ネオソウル界のクイーンErykah Badu(エリカ・バドゥ)って知ってる?

日本ではMISIAのカバーで話題に!ネオソウルクイーン、Erykah Baduについて知ろう
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2018.05.27 04:45


永く輝き続けるネオソウルシンガー・Erykah Badu




音楽業界では、たった一つの楽曲が人気となり、一躍有名となるシンガーが多い。しかし、その人気が長く続くことは難しい。そのような業界の中で、永く君臨し続けるネオソウル界の中ではクイーンとも呼ばれているのがErykah Baduである。ネオソウルとErykah Baduについて紹介する。



Erykah Baduの経歴


Erykah Baduは、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のネオソウルをおもに歌っているミュージシャンである。1971年2月26日に生まれ、14歳の若いころから、地元ラジオ局で歌を披露するようになり、25歳になるころにはヴォーカリストとしては一生分の経験を積んでいると評され、アメリカのジャズ歌手であるビリー・ホリデイと並び称されるほどの存在となっている。映画を学ぶためにルイジアナ州の州立大学黒人史カレッジに通っていたが、音楽活動へと集中したいと望んで大学を辞める。サウス・ダラス文化センターで子どもに演劇や音楽を教えるなどといった仕事を幾つか掛け持ちしながら、音楽活動を地道に続けた。


1997年2月11日、Erykah Baduが26歳の頃にデビューアルバムである「Baduizm(バドゥイズム)」をリリースする。この曲は、アメリカのポップ・チャートで2位を獲得するとともに、R&Bチャートでは見事に首位を獲得。200万枚を売りあげて、グラミー賞のベストR&B部門にソウル・トレイン・ミュージックアワードでも受賞するなど数多くの賞を総なめしている。


これらの功績を得るとともに、ネオソウルを広く知らしめることとなる。その3年後には、セカンドアルバムである「Mama's Gun(ママズ・ガン)」をリリースする。このアルバムに収められた楽曲は、内省的なもので、ネオソウルの名曲ともなり、この時代を代表する曲とも評価され、現在でも根強い人気がある楽曲だ。




その後、映画のサウンドトラックを作成、ネオソウルだけではなくジャズ・セッションをした楽曲をリリースする。Erykah Baduの活動は、アメリカ合衆国のみに留まらない。2004年から2005年にかけては日本で有名な歌手であるMISIAとコラボして、「Everything」をカバー、愛・地球博でライブを行うなど、活動範囲が広い。俳優としても活動する中、2008年には4枚目のアルバム「ニュー・アメリカ・パート・ワン」を、2010年には「ニュー・アメリカ・パート・ツー(リターン・オブ・ザ・アンク)」をリリースしている。現在もなお、ネオソウルミュージック界の中心として活動し続け、魅力的が楽曲を発表している、目の離すことができないシンガーである。



Erykah Baduの楽曲と魅力


Erykah Baduの魅力は、まずはその圧倒的な歌唱力である。若いころから活動し続けてきたこともあり、その評価は高く、数多くの受賞歴がそれを表明している。それと共に、Erykah Baduの生み出す楽曲の世界観や歌詞がより大きな魅力となっている。シカゴ・トリビューン紙では、80年代のプリンスと同じくらいに独創的で自由なビジョンの持ち主であると評している。その作詞はビリー・ホリディに例えられることもあれば、生み出される楽曲ではより世界観を広げるために、内省的な作詞が多く、都会的な感性と相まって聴くものに感情的な葛藤をもたらすことが多い。それがより一層の魅力となり、ファンの心に響いている。




またErykah Baduと言えば、ネオソウル界のクイーンとしての存在が大きい。ソウルミュージックにジャズやファンク、ヒップホップ、ハウスミュージックといったあらゆる要素を盛り込んだネオソウルの火付け役は彼女であると言っても差し支えないほどだ。音楽的なバックグラウンドが豊富であり、音の作りから、楽曲全体の構成まで完璧と言えるほどで、丹念に研ぎ澄まされたサウンドが美しい。



Erykah Baduのプライベート




Erykah Baduはプライベートにおいても、大きな話題を提供している。故郷のサウス・ダラスにおいては貧困家庭の子どもたちにもチャンスを与えるための慈善団体をつくり、子どもや若者のあらゆるジャンルの才能や才能を開発させていくことに取り組んでいる。


また、Erykah Baduは、1998年にはアメリカのヒップホップデュオであるアウトキャストのアンドレ3000との間に、2005年にはラッパーのThe D.O.C.との間に子どもを設けていることを公表している。このほかにも、数多くの男性アーティストと関係を持っていることでも知られており、そのことで、インタビューで笑いをとったこともある。


Photo: https://www.facebook.com/erykahbadu/


Written by 編集部



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