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LAビートミュージック界を代表する名物イベント「Low End Theory」が終了宣言

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2006年から12年間に渡り、シーンを牽引してきたイベントがその幕を8月に下ろすことを発表した。
2018/06/08 02:00
admin
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ヒップホップ、アブストラクトなどLAビートミュージックシーンの最先端を牽引してきたイベント「Low End Theory」が今夏をもって終了することを発表した。 

名物イベント「Low End Theory」が今年8月に終了 

 終了の報告は、イベントの公式InstagramなどSNSで行われ、それによると同イベントは、投稿が行われた時点で本拠地LAでのイベントは残すところたった10回となり、今年の8月8日をもって終了とのこと。

日本でも定期的に開催されてきたLow End Theory 

Low End Theoryは、2006年からLAのクラブ「Airliner」で毎週水曜日に開催されており、その開催回数は600回にも及ぶロングランイベントだ。また本拠地のLA以外にサンフランシスコやニューヨーク、ヨーロッパ、さらには東京、大阪などで定期的に開催されているため、日本でも知名度が高い。

イベントのレジデントDJは、主宰者でLAビートシーンの名レーベル「Alpha Pup Records」を運営するDaddy Kevのほか、DJ Nobody、D-Stylesらが務めており、3人は今年1月にも来日。東京で行われたイベントではFlying Lotus主宰レーベル「Brainfeeder」などからリリースするLAのビートメイカーのTeebsのほか、国内からはSeiho、Daisuke Tanabe、Fumitaka Tamura aka Bunら、本家LAのイベントでも観客を沸かせたワールドクラスのビートメイカーたちが参加していたことも記憶に新しい。

また現在アメリカツアー中のSeihoは自身のTwitterでその最後残り10回となった同イベントに出演することについて、「ツアー中は本当に自分とは何か、自分の音楽とは何かについて考えさせられる。ふんどし締め直すぞ!!」と意気込みを語っている。


本国ではFlying LotusやThom Yorke、Erykah Baduらもプレイ 

また本国のイベントではDaddy KevのAlpha Pup Recordsとは協力関係にある先述のBrainfeederのFlying Lotus、Daedelus、Nosaj Thingら世界にその名を轟かせる先鋭的なビートメイカーが定期的にプレイ。そのほかRadioheadのシンガーのThom Yorke、Erykah Badu、そしてJames Blakeといった音楽シーンの超大物たちがこれまでにゲストアーティストとして出演している。

12年にも渡りビートミュージックシーンの顔役だったLow End Theoryが終了するのは非常に悲しい。特に世界的にも広く知られるイベントながら日本でも定期的に開催されていたため、ビートミュージックが好きな日本の音楽ファンにとってはその想いはひとしおだろう。その歴史の幕が閉じる前にもう1度日本でもイベントを開催してほしいものだ。

written by Jun Fukunaga

source:

https://pitchfork.com/news/influential-dj-night-low-end-theory-coming-to-an-end/

http://www.contacttokyo.com/schedule/low-end-theory-japan/

photo:

Low End Theory Facebook

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