Drakeともコラボしたシカゴのラッパー、Lil Durkがニューアルバム『The Voice』をリリース

Young Thug、6LACK、King Vonらが参加。注目トラック、キャリアも合わせて紹介。
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2020.12.25 06:30

8月にはDrake(ドレイク)のシングル「Laugh Now Cry Later」にも参加していたシカゴ出身のラッパー、Lil Durkがニューアルバム『The Voice』をリリースした。アルバムにはTravis Scott(トラヴィス・スコット)の「Franchise」に参加していたYoung Thug(ヤング・サグ)、アトランタ出身の6LACK(ブラック)、Lil Durkと同郷で11月に亡くなってしまったKing Von(キング・ヴォン)らが参加している。近年ではアルバムのリリースは金曜日と相場が決まっているが、1日早く、さらにリリースと同じ週にはシングル「Backdoor」をリリースしたばかりだった。






Lil Durkのキャリア


若くしてMy SpaceやYouTubeで自身のファンベースを築き始めたLil Durkは2011年よりラップに真剣に向かいあい、2013年にリリースした「Dis Ain't What U Want」のストリートヒットにより名門レーベル「Def Jam」と契約を結びに至った。同じく2013年にリリースしたミックステープ『Signed to the Streets』はRolling Stone誌によるその年のベストミックステープで8位に選ばれ、2014年に新人ラッパーの登竜門として有名なXXL誌による「2014 XXL Freshmen Class」にも選ばれ着実にステップアップしていった。


2018年に所属していたDef Jamを離れると、活動がより活発になり2019年にリリースした4枚目のアルバム『Love Songs 4 the Streets 2』は全米4位に、2020年5月にリリースしたアルバムは全米2位となり、同年8月にDrakeのシングル「Laugh Now Cry Later」に参加したことでその地位を確固たるものにした。今回リリースされたアルバム『The Voice』は 2020年2枚目のアルバムとなり、その制作ペースも早いハングリーなラッパーの1人だ。




注目トラックはこちら!!


アルバムでは曲の順番も出来を大きく左右するが、『The Voice』では特に以下の3曲の流れが素晴らしいと感じる。まずはアルバムリリースと同じ週にリリースされMVも公開された「Backdoor」。この曲は同郷であり幼馴染の関係でもあったKing Vonに向けたトリビュートとなっていて、悲しげなビートの上でストリートの哀愁漂うラップを聴かせてくれる。「Backdoor」の後に続くのがKing Vonが参加した「Still Trappin'」というのもストーリーのある流れだ。



その後にはYoung Thug、6LACKが参加し、アルバムに先駆けてリリースされていた「Stay Down」が続く。元々は「No Cap」というタイトルで、リリックにも「No Cap」と出てくるがこれは今年に入って多くのラッパーが使うようになったスラング。帽子を取って誠意を示す態度を言葉にしたもので、意味としては「本気で/嘘じゃない」となる。今では逆に「Cap」のみで「嘘」という意味になるので覚えておこう!! 来年も多くの曲で聴くスラングなはず。



King Vonの死を乗り越えてリリースした『The Voice』。Drakeとの「Laugh Now Cry Later」と合わせてチェックしておこう。




written by BsideNews


source

https://pitchfork.com/news/lil-durk-releases-new-album-the-voice-listen/

https://en.wikipedia.org/wiki/Lil_Durk


photo

https://www.facebook.com/lildurk/photos/2827151527299921




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