2017年に発表したアルバム『The Space Between』が好調なMajid Jordanの歴史を紹介

2013年に登場したR&Bデュオ
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2020.03.09 08:03

2013年に登場したR&Bデュオ


2013年に音楽シーンに彗星のごとく登場してから、Majid Jordan(マジッド・ジョーダン)というデュオは、快進撃を続けてきた。そして『The Space Between』というアルバムのヒットにより、その地位を確かなものとする。そんな、彼らが結成から一体どんな道を歩んできたのかを紹介する。



Majid Jordanの結成からOVO Soundとの契約まで


Majid Jordanはカナダで結成されたR&Bデュオである。メンバーは両方とも男性で、1990年10月22日生まれでバーレーン出身・英国育ちのMajid Al Maskati(マジッド・アル・マスカーティ)と、1993年9月8日生まれでカナダのトロント出身のJordan Ullman(ジョーダン・ウールマン)から成る。2人とも長身のイケメンで、ビジュアルの良さでも話題になってきた。Majid Jordanというユニット名は、2人のファーストネームに由来する。役割としてはMajid Al MaskatiがボーカルでJordan Ullmanがプロデューサーを務めており、曲作りに関しては2人の共作という形をとっている。


2人は共にトロント大学の学生であったものの、途中までは面識がなかった。しかしトロントのバーで開催されたMajid Al Maskatiの誕生日パーティーにて出会い、その後意気投合して2011年にMajid Jordanというデュオを結成する。そして平日は大学で学業に専念し、週末はJordan Ullmanの寮に集まって音源制作をするという日々が始まった。完成したシングル「Hold Tight」やEP『Afterhours』といった音源をSoundCloudという音声共有サービスにて公開すると、大きな出来事が起こる。それは、EP『Afterhours』の音源がトロントを拠点として活動する世界的なラッパー・Drake(ドレイク)から高く評価されたという事だ。この出来事がきっかけでMajid Jordanはドレイクが設立した自身のレーベル『OVO Sound』との契約する事に成功した。



2013年にDrakeの作品に参加して一躍脚光を浴びる


Drakeに気に入られてOVO Soundに加入したMajid Jordanには、早速大きなチャンスがやって来た。2013年にリリースされたドレイクのシングル作品「Hold On, We're Going」に参加したところ、この作品が世界中で大ヒットを記録する。具体的には全米R&Bチャート第1位・総合チャート第4位を獲得したほか、地元のカナダや英国、オーストラリアといった英連邦系の国でもTOP10入りを果たした。なおDrakeの完全なソロ名義ではなく、"Drake featuring Majid Jordan"名義のシングルとしてリリースされたため、これによって一気に知名度が向上する。


その後、彼らはMajid Jordan名義で発売する作品の制作期間に入り、まず2014年7月に「A Place Like This」でシングルデビューした。ファーストシングル発売の10日後には5曲入りファーストEP『A Place Like This』をリリースし、この作品がアメリカのR&Bチャートにて第19位を獲得する。2014年末から2015年初頭にかけてはファーストEPより2つの曲をシングルカットし、『A Place Like This』はロングヒットを記録した。


その勢いのまま今度はファーストフルアルバムの制作期間に入り、まずは2015年夏にDrakeをゲストに迎えた第1弾先行シングル「My Love」を発表する。年末には第2弾先行シングルをリリースし、年明けの2016年2月5日にはファン待望のファーストアルバム『Majid Jordan』を遂に世に送り出した。するとこのアルバムは全米R&Bチャートにて第6位にランクインしたほか英国・カナダ等でもスマッシュヒットし、Majid Jordanは大ブレイクを果たす。


その後ライブツアーを経て今度はセカンドアルバム『The Space Between』の制作期間に突入する。



2017年発表の『The Space Between』によりさらに評価が高まる


2016年の途中からセカンドアルバムの制作をスタートさせたMajid Jordanは、まず2017年4月に第1弾先行シングルを発表した。その後6月、8月、10月にも先行シングルをリリースしたが、その中でもPartyNextDoor(パーティネクストドア)というラッパーをゲストに迎えた「One I Want」は高い売り上げを記録する。そういった背景の中で、第4弾先行シングル発売の8日後には1年8か月ぶりのフルアルバム『The Space Between』をリリースした。するとこの『The Space Between』はファーストアルバム同様に世界中で大ヒットし、世界のラップミュージック界における地位を確固たるものとする。年が明けて2018年に入ってからは『The Space Between』収録曲を中心としたツアーを敢行して成功させた。


『The Space Between Tour』と題した2018年開催のツアー終了後はしばらく休養期間に入ったが、2019年には活動を再開させる。そして「Caught Up」「Superstar」と立て続けにシングル曲をヒットさせており、ファンの間ではサードアルバムに対する期待がどんどん高まっている状態だ。



Majid Jordanの人気曲とは?


最後にたくさんあるMajid Jordanの作品の中で、どれから聴き始めたらよいか悩む人のために人気がある曲を幾つか紹介する。Majid Jordan名義の作品の中で言うと、2017年に発売してセカンドアルバムの売上にも大きく貢献した「One I Want」の人気が特に高い。彼らのYouTube公式チャンネルでは2017年夏に公式MVが公開されてから約1000万回も映像が再生されており、ファンからはたくさんの絶賛コメントが寄せられている。またDrakeをゲストに迎えた2015年のシングル「My Love」も、「One I Want」と並んで高く評価されている。その他、他人名義の曲の中で言うと、ブレイクのきっかけとなったDrakeのシングル「Hold On, We're Going Home」が圧倒的な人気を誇る。




written by 編集部


photo: https://shop.ovosound.com/artists/majid-jordan.html


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