ヶ国10箇所で開催されることが決まっていて、今後もさらに広がっていく予定なんだ。世界的にMembrainの音が広がる中、日本でもローンチできることは本当に嬉しいね。日本にも素晴らしいアンダーグラウンドシーンが根付いていると思うし、僕らと同じマインドで音楽に対する愛を持っている場所だからこそ、開催する事を決めたんだ。


ー日本にはどんな印象、イメージを持っていますか?


D:まだ行ったことはないんだけど、アニメや伝統的な浮世絵にはかなり興味を持ってるよ。 すぐにでも行って、日本の文化を体験したいな。


F:日本は僕が生まれた国なんだ。10年くらい帰ってないんだけど、ガンダムとラーメンのために早く日本に帰りたいよ。


M:私もまだ一度も行ったことはないんだけど、9歳のときにゲームボーイで遊んで衝撃を受けたことは今でも覚えてる。UKに引っ越したばかりで英語が全く話せなかったから、ずっとゲームをして過ごしたの。日本人が考えるゲームやアニメはすごくクールだと思うし、そのストーリーはずっと私の中にあり続けるよ。


ーMembrain Festivalの今後の展望は?


D:Membrainを実験的かつクリエイティヴなアーティストが集結する世界最大のアンダーグラウンドフェスにしたいと思ってる。才能あるアーティストにどんどんチャンスを与えられる場所にするつもりだよ。


ーフェスのヘッドライナーであり、日本のローンチパーティーのゲストとしても来日するLoxyの魅力を教えてください。


M :Loxyは絶対的なキングね。私たちはキングの玉座を守るためにいるといっても過言ではないよ。Cylon Recordingsを主催していて、Drum'n'Bassシーンが進化する為に常に実験的な領域にチャレンジしているアーティスト。まだ聴いていなければ、一度Noise Test all Cylon Recordings label mixをチェックしてほしい!



ー最後に、日本のローンチに向けて一言お願いします。


D:まずは日本のHangoverクルーとBassRainクルーに感謝!僕たちも、日本のみんなと良いヴァイブスを共有する準備ができてるよ。


F:Itti、インタビューありがとう。この調子で日本のディープシーンを盛り上げ続けてほしい! クロアチアで会えることを楽しみにしているよ!


M:日本のみんなありがとう、いつか会えることを楽しみにしています!



Membrain Festival

https://www.membrainfestival.com/


Loxy

https://soundcloud.com/loxy_



【イベント情報】


7/14 Hangover presents Membrain Festival Launch Tokyo




https://jp.residentadvisor.net/events/1269738


7/13 Bassrain presents Membrain Festival Launch Fukuoka




https://jp.residentadvisor.net/events/1273692


Photo:Facebook/Membrain Festival



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