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    レビュー|week dudus × GUNHEAD (HABANERO POSSE/OZROSAURUS) 最大火力なフロア仕様EP『MASH IT!』

    2021/12/27 (Mon) 20:30
    Yui Tamura

    若手の注目株=week dudusと日本のヒップホップ・ベースシーンを支えるプロデューサー=GUNHEADによる相性抜群のタッグ作をレビュー。

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    2021年初めに驚愕の50曲入りアルバムをリリースしたばかりのweek dudusが、HABANERO POSSE/ヒップホップ・レジェンドOZROSAURUSのメンバーとして活動するGUNHEADとのタッグ作をリリースした。

    week dudusは2020年「ラップスタア誕生」でのファイナリストとなり、瞬く間に全国区のプロップを獲得した姫路を拠点に活動するラッパー。

    才気溢れるラッパーが多く活動するトラップシティ姫路を拠点にしていたこともあり「姫路から才能のある若いラッパーがまた出てきたのかな」くらいに思うかもしれないが、week dudusはいくつかの点で「才能がある若いラッパー」という批評は当てはまらない。正しくは「どの方面にも突き抜けている規格外スペックのラッパー」だ。

    まずラッパーとしての経歴について。姫路シーンを牽引するShurkn Papや、フッドは離れているが同じ兵庫県出身の空音が参加する1stアルバム『XD』を2019年にリリース、その後のラップスタア誕生2020ではファイナリストとなり、アルバムリリース後の1年ほどで一気に若手の注目株となった。

    トントン拍子で評価されたように見えるが、ラップを始めたのは小5、中学時代にはサイファーやラップバトルに参加していたということで、現在21歳ながら既に10年近くスキルを磨いている。シーンからのプロップは積み上げられた確かな実力に裏打ちされたものだ。実際のところラップスタア誕生に出演する以前から、フッドを超えて関西圏やヘッズの間でその名を知られる存在だった。

    ビートのチョイスやフローなど音楽性においては、極ハードなトラップビートからメロディアスな楽曲、エレクトロ系の四つ打ちなど変化のあるビートまで、自由度が高く幅広さを見せている。

    1歳でN.W.Aを聴かされていたというweek dudus。トラップ以降のラッパーだけではなく、幼少期からレゲエやDr. Dre、Nasといった90年代より活躍するラッパーも聴いていたという。そんな環境で育ったため、おそらく体内の奥にまでヒップホップが染み込んでいるのだろう。week dudusは本能的にビートの本質を捉える様なラップが魅力で、流れる様なスムースなフローでありながらしっかりとリズミカルにグルーヴを刻む中毒性のあるラップスタイルを確立しているのだ。

    曲作りに対しても純粋でストイックな姿勢を見せており、1stアルバムが22曲入り、2021年に発表となったアルバム『VEGA』ではさらにその倍以上の50曲入りでのリリース。しかもその50曲は100曲あるうちから厳選したというから驚きだ。

    Red Bullが主催する「RASEN」出演時のインタビューでは「自分はドラッグもやらないし、あくまで自然な感じでフリーキーさが出せている」と語っている。今のヒップホップシーンに身を置いて、クリーンであることを公言するのはある意味で勇気のいることだ。自分の実力を遠慮する事もなく誇張するでもなく、客観的に語る様子はシンプルにかっこいい。

    まとめると21歳にして才能はもちろん、音楽性の豊かさと人間としての芯の強さ、継続的な努力で積み上げたラップスキルやグルーヴを持ち合わせ、音楽制作への情熱や集中力も高い、「どの方面にも突き抜けている規格外スペックのラッパー」なのだ。

    対するGUNHEADはヒップホップファンに対して多くを説明する必要はないだろう。GUNHEADの所属するユニットであるHABANERO POSSEはこれまでに、RHYMESTER、ZEEBRA、ANARCHY、RIP SLYME、SHINGO★西成、RYUZO、!!!KYONO+DJ BAKU!!!、KOHHなどなど幅広く楽曲/REMIXを提供。日本のヒップホップ創世記より活動するOZROSAURUSへも加入するなど、シーンを支えるレジェンドの一人といえる人物だ。

    ベース・ミュージックを中心とした独自のサウンドを構築するGUNHEADのビートは、ステレオタイプなUSサウンドのコピーとは訳が違う。ドラムだけで「はい、この曲かっこいい」と思わされるグルーヴの塊の様なバウンシーなビートは、毎回フロアをクレイジーなテンションに持ち上げる爆発力がある。

    そんなGUNHEADのビートを乗りこなすには、USヒップホップシーンの流行を知っているだけでは足りない。本能に刻み込まれているレベルの優れたグルーヴ感とセンスが必要となる。

