話題のトラックメイカー・食品まつりa.k.a foodman。活動や代表作の「Moyashi Kids」について徹底解説

多様な顔をもつ、食品まつり a.k.a foodman
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2020.03.11 01:15

多様な顔をもつ、食品まつり a.k.a foodman


ユニークなネーミングと音楽で注目を集めているのが、食品まつり a.k.a foodman(以下、食品まつり)だ。食品まつりは、トラックメイカーやDJ、絵描きといったいろいろな顔をもつことで知られている。ここでは食品まつりのプロフィールや活動などを解説していく。彼の曲である「Moyashi Kids」についても簡単に紹介しよう。



名古屋市出身のトラックメイカー・食品まつり


食品まつりは、名古屋市出身のアーティストだ。食品まつりとして活動をする前の彼は、釣心会の名前で名古屋で音楽活動をしていた。ライブやイベント、ほかのミュージシャンとの路上でのセッションなどは、釣心会時代に彼がおこなっていた活動の1つだ。名古屋の中心地ではウクレレの弾き語り演奏などもおこなっている。その後くろやなぎてっぺいと2人組のユニットである1980円(イチキュッパ)を結成し、新たに活動を始めるようになった。光や音、映像などをミックスしたアート風のパフォーマンスで注目を浴びた1980円(イチキュッパ)は、『横浜トリエンナーレ2011』や『Sonar Sound Tokyo』などのイベントにも出演している。


2011年ごろからは、トラックメイカーの食品まつりとして本格的に活動を始めるようになった。2012年には、ニューヨークのOrange Milkからファーストアルバムの『Shokuhin』をリリースしている。以後は、Good Enuffなどの複数のレーベルから作品が発売されるようになった。2016年にOrange Milkからリリースされた『Ez Minzoku』は国内外の音楽業界でも大好評を博し、食品まつりは世界的に有名なトラックメイカーになる。2018年Sun Ark / Drag Cityから発売された『ARU OTOKO NO DENSETSU』やPalto Flatsから出た『Mad Decent』などは食品まつりの代表作の1つだ。



”ジューク/フットワーク”をベースに作品を発表


食品まつりの音楽は、”ジューク/フットワーク”の影響を受けているのが特徴になっている。ジューク/フットワークは、アメリカのシカゴ発祥のダンスミュージックだ。3連符や重低音が取り入れられたジューク/フットワークは、リズムに独特の特徴がある。食品まつりはクラブミュージックやバンドミュージックなどのさまざまな経験を生かして、オリジナルの作風で曲を作っている。2015年にMelting botからリリースされた『COULD WORK』などは、収録曲の1つ1つに食品まつりの個性が現れている作品だ。


彼は、あっこゴリラや七尾旅人などのほかのアーティストたちとのコラボレーションも数多くこなしている。DJとしての顔ももつ食品まつりは、イギリスのラジオ局NTSの番組にも出演しておりグローバルに活躍している状況だ。



2019年発売の『ODOOODO』に収録された「Moyashi Kids」


「Moyashi Kids」は2019年に発売されたEP『ODOOODO』に収録されている作品だ。ポップな電子音で表現された独特の世界が楽しめる点は、食品まつりの曲ならではと言える。『ODOOODO』には「Moyashi Kids」のほかにもユニークな名前がついた6曲が収録されている。動画サイトなどでは「Moyashi Kids」の曲を画像つきで試聴することが可能だ。食品まつりの世界を堪能したいときは、音だけでなく個性あふれる映像もチェックしておくとよいかもしれない。『ODOOODO』は日常生活のなかで浮かんできたアイデアが元になっているだけに、動画サイトで公開されている「Moyashi Kids」の映像もかなりユニークだ。


食品まつりはトラックメイカーとしてだけでなく絵描きとしてのセンスやスキルをもつアーティストだ。芸能人や風景などのさまざまな画像がミックスされた映像は、ファンにとっても新しい驚きになるかもしれない。トラックメイカーとしての実力とアーティストとしてのスキルを堪能するのにも、「Moyashi Kids」はもってこいの作品と言えるだろう。



食品まつりは数々のイベントにも参加


トラックメイカーの食品まつりは、国内のいろいろなイベントにも出演している。2019年4月に開催された『Matthew Herbert Japan DJ Tour 2019』などは、食品まつりがトラックメイカーのMatthew Herbert(マシュー・ハーバート)やYoshinori Hayashiと共演したイベントだ。代官山UNITで開催されたこちらのイベントは、ファンの間でも話題になった。イギリスで人気のMatthew Herbertは、HOSTESS CLUB ALL-NIGHTERのレジデントDJとして知られている。洗濯機などの日常生活で使用する家電製品の音を作品にしばしば使っている点は、Matthew Herbertの大きな特徴と言える。


こういったイベントに参加すると、トラックメイカーとしての食品まつりの魅力がさらに深く理解できるかもしれない。彼は2015年にはTERROR FAMILIAや日陰者スーサイドなどのアーティストたちとも共演をしており、東京をはじめ名古屋などの全国各地でその名が知られるようになっている。2015年に開催されたイベントで食品まつりはライブやライブペイント、DJなどを広くおこなっており多彩な才能を見せている。イベント情報をこまめにチェックしておけば、身近な場所で彼の世界に触れる機会があるかもしれない。


彼の代表作が収録されている『COULD WORK』や「電光石火 × 食品まつり a.k.a foodman」といったコラボレーション作品は、通販サイトのAmazonなどでも簡単に手に入るようになっている。気になる曲を見つけたときは、試聴や購入をしてオリジナルの世界に触れてみるとよいかもしれない。



written by 編集部


photo: https://www.facebook.com/pg/foodmanfoodman/photos/?ref=page_internal


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