19歳のR&Bシンガーソングライター・KAHOHインタビュー 「自分の中にあるもので音楽が作れるって楽しい!」

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ティーンを中心に支持を集める19歳のR&Bシンガーソングライター、KAHOH(カホ)。高校生RAP選手権で優勝を果たすなど次世代アーティストとして注目されているNovel Coreをフィーチャリングに招いた新曲「Roller Coaster」を3月19日にリリースした。
リリース日当日、☆Taku Takahashi(m-flo)とTJOがナビゲートするラジオ番組「TCY Radio」にKAHOHがゲスト出演。新曲の制作についてやシンガーになった経緯などをトークしてくれた。

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☆Taku:今日はゲストでKAHOHさんに来ていただきました。僕、彼女の歌をSNSで見つけたんだけど、めちゃくちゃいい声していて、お話したいなと思ってたんです。
KAHOH:よろしくお願いします!KAHOHです。
☆Taku:名前の最後に“H"を足してるのはなにか意味があるの?
KAHOH:KAHOっていう人が別にいたので…(笑)。
☆Taku:ああ、僕の“☆”と一緒ですね(笑)。
TJO:あはは!では早速ですが、TCY Radio恒例の「一問一答」に答えていただきましょう!

ー出身地は?
KAHOH:和歌山県です。
ー小さい頃になりたかった職業は?
KAHOH:ケーキ屋さんです。
ー音楽活動はいつから?
KAHOH:高校1年生です。
ー初めて買ったCDは?
KAHOH:MACOさんの『22』。
ー最近お気に入りのアーティストは?
KAHOH:Kiana Ledé(キアナ・レデ)です。
ーお休みの日はなにしてる?
KAHOH:遊んでます。
ーよく出没する場所は?
KAHOH:渋谷。
ー今の自分にご褒美をあげるとしたら?
KAHOH:いっぱいケーキを食べる。
ー尊敬する人は?
KAHOH:両親です。
ーこれから挑戦したいことは?
KAHOH:やってみたいと思ったこと全部です!

☆Taku:以上、一問一答でした。初めて買ったCDは、MACOちゃんなんだ。
KAHOH:はい。『22』はMACOさんがインディーズ時代のアルバムです。中学1年生のときに初めて自分で買いました。
☆Taku:MACOちゃんはどうやって見つけたの?
KAHOH:YouTubeでMACOさんのカバー動画を見て、そこからすごくMACOさんの曲が好きになって。ファンクラブにも入ってたんです。
☆Taku:ガチじゃん!自分でも歌えるくらい聴き込んでたんですか?
KAHOH:そうですね。中学1年生の頃から歌に興味を持ち始めて。歌のレッスンも始めて、高校生からは自分で歌いに行ったりするようになりました。
☆Taku:じゃあMACOちゃんは、ファンでもあるし、自分の活動にインスピレーションを与えてくれた存在でもあるってことだね。MACOちゃんの曲を聞いて歌ってたら、そりゃ歌上手くなりますよ。
KAHOH:あとはMISIAさん、宇多田ヒカルさん、久保田利伸さんも好きでよく聴いてました。
☆Taku:日本のR&Bが好きなんだ。
KAHOH:はい。中学から激ハマりしました。
☆Taku:周りの人たちも同じような曲を聴いてた?
KAHOH:聴いてなかったです(笑)。でも、Ariana Grande(アリアナ・グランデ)とかRihanna(リアーナ)はみんな共通で好きでしたね。
☆Taku:なるほどね。もともとMACOちゃんのファンで、今は事務所もMACOちゃんと一緒じゃないですか。初めて会った時はどうでしたか?
KAHOH:腰抜かしました(笑)。ご飯食べに行くって言われたんですけど、MACOさんがいることを知らなくて。扉開けたらMACOさんがいて…、「この可愛い人だれ?」と思って近くで見たらMACOさんで。それで、腰抜かしました(笑)。
☆Taku:MACOちゃんのファンってことは本人に言ったの?
KAHOH:はい。「ありがとう、嬉しいよ」って言ってくれました!

