クラシックギターの音色に癒される! 青葉市子のライブに行こう

クラシックギターと共に数多くのライブを重ねる
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2020.02.17 01:00

クラシックギターと共に数多くのライブを重ねる


青葉市子(あおば・いちこ)というアーティストをご存知だろうか。彼女はクラシックギターを片手に、作詞作曲も手がける注目のシンガーソングライターだ。デビュー以来、国内外で数多くのライブもこなしている。もしかしたら名前を知らずとも、CMなどでその声を耳にしたことがあるかもしれない。



青葉市子のデビューから今まで


青葉市子のバイオグラフィーをたどってみよう。彼女は1990年1月28日生まれ。千葉の浦安市で生まれるが、育ちは京都府。初めてクラシックギターを弾いたのは17歳の時だった。2010年に19歳でファーストアルバム『剃刀乙女』をリリースしデビュー。その後は作品やライブで、細野晴臣、坂本龍一、小山田圭吾など、名だたるメンバーと共演。マヒトゥー・ザ・ピーポーとの「NUUAMM」というユニット名でも活躍している。その他、舞台に携わったり、声優、ナレーション、執筆活動など、多彩なアーティスト活動にいそしんでいる。このようにシンガーソングライター以外の活動も目覚ましい、多彩なアーティストだ。


青葉市子個人としては2018年に、台湾・タイ・マレーシア・シンガポール・香港を回る、自身3回目のアジアツアーを開催した。2018年10月に6枚目のアルバムをリリースし、その後全国30ヶ所、2019年にはEU4ヶ国でライブを行う。クラシックギターを手に国内のみならず、世界を駆け回る精力的なアーティスト活動を行っている。




実はあの曲も? 青葉市子が手掛けたCM曲


その透き通った声は、実に耳馴染みがよく、多くのCMに使われている。2019年で言えば、任天堂『ゼルダの伝説夢を見る島』で歌とナレーションを担当している。冒険要素の強いゲームのCMにも関わらず、その切なく少し郷愁を帯びた歌。「ゼルダの伝説歌」で検索すると、たくさんの方々の興味を引いたことが分かる。ちなみに、使われた曲は「かぜのさかなのうた」。青葉市子さんの歌を聞いてみたい方は、この曲から耳にしてみるのもいい。ゼクシィの2019−2020「花嫁の歌」篇にも、彼女の歌が使用されており、結婚前の花嫁の静かな決意を、クラシックギターの音色と共に優しく歌い上げている。どこか懐かしく、心に染みる歌声だ。強烈なインパクトがあるわけではないのに、心にすっと入ってくる。CMで流れたら、ふと画面を確認したくなる。そんな心地よい威力がある。



インタビューから見る青葉市子の世界観


青葉市子の歌を聞いていると、その柔らかな世界観はどのように作られているのか、という点に非常に興味が湧く。青葉市子が5枚目のアルバム『マホロボシヤ』をリリースした時のインタビューから、彼女の曲作りを垣間見ることができる。彼女は日常の自らが体験したこと元に、歌詞から作るらしい。そして「もう私のものではなくなっていく」というお別れの気持ちを込めて、作りだすとのこと。「『この気持ちわかって』という強い主張はないので、誰かの歌になっていけばいい」と。その言葉になるほどと思う。だから彼女の声とクラシックギターの優しい音色は、ただそこにいつもあるような雰囲気を孕んでいるのだろう。押し付けがましさはなく、自分が自分でいられるような感覚に包まれる。


また、大貫妙子との対談も参考になる。そこで青葉市子は、昔は音楽に対するこだわりのようなものはなく、「ジブリの映画音楽とか、自分が迎えに行かなくても入ってくるもの」を聴いていたと語っている。彼女は山田庵巳に師事していると公言していて、インタビューの中では「師匠」と呼んでいる。その先生に教えてもらってからいろいろな音楽を知り、吸収していくようになったとのことだ。恐らく映画音楽のように聞こうとせずともすっと入ってくる雰囲気は、今の彼女の曲の中にも潜んでいるように思う。しかし、彼女のアーティスト活動の中で様々な感性に出会い青葉市子らしさが加わって、今の絶妙な世界観になったのではないかと想像する。彼女は若くしてデビューしたが、才能だけではなく、心に感じたものを受け入れるしなやかな感性を持っている。だからこそ歌以外のアーティスト活動にも熱心で、それぞれの分野から受ける影響で、彼女の歌に対する世界観はまた成長していっているのではないだろうか。




まずは動画をチェック! そしてライブで青葉市子の声に包まれよう


百聞は一見にしかず。彼女の歌う「月の丘」という歌のMVがYouTubeでもチェックできる。ぜひ、静かな夜に見て聴いてもらいたい。クラシックギターの音色がただただ優しく、澄んだ歌声は伸びやかにじんわりと広がる。ギターのリズムが一定に流れ、心に落ち着きをもたらしてくれそうだ。今日疲れたな、という一日の最後に聞けば、穏やかな気分になること請け合いだ。そしてこの曲を野外ライブで歌っている動画もある。クラシックギターにのせて、静かな語り口調から始まる。けれども後半には高音域の澄んだファルセットが野外会場に響く。ライブの観客が、美しい歌声にとギターに聞き入っている様子が分かる。彼女の声は、生で聴きたいところだ。彼女のライブには1人の穏やかな時間を過ごすためにも、大事な人との大切な時間を過ごすためにも行く価値があると思う。そしてその後は柔らかな余韻に浸れる事だろう。青葉市子の今後スケジュールは、彼女の公式HPにて確認できる。


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written by 編集部


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