ブームなのになぜないの? 絵文字にアナログレコード追加を求める署名運動スタート

この記事をシェア
近年のレコードブームは今も留まることを知らず、なんと2019年上半期には860万枚、約239億円を売り上げたと報告されているアナログレコード。しかし、スマホを触っていると「そういやレコードの絵文字ってないよな?」と思ったことはないだろうか?
関連記事:アナログレコードの売上がCDを上回る可能性 全米レコード協会が発表
CD、VHS、MD、フロッピーディスクさえある絵文字
現在、絵文字にはCDのほかに近年レトロブームで注目が集まるVHSテープはもちろんのこと、世の中からほぼ姿を消したと言っても過言ではないMD、フロッピーも存在するが、右肩上がりの成長を続けるアナログレコードはまだ存在しない。
そんな事実に実際に疑問を投げかけたのが、ハウスミュージックの名門レーベルとして知られる「Defected」だ。その事実を鑑みて、なんと彼らは次のiOS/AndroidのOSアップデートのタイミングで12インチアナログレコードの絵文字を作ることを訴え、署名サイトのChange.orgで署名運動を開始したというから驚きだ。
レーベルやレコードストア、そしてコレクターが今、必要とする絵文字
Defectedによると、アナログレコードはダンスミュージック業界において、近年もっとも重大なフォーマットのひとつで、レーベルやレコードストア、そしてコレクターが今、必要とする絵文字だそう。また彼らは実際にアナログレコードの絵文字がないため、仕方なしにCDの絵文字で代用している現状も訴えている。欲しいか欲しくないかと言われると音楽ファン、特にレコードコレクターなら欲しいと言わざるを得ないであろうアナログレコード絵文字。曰く、広くこの署名運動をダンスミュージックコミュニティに呼びかけていくという。
もし、あなたがアナログレコード・ラヴァーだというのならここはひとつ、賛同の署名をしてみてはいかがだろうか? 署名はこちらのリンク先で可能だ。
written by Jun Fukunaga
source:https://www.change.org/p/emoji-creation-of-the-vinyl-record-emoji?
photo: Defected Records Twitter