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超名門クラブのオーナーが10年に一度の逸材と評価。Marino Canalのメロディックテクノは何が違うのか ?

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PHOTO: Marino Canal Facebook
Adam Beyer、Joris Voornらも賞賛するMarino Canalが来日公演を行う。代表曲「Home」を始め、メロディック・テクノシーンで絶大な人気を誇る彼の楽曲やDJミックスなどその魅力を特集!
2024/08/07 19:30
Jun Fukunaga
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※2024年8月16日11:00追記
Marino Canalは搭乗予定のフライトがキャンセルになったため、ZEROTOKYOでの来日イベントは中止となりました。
チケットの払い戻し等、詳細はZEROTOKYOの公式サイトをご確認ください。

***

スペイン発、世界を踊らせるメロディック・テクノに注目!

スペイン・マラガ出身のプロデューサー/DJ、Marino Canal(マリノ・カナル)は、メロディック・テクノ/ハウスシーンはもちろん、エレクトロニック・ミュージックの世界で最もユニークなサウンドスケープを作り上げる才能を持つ稀有な存在だ。これまでにAdam Beyer(アダム・ベイヤー)、Adriatique(アドリアティーク)、Joris Voorn(ヨリス・ヴォーン)、Pan-Pot(パンポット)といったクラブシーンのレジェンドたちから賞賛を受けている。また、Tomorrowland、ロンドンのPrintworks、アムステルダムのShelter、バルセロナのPacha、イビサのHïなど、世界で最も注目されるクラブやフェスティバルで賞賛されるセットをプレイしてきた。

Marino Canalがヒット曲に辿り着くまでの道のり

子供の頃から、両親に連れられてレイヴに遊びに行く幼少期を過ごしたMarino Canal。ピアノも学び、両親の影響で幅広いジャンルの音楽に触れていた。そのことから、将来の職業としてミュージシャンに憧れを持つ。大学時代は母国スペインを離れ、アメリカに留学。そこでレコーディング・アートを学んだのち、ミュージシャンを目指し、かねてから大ファンだったRichie Hawtin(リッチー・ホゥティン)の下で働きたいという理由でベルリンに移住。パートタイムで働きながら、音楽制作に打ち込んだ。しかし、ダンスミュージックの聖地であり、ミュージシャンの競争が激しいベルリンでは自分の才能の芽が出ないと考え、スペインに帰国。地元マラガで音楽制作に専念することを決めたとCPH DEEPのインタビューで述べている。

活動拠点をマラガに移したのち、2014年にロンドンを拠点に活動するNicole Moudaber(ニコール・ムダベル)主宰レーベル、MOODから『Percolate』をリリース。2016年には、同レーベルからデビューアルバム『Over Under』を発表している。

さらに2018年には、自身が手掛けたJeremy Olander(ジェレミー・オーランダー)の「Caravelle」のリミックスが、Spotifyで100万回再生を突破。2019年には、Siameseから『A Fire In The Sun』のほか、VivrantからBeatportチャート1位を獲得したヒット作『Vangelis Dreams』をリリースし、ヒットメイカーとしての地位を確立した。

2020年には、Adriatique、Delhia De Franceとのコラボ曲「Home」をリリースする。同曲はBBC Radio 1のPete Tongが「Essential New Tune」にも選出。Beatportでは総合チャート1位を複数週連続で獲得したほか、現在までにApple Music、Spotify、YouTube Musicで1,600万回以上のストリーミングを記録しており、Marino Canalの代表曲のひとつとなっている。

また、その後もAdriatiqueとは「All I Ever Wanted」(2022年)や「Desire」(2023年)でコラボ。いずれもメロディック・テクノシーンを賑わせるヒット曲となった。

そして、2023年にAfter Lifeからリリースされ、同レーベルのショーケースのピークタイムを構成するモンスタートラックとなった「Independence」も必聴だ。

レジェンド達からの影響が感じられるパーカッションサウンド

“オーガニック” 、“ヒプノティック” 、“メランコリック”などと評されるMarino Canalの音楽性は、Brian Eno(ブライアン・イーノ)、Philip Glass(フィリップ・グラス)、John Cage(ジョン・ケージア)、Steve Reich(スティーブ・ライヒ)といったミニマルミュージックのレジェンドたちの影響を感じさせるという評価もある。

その要素として挙げられるのが、楽曲におけるシンプルかつミニマルなパーカッション使いだ。Marino Canalの楽曲は一般的なメロディック・テクノ/ハウスの楽曲と比べて、パーカッションがシンプルなものが多く、その分メロディーラインが際立っている。こうした特徴が見て取れるのが、先述の「Home」だ。

超名門クラブのオーナーも認めるDJプレイ

DJ MagのYouTubeチャンネルで公開されている彼のDJセット「Marino Canal Mesmerising DJ Set From The Ruins Of Acinipo」は、「Curious Eyes」や「Radiance」など自身の楽曲を中心に構成。テクノ由来のヒプノティックな雰囲気の楽曲だけではなく、メランコリックな雰囲気の楽曲も巧みに繋いでいる。

Marino Canalの実力に関しては、ロンドンの有名クラブ、fabricのオーナーであるKeith Rileyが、「私たちは今、世界で最も才能のあるDJにすぐにアクセスできる世界に住んでいる。しかし、10年に1度くらいは誰かの曲を聴くと、何か特別なことが起こっていることがわかる。Marinoはそんな誰かだと思っている」と高評価。

そんなMarino CanalのDJプレイをここ日本で体感できるのが2024年8月16日(金)に東京・ZEROTOKYOにて開催されるイベント「Marino Canal in ZEROTOKYO」だ。ダンスミュージックファンは見逃せない一夜になりそう。気になった人はぜひ会場に足を運んでみてはいかがだろうか?

【イベント情報】

※開催中止
2024.8.16(金) Marino Canal in ZEROTOKYO
@ZEROTOKYO
OPEN 23:00
HP:https://zerotokyo.jp/event/marino-canal-in-zerotokyo0816/
DOOR:¥3,500-
FASTPASS TICKET:¥3,000-(優先入場・入場料金含む)
【ZAIKO】https://zerotokyo.zaiko.io/e/marino-canal-in-zerotokyo0816

【Z HALL】
Marino Canal

VJ:H2KGRAPHICS

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