音楽の知識ゼロ、どん底の人生から図書館とGarageBandで立ち直ったインスピレーショナルな話

薬物依存だった青年が図書館の無料レッスンとガレージバンドをきっかけにプロデューサーになったのは、亡き親友への忘れられない想いがあった!!
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2018.04.11 12:00

図書館とGarageBandで救われた音楽プロデューサーの話


「何がしたいのかわからなかった。自分を見失っていてドラッグに染まり、刑務所にも入っていた」


アメリカ・ニューヨーク州に住む32歳のMarcus Suraci(マーカス・スラーシ)は数年前に親友の「チャーリー」を亡くし、さらにドラッグが原因で2年間の刑務所生活を送っていた。


しかし2017年の夏、Marcusに転機が訪れた。自分の人生の目標を見つけるために、近所の図書館で開催される無料レッスンをひたすら受講し始めた。もともと知識に乏しかった彼はあらゆるレッスンをスポンジのように吸収していったという。


その中には音楽編集ソフト「GarageBand」(ガレージバンド)のレッスンがあり、使い方を覚えた彼はすぐにビートメイキングを始めた!!





音楽プロデューサーだった親友への想い

ニュースメディアThe Daily Orangeに語ったマーカスは、楽器すら演奏したことのなかったが、音楽に没頭し始めた理由は、亡くなったチャーリーが音楽プロデューサーだった事もあった!!


マーカスの母親は「マーカスは亡くなったチャーリーの気持ちを知りたいがため、家に行き、彼の音楽を聴き漁っていた」と当時の事を話している。マーカス自身、チャーリーとの思い出を忘れないがために、音楽の道に入り込んでいったと語っている。


彼の作り出すヒップホップ、ハウスミュージック、エレクトロニックの要素を織り交ぜたユニークなサウンドはミルウォーキーのレーベル「NiceFM」の目にとまり、リリース契約する事となった!! その後レーベルはすぐに彼のデビューアルバム『Eyes to the Sky』のリリースが決まり、アーティストとのコラボレーションを開始。2017年11月にリリースされたのだ。


現在マーカスの曲はSpotify、iTunes、BandCamp、SoundCloudなどのストリーミングサイトで聴く事ができる。マーカスのプロデューサーネーム「King Makis」で検索してみて欲しい!!





アメリカの図書館

マーカスのように無料レッスンを受けることはアメリカの図書館ではスタンダードとなっている。


パソコン教室から就職指導、移民向けのビザ取得講習や英会話レッスンなど、どれも無料または格安で受講する事ができるため、日本の図書館よりも年齢層の幅が広く、需要が高い公共の場なのだ。


また図書館によっては、コンサートやクリスマス会なども主催するところもある。数ヶ月の旅行でアメリカを訪れる人で英語に自信がなければ、英会話のレッスンを受講してみるのもいいかもしれない!!



現在マーカスは自分が助けられた図書館に恩返しがしたいと、ボランティアで勤め、彼が学んできた音楽の知識をクラスで教えている。「僕のような気持ちを持っていた人に目標を持つきっかけになりたい」と話すマーカスはプロデューサーとしても2枚目のアルバムを制作中との事で、今後も楽しみだ!!




参照:

https://www.thefix.com/how-one-man-used-music-aid-his-recovery

http://dailyorange.com/2018/01/syracuse-music-producer-uses-public-library-space-jumpstart-music-career/


Written by #BsideNews

Photo: visualhunttwitterfacebook

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