    そう、week dudusのようなラッパーが必要だ。

    本作1曲目となる「But OK」は超バウンシーなビートとフリーキーなフルートのループで中毒性の高いタイプのクラブ・バンガー。展開のあるビートや、フックの後半の「それが俺でOK」の連呼など、フロアでの盛り上がり要素を詰め込みつつも、バース中では「嫌いな指図受けない 素晴らしい こだわり続けろ毎日 噂に 流されずにやるべき What you want? 自分以外は絶対無理」というラインで、何を言われようと自分のままでいればいいというメッセージ。

    説教臭さはゼロでフィジカル的にもメンタル的にもアゲてくれる、これこそヒップホップのあるべき姿と感じる一曲。

    2曲目「行っとけ」は凶悪にギラついた一発目のキックだけでフロアを爆発させる事確実な、GUNHEADならではのビートで始まる。このハチ切れそうなキックの音色は真似しようとしてもなかなか出せない。ドラムのリズムだけで構築されたシンプルなビートだと思わせて、フックで突然渋いシンセコードが重なり、808のグライドが合わさることでゲットー・ソウル的なレイドバックするメロウネスが加わる。

    week dudusが硬い押韻で余裕を見せる本楽曲のバース中のリリックは「いつでもイケてる俺らを叩く変な人達にはFuck you. 俺の対戦相手は俺自身」とヘイターは気にせず自分のやることをやるというスタンスを見せ、その上で、フックでは「一生自分との戦いだろう 無駄に人を気にすんなよ」と、他人のことばかり気にかけずに自分の行きたい道で行っとけというメッセージをヘッズに投げかける。

    3曲目「ALL EYES ON ME」はプリミティブなアフロビートを感じさせる土着的ベース・ミュージック。シンプルで太い四つ打ちを軸に、ほぼパーカッションとシンセベースだけで構築されたストイックすぎるビートに、week dudusが日本人離れしたラップの乗せ方をみせる超黒くてゲットーな一曲だ。リリックでは勢いに乗りまくる自分の状況を歌う。

    一歩間違えばアフロっぽいだけの嘘くさい単調なリズムに陥ってしまったり、土臭くなり過ぎてしまったりしそうな難しいビートだが、アーバンでフューチャリスティックさもある楽曲に仕上げている。まさにweek dudus×GUNHEADでしか成し得ないサウンドと言える。

    本EPの最後を締めくくる楽曲「BANANA JUICE」。ビートは裏拍にコードを配したレゲエ・テイストの上物に、ハットや808はドリル・スタイルという意外な組み合わせのビートだが、レゲエと太いボトムは必然的な相性の良さ。

    音楽好きならご存知の通り、ドリル・ムーブメントの中心であるUKやブルックリンにはカリブ系のアーティストが多く、レゲエなどジャマイカのカルチャーに少なからず影響を受けている。ちなみにドリルシーンのアイコンである故ポップ・スモークの母もジャマイカ人。

    単に流行を追いかけたドリルビートのコピーではなく、レゲエ×ドリルという形のビートを作るあたりに、GUNHEADの現在の音楽シーンへの深い洞察と愛情が見えてくる。

    50曲入りアルバムに引き続きレジェンドとの共演を果たしたweek dudus、そしてレジェンドとして格の違いを見せたGUNHEAD。

    全く止まることを知らない二人の見せた相性最強なフロア仕様のEP。ヘッドフォンでもクラブでも是非とも爆音で堪能してほしい。

    【リリース情報】

    week dudus × GUNHEAD 配信EP 『MASH IT!』
    配信日:2021年12月22日(水)

    <Listen & DL>
    https://lnk.to/_mashit

    1. But OK
    2. 行っとけ
    3. ALL EYES ON ME
    4. BANANA JUICE

    発売元:Scratch Records
    ホームページ : https://scratchrecords.jp/

    【プロフィール】

    week dudus(ウィークドドス)
    2000年生まれ、兵庫県姫路市出身。 小学生の頃よりラップを始め、ABEMAの オーディション番組『ラップスタア誕生』ではファイナルステージに進出したほか、 2021年2月には50曲を収録したアルバム 『VEGA』を発表するなど、ハイペースな 作品制作で注目を集めている。

    <SNS>
    Twitter : https://twitter.com/weekdudus
    Instagram : https://www.instagram.com/weekdudus/?hl=ja

    GUNHEAD(ガンヘッド)
    愛知県出身、"SEXY BASS & DIRTY GHETTO"を掲げた 世界水準のDJ/プロデューサーユニット"HABANERO POSSE"や、 横浜を代表する"OZROSAURUS"のメンバーとしても活動する DJ/プロデューサー。

    <SNS>
    Twitter : https://twitter.com/gunhead072?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
    Instagram:https://www.instagram.com/gunhead072/?hl=ja

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