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インタビュー|Jonas Blue「BE:FIRSTとのコラボは素晴らしい経験になった」

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PHOTO: ©Emma Tomelty 
フジロック出演のため3年ぶりに来日したJonas Blueがblock. fm「TCY Radio」にゲスト出演!最新リリースやフジロックについて、☆Taku TakahashiとTJOが話を訊いた。
2022/08/19 22:00
block.fm編集部
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☆Taku TakahashiとTJOがナビゲートするblock. fm「TCY Radio」8月19日の放送回で、フジロックのために3年ぶりの来日を果たしたJonas Blue(ジョナス・ブルー)がゲスト出演!

最新シングル「Needin' U (Jonas Blue Remix)」やBE:FIRSTとコラボした「Don't Wake Me Up」について、またフジロックのステージについて語ってもらった。

※このインタビューはフジロック出演前に行いました。

***

☆Taku:日本に来るのは何年ぶり?

Jonas Blue:2019年のフジロック以来だね。あのときも最高だったんだけど、その後パンデミックが起こっちゃったから丸3年ぶりかな。また日本に戻ってこられて嬉しいよ。今回もフジロックでの来日だから、自分の中ではなんとなく1周したっていう感じがする。

☆Taku:久しぶりの日本はどう?3年でなにか変わったことは感じた?

Jonas Blue:うん、めっちゃ暑い(笑)。大体いつも桜の季節に来ることが多かったから、こんなに暑い日本は体験したことがないかも。それ以外はは特にないかな。とにかく日本に戻ってこられて本当に嬉しいんだよね。

☆Taku:まずは最近のリリースについて聞きたいんだけど。一番最近のリリースはハウスクラシックの「Needin’ U」のリミックスだよね。今までの作品でも、90年代のハウスやクラシックなものに影響を受けている作品が多くあると思うんだけど、改めてあなたの音楽制作に影響を与えているものについて教えてもらえる?

Jonas Blue:僕の音楽は90年代ハウスの影響をすごく受けていると思う。僕が10歳〜12歳くらいの頃から90年代の音楽にインスピレーションを受けてるんだ。Masters At Work(マスターズ・アット・ワーク)とかDavid Morales(デヴィッド・モラレス)、Def Mix(デフ・ミックス)やLarry Levan(ラリー・レヴァン)。彼らの音楽と一緒に育ってきた。それで最近、オリジナルのリリースから20数年のタイミングでDavid Moralesのリミックスを手掛けることができて、自分にとっては最高に嬉しい出来事だよ。この曲をかけるとクラブやフェスでも盛り上がるし、フジロックでももちろんかけるつもりだよ。

TJO:コロナであいてしまった3年の間、Jonasは歌モノやトラックなど、いろんな音楽にチャレンジしてきたと思う。3年ぶりのフジロックでどんなセットを考えているの?どういうムードなのかも気になってる。

Jonas Blue:3年ぶりのフジロックですごく楽しみにしてるんだけど、新しい音楽、今までどこでもやっていない音楽をかけるつもりだよ。例えば「Don’t Wake Me Up」。これはもともとWhy Don’t Weとコラボした曲なんだけど、今回は初めてBE:FIRSTとコラボする。フジロックのステージにBE:FIRSTが登場したときの会場のリアクションがすごく楽しみでワクワクしてる。日本で初めてライブでやるから、そのリアクションも楽しみだし。実はホテルでもフジロック用のトラックを編集したりしてるんだよね。それもみんなの反応が楽しみ。1時間しかないのがすごく残念だけど、その1時間をフルに使ってみんなを楽しませたいと思ってるよ。

☆Taku:BE:FIRSTが参加するリミックスプロジェクトはどうやってスタートしたの?

Jonas Blue:実はこういう形でのコラボは初めてで。今回は自分にとっても新しいタイプのプロジェクトだった。もともと世界的にヒットしてた曲だったんだけど、新たに日本のボーイズバンドとコラボしない?という話が来て。BE:FIRSTは本当に素晴らしいアーティストだと思ったからぜひ一緒にやりたいと返事をした。今まで、歌詞をそのまま別の言語に翻訳したバージョンを出したことはあったんだけど、今回は翻訳というより日本語で新たに作品を作ったという感じだよね。リミックスというよりリワークと言ったほうがいいかも。

TJO:作業自体は苦労しなかった?

Jonas Blue:すごくスムーズだったよ。ただ単に歌詞を翻訳するんじゃなくて、日本のリスナーに向けた歌詞にしたいという彼らの意向があって、僕もそれに同意したんだ。日本語の歌詞を書くスタッフも揃っていたし、すごくチームワーク良く進んだと思う。メールは何通もやり取りしたけど、最終的に素晴らしい作品ができた。

☆Taku:自分で書いた英語の曲が違う国の言葉になって、初めて聴いたときはどんな印象だった?

