MPCやフューチャーベース... 星野源最新曲「アイデア」で感じる意外なクラブミュージックの影響とは?

J-POP、ロックのイメージが強い彼だが、MVを見ているとクラブミュージックでおなじみのアレが…。
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2018.08.24 10:00

人気俳優、ミュージシャンの星野源が8月20日に最新配信シングル『アイデア』をリリースした。同曲は、NHKの朝の連続テレビ小説『半分、青い。』の主題歌でもあり、日本国民が注目しているトラックだと言えるのだが、そのことを考えると最近の星野源の勢い、マジハンパねぇなとなる…。


朝ドラ主題歌から感じるクラブミュージックの影響


そんなハンパない星野源の「アイデア」MVも現在YouTubeで公開中なのだが、これもまたハンパない。なぜなら曲名どおり、”アイデア”に溢れているからだ。 それについては、最近、星野源本人が自身がパーソナリティを務めるラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』で曲に込められた意味や製作の過程などを解説している。ちなみに今回のシングルは、彼にとってはこれまで行ってこなかった初の配信限定リリースとのことで、プロモーションに関しても普段とは別の方法を採用。配信だけでできる面白さみたいなもの、ファンのみんなが一斉に聴くということを意識して行われたとのこと。




MPCやフューチャーベースを採用


そんな「アイデア」MVでは、曲の2番からクラブミュージック制作における名サンプラーであるAKAIのMPCも登場。勝手なイメージだが、星野源はどちらかといえば、昔はロックバンドのSAKEROCKをやっていたし、今はJ-POPのスターだと思っていただけにそこは意外。また番組では、去年は、フューチャーベースなどクラブ系のビートミュージックをよく聴いていたことも番組では明かしているのだが、確かにこのパートではシンセやビートなどフューチャーベースからの強い影響が窺い知れる。




ただ、昨年は実は結構塞ぎこむことも多かったらしく、それからの一念発起の意味も込めて、1番ではこれまでの自分、そして2番では「これからの自分」をコンセプトに設定。また2番では演奏も生楽器ではなく、アナログ・シンセサイザーを導入、MVでも姿が確認できるビートメイカーのSTUTSにMPCプレイヤーとして参加してもらったそうだ。


KaytranadaやChance the Rapperの影響も


また番組では、先述のビートミュージックの話についても解説。なんと彼が昨年よく聴いていたのは、今年6月に初来日したKaytranadaや、Francis and the Lights、今月サマソニ出演のために初来日したChance the Rapperだったそうだ。そのことを考えるとラジオのリスナーからの「ブラックミュージックを彷彿とさせるビート」との指摘はまさに的を射ていたのではないだろうか?




「アイデア」については、先述のクラブミュージックが自分の孤独感やそういったもの呼応したので、同曲の2番ではそれがインスパイア源になっていると語っている星野源。正直、筆者はロックやJ-POPよりも近年は、クラブミュージックを好んで聴いてきたので、星野源の諸作についてはほぼノーマークだった。しかし、今回のことで、今後は彼の音楽もしばらく過去作を掘り返してみたり、新曲も追いかけてみようかなと。  


何よりMPCとか、Kaytranadaとか、Chance the Rapperのようなワード出てくる時点で、やっぱりちょっと気になってしまう。そんな人は是非この新曲「アイデア」をチェックして見てほしい。MVは、確かにクールっす! そして、遅まきながらで恐縮ですが明日から『半分、青い。』も観たくなりました…。



written by Jun Fukunaga


source:

http://www.hoshinogen.com/special/idea/

http://radiko.jp/#!/ts/LFR/20180822010000

https://miyearnzzlabo.com/archives/52056/3


Photo: hoshinogen official channel YouTube


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