EDMやTrap制作に最適! コルグの最新iOSアプリ「ELECTRIBE Wave」はココがすごい!

斬新な音作りに定評があるWave Tableや指1本でコードをならせるなど音楽制作の即戦力機能が満載になっている。
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2018.08.29 11:00

楽器メーカーのコルグが、最新のiOSアプリ「ELECTRIBE Wave」をリリースした。  


モダンエレクトリックミュージック制作に最適的なiOSアプリ「ELECTRIBE Wave」 


コルグは、これまでにも1981年にリリースされたヴィンテージアナログシンセ「Mono/Poly」をエミュレートしたiOS版「iMono/Poly」などを発表してきたが、今回の最新アプリは、ヴィンテージサウンドよりもモダンなエレクトリックミュージック制作にフォーカスした内容になっている。




EDM系プロデューサーの間で人気のWave Table搭載  


ELECTRIBE Waveの特徴は、まず最新の音楽シーンで多く使用されているWave Tableを搭載している点だ。Wave Table搭載型のシンセといえば、これまで特にEDM系プロデューサーたちの間で人気を集めていたソフトシンセ「SERUM」や、Ableton Live 10から使用可能になったプラグイン「Wavetable」が有名。それらのシンセ同様、ELECTRIBE Waveでも音の要素となる短い波形の断片を繰り返し再生させたり、再生中に波形をポジションを変更することが可能になっており、プリセットの豊富なWave Tableと、強力なフィルター、2基搭載されたモジュレーションを組み合わせることで、斬新で鋭く攻めたサウンドを無限に創り出すことができる。




コードを指1本で鳴らすことができるコードパッドに注目  


そして、個人的にこれは特に音楽制作初心者にとってありがたいなと感じた部分が、コードを指1本で鳴らすことができるコードパッド。コルグの公式サイトによると「Fetch」機能を使えば、制作中の曲からコードを自動的に抽出しパッドにアサインできるため、制作スピードを格段にアップすることが可能とのこと。コードを打ち込むことは音楽制作初心者がまず最初につまずく部分だと思うので、この機能は本当に心強いと感じる。この機能ではお気に入りのコードを自分でアサインし、保存することも可能。さらにアルペジエーターを使って、新たなフレーズを生み出すこともできるとのこと。




作成したパターンを並べて様々な展開を作り出すソングモード  


また楽曲制作の作業スピードを劇的に早めてくれそうなのが、作成したパターンを順番に並べるだけで、曲として様々な展開を作り出すことができるソングモードだ。これにより、基本的にELECTRIBE Waveさえあれば、1台で楽曲制作が完結する仕様になっていることは見逃せない。しかも、制作したパターン、曲などのオーディオファイルはエクスポート可能になっているため、最終的にLogic、Ableton LiveなどDAWで編集するなどして、よりクオリティが高い作品に仕上げることができるのもトラックメイカー的にはありがたいはず。  


日本人プロデューサーFellsiusがPVに登場  


なお、公開されているELECTRIBE WaveのPVで使用されているデモ曲のプロデュースは、日本人トラックメイカーのFellsiusが担当しており、動画では本人が同機を使ってパフォーマンスする姿もフィーチャーされている。


現在、販売価格は2400円となっており、iOS App Storeにて購入可能だ。EDM、フューチャーベース、トラップといったモダンエレクトリックミュージック制作に取り組んでいるクリエーターは是非購入を検討されたし! 


written by Jun Fukunaga

source:

https://www.korg.com/jp/products/software/electribe_wave/


photo: Korg

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