☆Taku:3月19日リリースの新曲「Roller Coaster」。フィーチャリングにはNovel Coreさん。彼はこの曲の前から友達だったの?
KAHOH:以前イベントで一緒になって、私のステージを見てくれてて。「ぜひ一緒にやりましょう」って言ってくれたんです。それで一緒にスタジオ入って、プロデューサーのMatt Cabさんがトラックを聴かせてくれて、みんなでテーマを決めて…という感じで作りました。
☆Taku:ある程度完成してからじゃなくて、ゼロから一緒に作ったんだね。Novel Coreくんってどんな感じの人?
KAHOH:ギャルのお兄ちゃんみたいな感じです(笑)。めっちゃギャルマインド持ってます。
TJO:ちなみに☆Takuさんもギャルだよね。SKY-HIさんとか、ちゃんみなさんから認定されたんだよね?
KAHOH:それはギャルですね(笑)。
☆Taku:自分では認めてないんだけど…僕からするとSKY-HIさんがギャルなので(笑)。ちなみにどういう基準でギャルっぽいって決まるの?
KAHOH:Coreくんは見た目もギャルですね。髪赤いし。あとはマインドがギャルだなって。
☆Taku:KAHOHちゃん自身はギャルなの?
KAHOH:最近認めました(笑)。
☆Taku:やっぱギャルかどうかって認めるもんなんだ(笑)。
TJO:レコーディング中にNovel Coreさんがギャルっぽいなと思うところはありました?
KAHOH:「のっぴー」「かっぴー」ってあだ名を付けあったりして。そういうところ、ギャルじゃないですか?あと恋バナもしました。
☆Taku:それで「Roller Coaster」ができました、と。ちょっとギャルマインド入ってる曲ってことだね。
KAHOH:あはは!めっちゃ入ってます(笑)。

TJO:ちなみにタイトルの「Roller Coaster」はどこから来たんですか?
KAHOH:“人生のアップダウン”をテーマに書こうって2人で話していて。恋とか人生のアップダウンってジェットコースターみたいに激しいじゃないですか。そこからタイトルを付けました。
☆Taku:そんな「Roller Coaster」な恋はしてますか?
KAHOH:してないんですけど(笑)。
TJO:じゃあ今までの経験とかを踏まえて作った感じですかね。
KAHOH:はい、あとは友達の恋愛の話をCoreくんにしたり。
☆Taku:まぁでも、制作現場でのアーティストの恋バナはオンエアできないっす!墓まで持っていくものだから(笑)。
TJO:なるほどね(笑)。でもそのマインドはこの曲に入っているということで、たくさんの人に聴いてほしいですね。
TJO:僕が初めてKAHOHさんの歌声を聴いたのが前作の「Rendezvous」だったんですけど。今回の「Roller Coaster」も前作も、プロデュースしてるのがMatt Cabなんですよね。
KAHOH:はい、そうです。
☆Taku:最近MattくんのYouTube観てるんだけど、すごく面白いよね。ちょっとゆるいテンションで、でもすごく高度なことを伝えてて。そのMattくんが「Rendezvous」の楽曲解説ビデオも出してるんだね。Mattくんの主観で「Rendezvous」がどんな曲かっていうのを解説してるの?
KAHOH:そうですね。ビート制作の裏側や、セッション中の様子とか。Yo-Seaさんがメロディを作ってるところも見られます。
☆Taku:曲を作るとき、KAHOHちゃんはスタジオの中でメロや歌詞を考えるの?
KAHOH:Yo-Seaさんのときは緊張しすぎてスタジオじゃなくて、家に帰った後、一人で作って送りました。
☆Taku:みんなでスタジオ入って曲作る時って「これ言っていいのかな…?」とか遠慮しちゃうこともあるもんね。
KAHOH:そうなんです。しかもYo-Seaさんのファンなので、ガチガチに緊張しちゃいました。でも最後には仲良くなれて、レコーディングのときは楽しくできました。
☆Taku:ちなみにKAHOHちゃんはどうやって曲を書けるようになっていったの?
KAHOH:初めて曲を書いたのは17歳のときだったんですけど。Mattさんとスタジオに入って、「書いてみて」って言われて書いたのが初めて作った曲でした。
☆Taku:すごいな。戸惑ったりしなかった?
KAHOH:戸惑いつつもブースに入って歌ってました(笑)。Mattさんが「それいいね」とか声かけてくれて、気づいたら曲ができてた感じです。曲作ろうと思ったこともなかったし、作ったこともなかったので、そのときに「曲作るのって楽しいな」って初めて知ることができて、自分の中にあるもので音楽ってできるんだって思いました。
☆Taku:Mattもいい先生だし、KAHOHちゃんも元々才能があって、それが開花した瞬間だったんだね。

