世界1位を勝ち取った若き天才DJ!Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)

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若き天才DJMartin Garrix(マーティン・ギャリックス)とは?
オランダ生まれのMartin Garrixは、10代後半でリリースした「Animals」で10か国以上でベスト10入りを果たし、若き天才DJと評された。「Wizard」でも世界中をヒットチャートを席巻し、2016年にはBebe Rexha(ビービー・レクサ)とコラボした「In The Name Of Love」を大ヒットさせている。
Martin Garrixの経歴とオススメの曲
1996年にオランダで生まれたMartin garrixは、4歳の時からギターを習い始め、音楽に関心を持つ。8歳になるとアテネオリンピックでプレイをした伝説的DJのティエストを観て、DJを志すようになる。ティエストの「Traffic」に特に影響を受け、音楽ソフトをダウンロードして作曲活動をスタートする。そして音楽プロデューサー養成学校のザ・ハーマン・ブラッド・アカデミーに在学する。Martin garrixが2012年に作曲した「BFAM」は、その年の才能のあるDJに向けられた賞、the SLAM! FM DJ Talent of the Year Awardを受賞した。
2013年にリリースした「Animals」は、Martin GarrixのDJ人生を変えた。ヨーロッパ中のチャートを席巻して、全英ビルボードで1位を獲得。スマッシュヒットとなり若き天才DJと評されることになる。この曲はそれまでのEDMでは考えられなかった常識を覆すようなメロディーが奏でられて、トリッキーながら中毒性の高い音楽で、聴いたことのないような新しいサウンドだった。Youtubeでは桁違いの10億回以上も再生されている。Martin Garrixはこの曲でトップDJの仲間入りを果たし、最も権威のある人気DJランキングのDJ MAG TOP 100 DJs で一気に40位にランクインした。「Wizard」という曲は、アンダーグラウンドな魅力が満載で、脳裏に焼き付くキャッチーなサウンドとタイトル通り魔力のような魅力が溢れた攻撃的なサウンドだ。
次々と新曲をリリースしていくMartin GarrixにEDM業界もファンも魅了されていき、2015年のDJ MAG TOP 100 DJsでは世界3位の超人気DJにランクインした。同年にアッシャーとコラボレーションを果たした「Don't Look Down / Martin Garrix feat. Usher」では、攻撃性はなく、暖かく優しい雰囲気に満ちたサウンドでスケール感も溢れていて、幸福感で包み込むような音楽に仕上がっている。ミュージックビデオはPetro Papahadjopoulosという映画監督によるもので、ある女性に惚れた青年が、彼女を振り向かせるために生まれ変わっていく内容だ。たった数分の曲の中で1本の映画を観たかのような仕上がりで、面白おかしく楽しめる。
2016年には、特徴的な歌声と確かな実力でEDMクイーンとして君臨するビービー・レクサとコラボレーションを果たし、Martin Garrixは「In The Name Of Love」をリリースする。ビービーレクサの歌声が曲全体のフックになっていて耳に残り、トラックも特徴的な音に仕上げながらも、落ち着いたスローテンポなので聴きやすい一曲だ。EDMに興味のない方でも聴きやすく、斬新な爽快感を味わうことができるだろう。
世界トップDJへと成長したMartin Garrix
新曲をリリースするにつれて人気を集めてきたMartin Garrixは、2016年のDJ MAG TOP 100 DJsでついに世界NO.1DJに輝いた。さらに翌年の2017年度でも2年連続で1位に輝き、その成功と人気を不動のものにした。そして2018年には、平昌オリンピック閉会式でプレイするという名誉まで手にした。EDM界のすべてを手に入れたMartin Garrixは、まだ20代になったばかりだ。これからもバリバリの現役活動が続いていく。今後も天才的DJとして精力的に名曲をリリースし続けて、類まれな才能と若いエネルギーで世界を盛り上げて欲しい。
Photo:https://www.facebook.com/pg/martin.garrix/photos
Written by 編集部