ゴリラズがブラー「Song 2」をカバー。クラブリミックスも多い最強アンセム

MadeonからCarl Cox、Eric Prydzらまで大物プロデューサーもブートリミックスする名曲を披露した。
SHARE
2018.10.24 02:30

先週末、LAで行われたヴァーチャルバンドGorillazが主催するDemon Dayz Festivalに、バンドの中心人物Damon Albarnの別バンドBlurのギタリストGraham Coxonが出演し、Blurの代表曲でアンセムとして知られる「Song 2」をカバーした。




GorillazでのBlurの「Song 2」カバーにファン歓喜  


「Song 2」は、Blurが1997年にリリースしたアルバム『Blur』に収録された、バンドだけでなく90年代のブリットポップムーブメントを代表する曲で未だ世界中のファンから愛される1曲だ。  


Gorillazは、バンドという形態をとっているものの、以前から大ヒット曲「Feel Good Inc」でDe La Soulをコラボレーターに抜擢したり、ここ2年間の間にリリースした2枚のアルバムでもSnoop Dogg、DRAM、Vince Staples、Pusha Tら大物から若手のラッパーを多数フィーチャーするなどヒップホップに接近した音楽性で知られている。



そんな彼らがGraham Coxonを迎えて披露した「Song 2」は、最初原曲とは大分違ったゆったりしたロックをサンプリングしたようなオールドスクール系のヒップホップ調でスタート。その後、原曲並みのバーストロッキンチューンに変化し、会場に集まったファンを大いに沸かせた様子を動画で確認することができる。




実はクラブミュージックシーンからも愛される名曲 


また「Song 2」は、先述のとおり、ロックアンセムとして知られているが、実はクラブシーンでも長きに渡り愛されており、DJにとってもここぞという時にプレイするぶちアゲ系の飛び道具的トラックだ。そのため、多くのプロDJらが自分のDJセットのためのブートレグリミックスを制作している。


MadeonからEric Prydzまでリミックスする「Song 2」  


以下は、有名プロデューサーらによる代表的な「Song 2」のブートレグリミックスだ。 


EDMシーンの人気プロデューサーMadeonによるリミックスは原曲のギターフレーズを上手く活かしながら、ブレイクで彼らしいエモい”Madeon節”を採用しているのが特徴。



同じくEDMシーンの人気プロデューサーSan Holoによるリミックスは、なんとトラップ調に仕上げられている。おなじみのイントロが終わりから重く響く低音がヤバい。




イビザのレジデントDJとして長きに渡り、ダンスミュージックシーンを牽引してきたベテランCarl Coxによるリミックスは、原曲をベースに長尺にエディットしたタイプのリミックスになっている。



EDMのベテランで「EPIC」など最新のオーディオヴィジュアルパフォーマンスで知られるEric Prydzによるリミックスは、ロッキンバーストエレクトロ系。フロアでのここぞという破壊力は一聴すればすぐにわかるはず。



パーティー番長として未だ高い知名度を誇る名DJのFatboy Slimによるリミックスはブレイクス調でオリジナルにはないラップが特徴的。最近、にわかに復権の兆しがあるブレイクスだけあって、現在のクラブのフロアでも存分に威力を発揮してくれそうだ。




最近、ダンスミュージックシーンでは、Lo-Fiハウスなどサンプリングを中心としたハウスが人気を高めている。こういった音楽は90年代のディープハウス、ヴォーカルハウス、Gファンク、UKガラージなどにインスパイアされていることが多い。



そのため、もう1年か2年したら次は、またかつての90年代後期に流行したロックとクラブミュージックの融合的サウンドが復権する可能性も無きにしもならずだ。その時はまたこういった「Song 2」のような90sロックアンセムがサンプリングネタとして人気を集めたりして…。 


ちなみに「Song 2」のブートレグリミックスは探せば、山ほど見つかるので、気になった人は是非一度ディグってみてほしい。 


written by Jun Fukunaga

source:

https://www.stereogum.com/2019669/gorillaz-blur-graham-coxon/video/


photo: wonker



SHARE