水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミがソロ作品『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』を発表!

9年ぶりのソロアルバムを発売した人物
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2020.03.10 14:17

9年ぶりのソロアルバムを発売した人物


水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミは、2019年春に『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』というソロアルバムをリリースした。この『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』という作品は、彼にとって実に9年ぶりのソロ作品という事で大きな注目を集めている。そんなケンモチヒデフミの辿って来た人生や、新作『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』の特徴を紹介する。



ケンモチヒデフミとは?


"水カン"こと水曜日のカンパネラのメンバー兼サウンドプロデューサーとして知られるケンモチヒデフミは、1981年夏に大阪で誕生した。"ケンモチヒデフミ"という名前はアーティストネームではなく、釼持英郁という難しい漢字の本名をカタカナ表記にしたものである。2000年代から地元・大阪にてトラックメーカーとして活動していたが、その頃に東京在住でのちにユニットを組むコムアイら才能の高さを見抜かれる。その後、コムアイが慶応大学に通っていた頃にディレクターのDir.Fを含めた3人で「水曜日のカンパネラ」という奇抜な名前のユニットを結成した。そして、YouTubeを通じて国内ならず海外も対象として活動をはじめたが、最初の数年は拠点を東京に移すことなく大阪で活動していた事で知られる。なお水曜日のカンパネラのメンバーとのやりとりは主にネット経由で行っていた。


ちなみに水曜日のカンパネラとはコムアイのソロプロジェクトに近いところがあり、テレビやライブなどでケンモチとDir.Fは姿を現さない。しかし、2017年夏に行われた伝説の日本武道館ライブではライブのエンディングに揃って姿を現し、ケンモチは癒し系の笑顔で会場に集まったファン達の心を癒した。



2014年以降にコンポーザーとして一躍脚光を浴びる


ケンモチヒデフミとコムアイ、Dir.Fの3人から成る水曜日のカンパネラは、YouTubeの活動と音源リリースにより順調にファン層を広げてきた。そんな水曜日のカンパネラにとって2014年は飛躍の年となる。11月にリリースした4枚目のアルバム『私を鬼ヶ島に連れてって』はオリコンのインディーズWeeklyランキングにて最高位4位を獲得する。さらに、メジャーレーベルからリリースされた作品ではないにもかかわらずオリコン総合ランキングで上位に入り、音楽業界関係者の間で大きな話題となった。


秀作『私を鬼ヶ島に連れてって』の中でも際立って高い評価を受けたのが、「桃太郎」という作品だ。ケンモチヒデフミが作詞・作曲を手掛けたこの曲は、タイトル通り”桃太郎”という日本の昔話のストーリーを題材にしている。昔話に"PCエンジン"や"ファミコン"または"ゲームボーイアドバンス"などケンモチが幼少期の頃に流行ったゲームハードの名前などが登場するのが歌詞の特徴だ。曲調はラップ風で、コムアイの透き通ったハイトーンボイスと、ケンモチが弾くピアノのメロディーやバックで鳴るエレクトリックなサウンドが絶妙にマッチする。全てがパーフェクトに仕上っていると評判のこの曲は、2014年秋に水曜日のカンパネラのYouTube公式チャンネルでミュージックビデオが無料公開されると2015年に入って口コミにて人気に火が付いた。


アルバム並びに「桃太郎」のヒットで一躍知名度が高まった水曜日のカンパネラは、2015年秋に5枚目のアルバム『ジパング』をリリース。こちらの作品も「シャクシャイン」をはじめとしてクオリティの高い曲ばかりが並び、オリコン週間ランキングでは総合11位を獲得した。また、音楽業界の間では、ケンモチヒデフミという新たな天才コンポーザーの誕生に沸き立つ。特にケンモチの事を高く評価してきたのは音楽プロデューサーで東京事変のメンバーとしても知られてきた亀田誠治である。彼は、水曜日のカンパネラのラジオにゲスト出演した際にはケンモチ本人に対して絶賛の言葉を伝え、番組内ではすっかり意気投合していた。その他、音楽評論家やラジオDJの間でもケンモチの圧倒的な能力を絶賛する人が次々に現れ、2015年はケンモチにとって大きな飛躍の年となった。


2016年入ると名曲「鬼が島」の人気は若い世代の間でさらに広まっていき、YouTubeの公式ミュージックビデオの再生回数はどんどん増えていく。その他、全国のラジオ局でもこの曲がヘビーローテーションで流されるようになり、水曜日のカンパネラは幅広い世代から高い注目を集める"時の人"状態になった。2016年末にはフジテレビ系の国民的音楽番組・FNS歌謡祭にてコムアイが「桃太郎」や新曲「アラジン」を歌唱し、若者だけでなくシニア層からの注目まで集め始める。


2017年以降も躍進は続き、2月発売のメジャーファーストアルバムは遂にオリコンアルバムランキングにてTOP10入りを果たした。2017年夏開催の日本武道館ライブは、会場内における動画撮影を自由に行ってよい形にした事は音楽業界にインパクトを与えた事で知られる。



ソロ作品『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』をリリース


そんな国民的アーテイスト、水曜日のカンパネラのケンモチヒデフミは2019年に9年ぶりのソロアルバムを発売した。タイトルは『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』といい、全10曲入りである。ボーカルが入っている曲も存在するが、ケンモチが歌唱しているわけではない。サウンドについては水曜日のカンパネラの楽曲にて披露している音楽そのままという感じで、『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』は水カンはファンなら誰もが気にいるような作品に仕上がっている。YouTube公式チャンネルでは『沸騰 沸く ~FOOTWORK~』収録の各曲を無料で聴く事ができるが、再生回数が圧倒的に多いのが8曲目の「Fight Club」という作品だ。ポップでノリの良い曲調で、国内だけでなく海外のファンからも高く評価されている。




written by 編集部


photo: https://kenmochihidefumi.com/


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