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これはインターネットミュージックシーンの本流?亜流?”Future funk”なフィルターハウスが面白い

2015/12/28 18:00
admin
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これはインターネットミュージックシーンの本流?亜流?"Future funk"なフィルターハウスが面白い

クラブミュージックを下敷きにし、そこから”アニソン”、”ゲーム音楽”などを通過したサブカル系クラブミュージックは近年インターネット上に膨大な数が存在する。

それらの要素を自らの楽曲に取り入れ、ネットレーベルと言われる、インターネット上に存在するレーベルから、フリー配信でのリリースを主とするアーティストも多数存在し、ここ日本でもMaltine Recordsを筆頭に、Bunkai-Kei records、Lowfer Record、TREKKIE TRAXなどの有名レーベルから、さらに地下に潜った、ゲーム・サブカルに特化したレーベルなどがネットネイティブ世代からの人気を集めて久しい。

これまではアニソンをブレイクコア風にアレンジしたり、ベースミュージック、ハードコアといったどちらかと言えば、ハードかつラウドなスタイル、もしくはSea PunkやVapor waveといったジャンルがトレンドだったと思われるが、最近ではCool Japan戦略の成果もあるのか、アニメなどのサブカルチャーから日本のことを知り、さらに我々の文化に突っ込んだ海外のネットクリエーターが全世界のインターネットの地下で誕生し、新たなInternet musicを形成しつつあるのだ。

今回ご紹介したいのは”Future Funk”とsoundcloud上で公開している自らの曲にタグ付けするクリエーターが存在する新ジャンルで、端的に説明するとサウンド的には90年代のフレンチタッチな”ディスコネタ”サンプルをベースにしたハウスミュージックなどに代表される”Filter House”の影響がうかがえるジャンルだといえる。

この”Future Funk”のクリエーターのほとんどは日本人ではなく外国人なのだが、どういう経緯でそこにたどり着いたのか(恐らくYoutube経由なのは間違いないが。)、使用しているサンプルネタは80s代のJ-POPアイドル曲や、その時期のクラシックなアニソン(なぜかきまぐれオレンジロード率が高かったりする)などだったりする。

若い世代には意外かもしれないが、この時期の日本の楽曲はエレクトロファンクな80sシンセポップだったり、ダンクラ風のディスコチューンも少ないわけではなく、”モロ使い”し、早回し、フィルタリングした上で、4つ打ちビートを足してみると非常にファンキーなトラックに再構築できることを海外のネット周りの謎のクリエーター達が我々に示してみせたのがこのジャンルだといえる。以下はその”Future Funk”の代表例だ。

どうだろう?元ネタに対する先入観なしに聴いてみたら、前述の良さが際立ち、かつてのダンスミュージックシーンを席巻した、往年の”Filter House”に通じるものがあるのではないだろうか。インターネット音楽は深く広く、その中心に誰もが簡単に到達できるわけではない。それ故、この”Future Funk”がトレンドの本流なのか亜流なのかはわからない。ただ、発想次第で新しく”イケてる”ダンスミュージックを生み出すことは可能だということをこのシーンのクリエーターは改めて教えてくれたのではないだろうか。

もしかしたら来年、Diploあたりが反応して、海外フェスでこの手の曲が数万人を踊らせることがあるかもしれない。興味を持った人はインターネットの地下世界をディグしてみては?ちなみにこの”Future Funk”、一度聴いてみたら好きな人はハマる中毒性がありますので。。。

Written by Jun Fukunaga

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