TJO:さっき話にも出たMattの解説動画では、「この曲は2000年代R&Bをイメージして作った」と話しているんだよね。ちなみにKAHOHさんは2001年生まれ。自分が生まれた頃に流行っていたアーティストも聴くんですか?
KAHOH:Ne-Yo(ニーヨ)とかすごく好きでした。Usher(アッシャー)も聴くし、Omarion(オマリオン)も好きです。
TJO:そうなんだ。さっきは邦楽のR&Bシンガーの話が出たけど、邦楽は女性、洋楽は男性が多かったのかな。
KAHOH:ああ、そうかもしれないです。でも最近は、女性のR&Bシンガーが好きで。Ella Mai(エラ・メイ)とかKiana Ledé、Jhené Aiko(ジェネイ・アイコ)もすごく好きです。
TJO:さっきもKiana Ledéの名前出してたもんね。ちなみにKiana Ledéはどんなところが好きなんですか?
KAHOH:とにかく曲がかっこいいところですね。
TJO:Kiana Ledéも2000年代R&Bライクな雰囲気だし、サンプリングもしてるしね。そういうところに引っかかるのかな。

☆Taku:リアルタイムで聴いてたリスナーじゃないけど「この曲の雰囲気、2000年代っぽいなあ」とか思ったりする?
KAHOH:そこまではわからないんですけど、自分の中で「かっこいい!」って思えるものが2000年代のR&Bが多いですね。YouTubeやストリーミングサイトでディグって、かっこいい曲を見つけたらプレイリストを作ったりしてます。
☆Taku:その感覚も面白い。
TJO:リアルタイムじゃないからこそ、面白さがあるね。では最後に、今後の活動予定があったら聞かせてください。
KAHOH:5月にはまたシングルを出したいのと、誕生日までにはEPも出せたらいいなと思ってます。
☆Taku:誕生日はいつ?
KAHOH:6月8日です。20歳になるんです。
☆Taku:おぉ、まだ20歳になってないのか…!6月8日はお祝いですね。その頃にはもう少しライブとかできるようになっていてほしいね。生で歌ってるところを見たいなぁ。
KAHOH:そうですね、ライブしたいです!
TJO:次の新曲も、早く聴きたいね。
☆Taku:KAHOHちゃん、今後がめちゃくちゃ楽しみ。表現力もあるし曲も書けるし。みんなに知ってほしいアーティストです。

ラジオのアーカイブ視聴はこちら。
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【リリース情報】
KAHOH「Roller Coaster feat.Novel Core」
2021.3.19リリース
配信リンク:https://kahoh.lnk.to/RollerCoaster
【プロフィール】
KAHOH
19歳のR&Bシンガーソングライター。地元和歌山で4歳からダンスを始め、 中学生から本格的に歌うことに目覚める。2018年に開催されたオーディションで、MACOらが所属する STARBASEに才能を見出されマネージメント契約を締結。雑誌“ViVi”主催の「ViVi Night」、「TGC 北九州」、「TGC2020」などのイベントにも出演するなど注目を集める。2020 年にリリースしたコラボシングル「Summer Time」と「Rendezvous」が軒並みストリー ミングヒット中で、「GIRLS TALK」はTikTokで大ヒットを続けている。 今年初の最新シングル「Roller Coaster feat.Novel Core」を3月にリリース。 ティーンを中心に力強さと透明感を兼ね備えた唯一無二の歌声とリアルな歌詞で聴く人を魅了している。
HP:http://www.kahoh-official.com
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Instagram:http://www.instagram.com/kahoh_official
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photo by きるけ。
written by Moemi