エモいの語源を紹介! 鉄板ソングから注目の一曲までエモい曲も紹介していこう

そもそもの語源! 音楽業界ではよく聞く言葉なのでチェックしておこう
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2018.06.17 04:29


そもそもの語源! 音楽業界ではよく聞く言葉なのでチェックしておこう


「エモい」。音楽好きなら一度は聞いたことがあるワードだろう。そもそもの語源は「エモーショナル」。エモーショナルとは「強く感情を揺さぶられる」といった意味で、諸説あるが、音楽シーンでは2000年代に入った頃から使われるようになった。そこで今回はとくに邦楽の中から、エモいと言われる曲を紹介していこう。


注目バンドを紹介! 注目すべきエモい曲はまだまだたくさんある


邦楽シーンでエモい曲を書くバンドといえば、Hi-STANDARDは外せないだろう。ガチガチのパンクロックではなく、親しみやすいメロディにシンプルなコードを付けたスタイルはメロコアと呼ばれ、一気にシーンを席捲した。とくに90年代に発表された「MAKING THE ROAD」に収録された「Stay Gold」はエモさ溢れる名曲だ。ギターを手にした中高生の多くが一度は演奏する曲としても知られている。




次のエモい曲にはWHITE ASHの「Thunderous」を挙げておきたい。まず、WHITE ASHの歌詞の多くには意味がない。ヴォーカル・ギターを務める「のび太」の手による語感重視の造語歌詞となっている。ただ、このバンドの曲は、歌詞に意味がないからこそ伝わる感情があることをイヤというほど教えてくれる。この言葉にできない胸を締め付ける感情こそがエモいの真髄。コミカルないでたちからは想像もつかない「のび太」のハイトーンヴォーカルを一度でも聴けば、誰もが語源の意味を身を持って知ることになるだろう。




また、BABY METALも無視できない存在だ。デビュー当初はアイドルグループがヘビメタのヴォーカルを務めることに違和感を唱える向きも少なからずあったが、海外ツアーなどでの圧巻のパフォーマンスを武器に、それらの声を一蹴し、瞬く間に世界のヘヴィメタルシーンのトップへと躍り出た。BABY METALの魅力はパフォーマンスだけではない。バックバンドのすさまじい演奏力はもちろんだが、ヴォーカルの歌唱力も負けじと素晴らしい。「ギミチョコ!!」や「メギツネ」をはじめとする和音階を随所にちりばめた美しいメロディーラインは、まさにエモいの一言。これまでヘヴィメタルに興味が無かった人にも押さえておいてほしいバンドだ。






ソロアーティストの楽曲もエモい! 言葉はフィーリングを重視して使おう


エモい曲を書くのは何もバンドだけではない。ソロアーティストの楽曲にもエモい曲は数多くある。なかでもシンガーソングライターでエモい曲を書く代表格と言えば米津玄師だろう。まず注目したいのが歌詞。米津玄師が紡ぎだすリリックはどこか文学的で、ときに退廃的にすら感じられる。メロディ進行には歌謡曲の影響も感じられるが、独特のリズム感と和音によって独自の世界観を生み出しているのが印象的だ。とくに2016年にリリースされた「LOOSER」はエモさが強く感じられる一曲だ。Bメロから終盤にかけては、畳みかけるようにエモさが増していく。




女性アーティストでエモい曲を書くと言えばaikoも外せない。デビュー以来、メロディーメーカーとして数多くのヒット作を世に送り出してきているが、なかでも「カブトムシ」は女子の鉄板ソングと言ってもよいほどエモな名曲だ。性別や年齢にかかわらず、カラオケに行けば必ず歌うといった人も多いのではないだろうか。




このようにエモいと言われる楽曲は人によってそれぞれだ。そもそもの語源が「人の感情を強く揺さぶる」といったアバウトなものだけに、エモいの定義にはっきりとした決まりはない。こと、音楽ジャンルで使われるエモいの語源は、「メロディや歌詞に心が締め付けられる」といった程度に解釈しておけば間違いではないだろう。聞きなれない言葉を耳にすれば、語源が気になるのも当然だが、いたずらに語源にこだわることよりも、フィーリングを重視して使ってみてもよいのではないだろうか。


Photo:https://pixabay.com/


Written by 編集部



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