Jonas Blue:すごく興奮した。あとは別の言葉を勉強するいい機会だとも感じたよ。自分の曲なのに何が書いてあるかわからない!っていう感覚が新鮮で面白かった。聴いた感じも全く別の曲になっていて、すごくいい経験になったよ。こういうコラボレーションはまたやりたい。ただ翻訳するんじゃなくて、その国のリスナーにフィットする形で作り上げることが大事だと学べたよ。

TJO:フジロックにはBE:FIRSTもゲスト出演して楽曲を世界初披露するんだよね。

Jonas Blue:そう。最高のライブになると思う。今回はフジロックのためのステージングを用意してるんだ。2019年にやったときはもう少しスケールが小さかったんだけど、今回はフジロックのために大きなステージを準備した。そこにBE:FIRSTが出てくれるから、最高だよ。

☆Taku:BE:FIRSTと直接話すのは初めて?

Jonas Blue:今回の来日で初めて会えたんだ。今年の頭からずっとツアー中だったというのもあるんだけど、基本的にはずっとメールでのやり取りだったから。しかもフジロックのために彼らが素晴らしいダンスを作ってきてくれた。僕のステージでボーイズバンドが踊るのは僕にとって初めての体験だから、それがすごく楽しみだよ。


フジロック'22 ジョナス・ブルー&BE:FIRST ©Masanori Naruse

☆Taku:ツアーの話が出たけど、ツアーと曲作りはどうやって両立してるの?

Jonas Blue:どちらかと言うと、両立したほうがインスピレーションが湧くんだ。いろんな国をまわって、新しい街を歩くと、ヒップホップや古いソウルなどいろんな音楽が流れていて。それを聴くことによってインスピレーションが湧く。そうするとフライトの中で曲作りを始められたりとか、家にずっと引きこもってるよりもいろんなアイデアが湧いてくるんだよね。

☆Taku:いろいろと聞かせてくれてありがとう。最後に日本のファンにメッセージをお願いします。

Jonas Blue:block.fmリスナーのみんな、そして日本のファンのみんな、本当に応援ありがとう。今まで素晴らしい道のりを歩んで来た中、みんなのことを愛しているし、2022年またこうしてここに戻ってこられて嬉しい。☆TakuとTJOと話せて、さらにフジロックにも参加できるのが自分にとっても最高だよ。

***

「TCY Radio」の放送では理想のハウスパーティーを語る「TCY House Party」にもコメントを寄せてくれたJonas Blue。ここで書ききれなかった部分はぜひ放送のアーカイブをチェックしてほしい!

TCY Radio


毎週金曜21:00-22:00放送
番組ページ:https://block.fm/radio/tcyradio

【 リリース情報】


Jonas Blue、BE:FIRST
「Don’t Wake Me Up feat. BE:FIRST」

絶賛配信中:https://umj.lnk.to/JonasBlue_BEFIRST_DWMU

【来日公演情報】


JONAS BLUE JAPAN TOUR 2023年3月に開催決定!
アーティスト先行予約スタート!
第一弾:受付中〜8/7(日)23:59
https://eplus.jp/jonasblue/

3/14(火)Zepp Namba (OSAKA)
3/15(水)Zepp Nagoya
3/17(金)Zepp Fukuoka
3/20(月)Zepp DiverCity (TOKYO)
3/22(水)KT Zepp Yokohama

ジョナス・ブルー:プロフィール


©Emma Tomelty
本名 ガイ・ジェイムズ・ロビン(Guy James Robin)。1989年8月2日生まれ、イギリス出身のDJ、ソングライター、ミュージシャン、プロデューサー。

ロンドンをベースにハウスDJ/プロデューサーとして活動を開始。清涼感溢れるピアノを軸としたジョナスが作り出す美しいメロディーとトロピカルなサウンドは“リゾート・ミュージック”とも称され、ダンス・ミュージックの垣根を超えて世界中のファンを虜にしている。2015年にリリースしたトレイシー・チャップマンの1988年の大ヒット・シングル「ファスト・カー」をトロピカル・ハウス風カヴァーしたデビュー・シングル「ファスト・カー feat.Dakota」が UKチャート最高位2位を記録し同チャート11週連続TOP10入りを果たす。このカヴァー曲はドイツ、スウェーデン、オーストラリア、ニュージランドでのオフィシャル・チャートで1位、 シングル・セールスも、イギリス、イタリアではプラチナ、ニュージランドではダブル・プラチナ、オーストラリアではトリプル・プラチナを達成する等、デビュー・シングルにして、世界的にヒットを果たす。 2016年6月にはセカンド・シングル「パーフェクト・ストレンジャーズ feat. JP.クーパー」をリリース。イギリスではシングルチャートで最高位2位を始め、ヨーロッパ主要国で大ヒット。日本国内でもShazam東京エリア・チャート(デイリー)で最高位5位、主要ラジオチャートでもTOP10入りを果たす。2017年5月に発売となった「ママ」がUKチャートでトップ5入りしたのをきっかけにヨーロッパを中心に7カ国でトップ5入り、日本国内のSpotify、Apple MusicでTOP10入りを果たす。

そして、2018年5月にリリースした「ライズ」がLINE MUSIC ソングチャート 、iTunesソングチャート洋楽、USEN洋楽チャート等、日本国内の主要チャートで軒並み1位を獲得 。名実共にトップ・プロデューサーの地位を確立した。2018年11月リリースのデビュー・アルバム『ブルー』が日本ゴールドディスク大賞Best New Artistを受賞した。

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