GRIMES(グライムス)の音楽とファッションに全世界が注目

この記事をシェア
ここ数年で急速に通目を集めているアーティスト・GRIMES(グライムス)
GRIMESという女性アーティストをご存じだろうか。彼女はここ数年で急速に全世界から注目を集めている、今話題の話題の女性シンガーである。ここではそんなGRIMESの経歴や、ファッションなど、彼女が世界から注目を詰めている理由についてまとめてみた。
GRIMESってどんな人?
GRIMESは本名をクレール・エリス・ブーシェといい、1984年3月17日、カナダはバンクーバーにて誕生した。バンクーバーの西の地方にあるウエストポイントグレイにある学校、ロードビング・セカンダリースクールを卒業している。在籍時はバレエにいそしむ日々で、このころはまだ音楽活動は一切おこなっていない。あくまでもスクールに在籍しているときは普通の女性と変わらず、一人のリスナーとして音楽を楽しむ毎日だった。
当時よく聞いていたアーテイストとして名前が挙がるのは、マリイン・マンソンやトゥールといったロックバンドである。その他にはメタル系のアートワークや、中世の芸術的表現などを好んでいたという。GRIMESのアーティストになってからの独特の世界観はこの当時好んで聞いたり見たりしていたものからインスパイアを受けていることは間違いないだろう。
18歳になったGRIMESはモントリオールにある大学、マギルユニバーシティに進学し、大学生活を送るようになる。大学ではロシア学と神経学などを学んでいたようだが、最終的には大学に通わなくなり、途中で退学することになった。
この時期に彼女が13歳から付き合いを続けている友人が主催するアーティストコミュニティに深くかかわるようになる。このアーティストコミュニティからのちに自主音楽レーベルであるアルプスツを立ち上げることとなる。自主レーベルを立ち上げることとなる友人たちの影響を強く受けるようになった彼女は次第に創作活動と音楽活動に力を入れるようになる。大学を途中で退学することになった経緯はおそらくアルプスツとのかかわりが強くなり、自分の目指すべき道を見つけたからと考えられる。
GRIMESの音楽的変化について
この当時作曲していた音楽について、のちにGRIMES自身は実験的なドローン音楽のようなものだったと回想するように、現在のようなポップなエッセンスは少なく、どちらかといえばダークでダウナーな雰囲気で尚且つ、難解な楽曲が多かった。これは前述したマリリン・マンソンやメタル的要素など、当時彼女が好んで聞いていた音楽の影響が多大に楽曲に反映していたためである。その後、音楽の好みに変化が訪れたのかポップミュージックも聞くようになったGRIMESは、自身の楽曲にもポップのセンスを取り入れるようになる。
すると彼女の誰も真似できない独創的でありながら聞きやすい楽曲が、カナダのみならず全世界から注目を集めるようになり、瞬く間にスーパーアーティストへの座へと上りつめたのである。
彼女の楽曲はクラブカルチャーを主としたアンダーグラウンドな音楽をベースとしながらもそこのエレクトロポップのエッセンスと、荘厳な中世的世界観が程よくミックスされたものとなり、初めて聞く人には衝撃を与えるだろう。
ファッションセンスも注目される
そんなGRIMESだが、注目されているのは楽曲だけではない。彼女は若い女性のファッションリーダーという面でも大きな注目を集めており、彼女が着用した服は毎回大きく取り上げられ、毎回のようにファッションブランドが調べられている。
彼女のファッションもまた、様々なものからインスパイアされており、ファッションのジャンルの枠を超えた、誰も真似できないものとなっている。
彼女が大きな影響を受けたものの中には日本のアニメ文化もあり、彼女が着用している服の中にはアニメの影響を感じ取れるものも色々とあるので、探してみるのも面白いだろう。
これからもGRIMESはミュージックシーンとファッションシーンの両方を牽引していく一人であり続けるだろう。
Photo:https://www.facebook.com/pg/actuallygrimes/photos
Written by 編集部