「Gucci Gang」が話題沸騰、社会問題化したLil Pumpが新曲「Designer」を発表

Zaytovenがプロデュース。大ヒットした前作のMVに関するネタもサンプリング
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2017.12.28 04:00

2017年のヒップホップシーンで大ヒットとなったトラック「Gucci Gang」。2000年生まれで、SoundCloud中心の活動から、注目度が右肩上がりの若手ラッパー、Lil Pump(リル・パンプ)が新曲「Designer」を公開した。  


リル・パンプが以前SNSで一部公開していた


「Designer」のプロデュースは、Migos(ミーゴス)、Lil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、Gucci Mane(グッチ・メイン)ら人気ラッパーたちをこれまで手がけてきたZaytoven。10月末にLil Pump自身が曲の一部をSNSで自分からリークし、その存在が明らかになっていた曲だ。


ドープでヘヴィーなビートが際立つトラックの上に、Lil Pumpは金と名声、女、ドラッグについてラップしている。コーラス部分では繰り返される「I got fast cars, bad bitches and designer clothes」というリリックが印象的だ。 


「Gucci Gang」も、キャッチーなフレーズが印象的な2分ちょっとのトラックで、「Designer」も2分半ほど。同じフレーズを連呼する彼のスタイルが楽曲では定着しつつある。




トラブルになった「Gucci Gang」がネタに  


また曲の冒頭ではサンプリングされた「Gucci Gang」のMVが起こしたトラブルについて報じるニュース番組の音声が使用されている。それは「Gucci Gang」が、あまりにもインモラルな内容だったという指摘だ。


撮影は許可を得た上でロサンゼルスの大司教区が管理するカトリックの小学校で行われたが、実際のMVにはドラッグカクテル、未成年の飲酒、大量のマリファナが登場。学校の教師にマリファナをぶつけるようなシーンがあったことが、のちに明らかになったため、教区が問題として捉え社会問題に発展していったのだった。


そんな世間の指摘やトラブルも、Lil PumpのようなSNSで自身をミーム化し人気を獲得している若手ラッパーにとっては美味しいネタだ。



2017年はSNSでバイラル化する投稿を行うことで注目を高め、爆発的な人気を獲得する若手ラッパーが目立った1年だった。その代表格であるLil Pumpは、現在はメジャーレーベルのワーナー・ブラザーズ・レコードと契約し、さらなる人気獲得のためにSNS専門プロモーション部隊まで導入するという。


ただ、一部では彼らのような若手ラッパーは一発屋で終わると危惧され、2018年には姿を消すとも言われている。果たしてLil Pumpは人気を維持するのか? その動向にも注目が集まりそうだ。 


なお、「Designer」はこちらのリンク先でチェック!  


参考: 

http://pigeonsandplanes.com/music/2017/12/lil-pump-new-song-designer-zaytoven 

https://www.tmz.com/2017/12/08/lil-pumps-gucci-gang-video-pissed-off-archdiocese-la/ 

https://genius.com/Lil-pump-designer-lyrics


Written by Jun Fukunaga 

Photo: Lil Pump Facebook 

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