Lauryn Hillはなぜセカンドアルバムを作らなかったのか。自らその理由を語る

『The Miseducation of Lauryn Hill』は2020年のローリング・ストーン誌による「グレイテスト・アルバム500」で10位にランクイン。
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2021.01.12 02:00

2020年に来日を予定していたが、延期が重なり2021年9月に来日公演が予定されているLauryn Hill(ローリン・ヒル)。R&Bやヒップホップを普段聴かないリスナーでもその名前を多く目にしたことがあると思うが、そんな彼女はソロとしてたった1枚のアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』しかリリースしていない。


ローリング・ストーン誌による2020年版「オールタイム・グレイテスト・アルバム500」で10位にランクインした名作を世に出しながらも、その後は数曲のリリースに留まってしまった。なぜグラミー賞まで獲得したアーティストにも関わらず、セカンドアルバムのリリースに至らなかったのか、その理由を彼女自身が明かしている。






アルバムリリース後の変化


「レーベルからは次のアルバムについて一度も話はなかったわ。一度もよ。」


とレーベルとの関係性も上手くいってなかったことを話したLauryn Hillは、続けてデビューアルバムのリリース前と後の環境の変化についても話している。


「『The Miseducation of Lauryn Hill』では多くの場面で私は自由に表現することができたけど、リリース後は業界内の政治、押し付けるようなテーマ、過剰な期待、妨害してくる人がどこにでも存在していたの。」


所属していたグループ、The Fugees(ザ・フージーズ)の経験を提げ、待望のソロデビューをこれ以上ない形で成功させたLauryn Hillに襲いかかった辛い現実。リリース後の彼女が精神的に不安定な時期を過ごしていたのも理解できる。




自らのレガシー


もちろんセカンドアルバムについて本人が否定的だったわけではないだろう。Lauryn Hil自身も「違うやり方があると言われたこともある」と話している。しかし彼女にとって“違うやり方”によって意図しない作品であったり、愛情や情熱の無いアルバムを作ろうとは思わなかったようだ。


彼女は『The Miseducation of Lauryn Hill』について、“アルバムで表現したメッセージには当時バカにされたものもあったが、新しいスタンダードを生み出した作品”だと捉えている。もしかすると自ら作り上げた作品のレガシーは、自分で越えることも難しいほどに大きなものだったのかもしれない。



20年以上が経っても不朽の名作と言われるアルバム『The Miseducation of Lauryn Hill』を作り出したLauryn Hill。20周年を記念した特別来日公演は再延期となり、振替公演は2021年9月9日(木)に東京ガーデンシアターで行われる予定だ。


https://www.mslaurynhilljapan.com/




written by BsideNews


source

https://www.complex.com/music/2021/01/lauryn-hill-explains-why-she-never-made-another-album


photo

https://www.facebook.com/mslaurynhill/photos/2434460773248257




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