Instagram、SnapchatのGIFスタンプ、こぞって検索が停止!! "バグ"扱いではすまされない人種差別問題への対応はいかに

今年初めに「Giphy」とのストーリー機能統合サービスを開始したものの、不適切な画像が使用されていたためサービスを一時停止へ Giphy側の見解が待たれている
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2018.03.15 10:00

Giphyサービスの機能を停止


InstagramとSnapchatがGIFスタンプの検索エンジンサービス「Giphy(ジフィー)」の機能を停止した。


とあるTwitterユーザーが人種差別的な意味合いを持つGIFスタンプを発見し、そのスクリーンショットをInstagramの創設者Kevin Systrom(ケビン・シストローム)をタグ付けし投稿。GIFの機能を削除するように求めたのだ。





GIFスタンプ版Google = Giphy


2013年に正式にローンチしたGiphy。


多くの点でGoogleを見習っており、ユーザーがタグをつけてGIFスタンプをアップロードすればGiphyから検索することができ、世界中で簡単にシェアすることができるのだ。


Giphyはメディアやサイト運営者向けに「ライブGIFスタンプ化」ツールの提供も行っている。ライブ中継などの際にリアルタイムで共有可能なGIFスタンプを投稿できるなど、インターネット上での宣伝活動に大いに貢献している。


最近はまたメッセージアプリ業界にも進出してきており、「お腹すいた」と検索することによりピザやファストフードなどのスタンプが検索できたりする。企業の広告リンクまで表示できれば、GIFスタンプの検索による広告収入を実現できるはずで、収益化の難しいメッセージアプリの世界でGiphyが初めて収益化に成功する企業になるかもしれない。






原因はコンテンツフィルターの不具合

今回の不適切と言われるGIFスタンプは「死のカウンター」と呼ばれるもので、通常ならばこういった攻撃的で虐待、不快な印象を与えるコンテンツは事前にフィルターを通して削除されるものだ。だが、バグが起こり、表示されてしまっていたようだ。


Giphyではバグを修正するとともに、全てのスタンプについて見直すと声明を発表している。Snapchatは「今回のサービスの削除は一時的なもので、Giphyからの見解をまって今後を判断する」とのこと。Instagramも同様にサービスを停止しているが、問題が解決すればまた今まで通りにGiphyが使えるようになるだろう‼︎




アメリカにおける人種差別への対応は周知の通りだろう。今年初めのH&Mの広告モデル問題もそうだが、移民の国であり多国籍文化なアメリカでは他の先進国と比べても人種差別に対して敏感だ。


■オススメ記事:The Weeknd、人種差別広告で炎上したH&Mと自ら契約を破棄。音楽業界、スポーツ業界からも非難の声

https://block.fm/news/the_weeknd_handm



Instagram、Snapchatともに今年からGiphyのサービスをスタートしすぐに一時停止になったわけだが、その迅速な対応は見事だったともいえる。SNSやテキスト間におけるGIFスタンプのムーブメントはまだ始まったばかりで、ユーザーにとっては不可欠なサービスになりつつある。Instagram、SnapchatにおけるGiphyの再開までも長くはかからないはずだ。



参照:

https://www.theverge.com/2018/3/10/17103758/instagram-snapchat-racist-gif-giphy


Written by #BsideNews

Photo: macworldmediumaxeetech

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