Jay-Z、50Cent、NasらベテランからJoey Bada$$、6ix9ine、Cardi Bまで空位の座につくべきなのは誰か‼︎ そしてその資格とは

<h3>ヒップホップにおける”ナンバーワンイズム”</h3>
<p>ビーフに象徴されるように、競争心はヒップホップの文化の特徴だ。</p>
<p></p>
<p>"King Of NY" この称号はヒップホップ誕生の土地で昔から議論される一種の”ネタ” ではあるが、だからといって誰もが名乗ることを許されるものでもない。今回この議論のきっかけを作ったのはブルックリン出身の6ix9ine（シックスナイン）。</p>
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<p>レインボーカラーに染めた髪の毛が特長的なアルバムをリリースしたばかりの彼がTwitterでつぶやいた「I AM THE ? OF NEW YORK」が発端となり、ファンの間だけでなく、アーティストの間でもザワつき始めている!!</p>
<blockquote class="twitter-tweet" data-lang="en">
<p lang="en" dir="ltr">I AM THE ? OF NEW YORK</p>
<p>&mdash; TEKA$HI69 (@TEKASHI6IX9lNE) <a href="https://twitter.com/TEKASHI6IX9lNE/status/970789454293159936?ref_src=twsrc%5Etfw">March 5, 2018</a></p></blockquote>
<p><script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></p>
<h4>Kingの条件とは何か</h4>
<p>その言葉の持つ権威とは別に、もしその時1番ホットな曲を出したラッパーが”King” なら、確かに6ix9ineの名前も挙がるだろう。ではCardi B（カーディ・B）はどうか? ニューヨーク出身で彼女ほど他のエリアのラッパーとコラボし、次々とヒット曲を量産しているアーティストは現時点で他にはいないはずだ!! しかしデビューアルバムすらリリースしていない彼女を数々のレジェンド達や、彼女よりキャリアの長いラッパーと比べるのはどうも納得がいかないだろう。</p>
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<p>さらにセールスと共に、どれだけシーンに影響を与えたかも加味されるべきだ。Jay-Zに関して言えばアルバムが講義の参考書として教育に使われるほどの影響力を持つ。もし、6ix9ineの熱狂的なファンが、明日にでも全員が髪の毛をレインボーカラーに染めてきたら6ine9ineの与えた影響は大変なものだが、それでは"King" の安売りもいいところで一朝一夕でできることでは意味がない。</p>
<p><img src="https://img.block.fm/wp-content/uploads/2021/10/55f5593b-baba-48a2-a673-7527568f84c3.jpg" alt=""></p>
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<h4>空位の"King" を目指すのは</h4>
<p>6ine9ineの「オレがニューヨークのキングだ」発言に対して同じくブルックリン出身のJoey Bada$$（ジョーイ・バッドアス）が自身のInstagramにて自分がどれだけ稼いで忙しく働いているかをアピールし、一連のキングトークに静かに物申している。ツアーも行い、フィーチャリングもすればゴーストライターとしても活動するJoey Bada$$の意見は6ix9ineと比べるとより音楽的だと感じる人も多いだろう。「Billy」のビデオで地元を派手に暴れまわる6ix9ineと、激しくはないが確実に曲で人を魅きつけるJoey Bada$$。"King Of NY" をこの2人で争うわけではなくて、誰のアーティスト性がより”King” として相応しいかが問題だ!!</p>
<p><iframe class="instagram-media instagram-media-rendered" id="instagram-embed-0" src="https://www.instagram.com/p/Bf9VkcgFJo2/embed/captioned/?cr=1&amp;v=8&amp;wp=1316#%7B%22ci%22%3A0%2C%22os%22%3A576843.6999999976%7D" allowtransparency="true" frameborder="0" height="1078" data-instgrm-payload-id="instagram-media-payload-0" scrolling="no" style="background: rgb(255, 255, 255); border-radius: 3px; max-width: 658px; width: calc(100% - 2px); box-shadow: none; border: 1px solid rgb(219, 219, 219); display: block; padding: 0px; margin: 0px 0px 12px;"></iframe> <script async="" defer="" src="//www.instagram.com/embed.js"></script></p>
<p>Instagramのurlです</p>
<p>https://www.instagram.com/p/Bf9VkcgFJo2/?utm_source=ig_embed</p>
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<p>移り変わりの激しいこのシーンで玉座に長く座ることは不可能だろう。それでも"King Of NY" の話題になるとJay-Z（ジェイ・Z）DIddy（ディディ）50cent（50セント）Nas（ナズ）らの名前は必ず挙がる。それは彼らが今でも現役であり、バリバリのビジネスマンとしても活躍しているからだと思われがちだが、彼らは若い時からこのトピックの中心にいた!! そんなベテラン勢にとっては過去の話で、今の若いアーティストが”King" の座を求めて論争を繰り広げるのを見ては首を横に振って眺めているのだろう。「Family Feuds」でJay-Zが言うように、ファミリー内（この場合ニューヨーク内）で不和があるうちは誰も"King" の座には就けないのかもしれない。</p>
<p>参照:</p>
<p>https://www.hotnewhiphop.com/does-new-york-city-need-a-king-news.45168.html</p>
<p></p>
<p><strong>Written by #BsideNews</strong></p>
<p><strong>Photo:&nbsp;<a href="http://www.faith-theology.com/2016/08/the-parables-in-rock-songs.html" title="faith-theology" target="faith-theology" rel="noopener">faith-theology</a>,&nbsp;<a href="http://www.wegoplaces.com/6ix9ine-at-the-dome-at-toyota-presents-oakdale-theatre-wallingford-ct-april-29th" title="wegoplaces" target="wegoplaces" rel="noopener">wegoplaces</a></strong></p>


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世代？知名度？セールス？誰が現代の「ニューヨークの王様」を名乗る資格があるか問題が勃発し、ヒップホップ界でアピール合戦に発展

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