運転中に音楽を鳴らすのはNG?

運転中音楽を聴く人は多いがそれはダメなこと?
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2018.06.13 02:21


運転中音楽を聴く人は多いがそれはダメなこと? 


運転をしていて音楽を聞くという人は多いのではないだろうか。運転中に音楽を聴くことによって気分も良くなり、快適なドライブが出来そうである。ところが実際にはNGという結果になっている。どうしてよくないとされているのか、詳しく見ていこう


みんなは何を聴いているの? 


NGの理由を掘り下げる前にここでは実際に運転中はどんなものを聴いているのか、とあるアンケート結果を見てみよう。まずは運転中に音楽を聞くと答えた人は全体の90%にもなっている。やはりほとんどの人が運転中に何らかの音楽を聞いているようだ。


では、どんな音楽を聞いているのかより細かく見ていこう。最も多かったのがやはり自分の好きな音楽で半数近くを占めている。車というのは一人になることが出来る空間でもあるので、自分の好きな曲を流して快適なトライブを楽しみたいという人が多いのだろう。そして次いでFMラジオを聴いているという意見が多かった。FMラジオにはDJが様々な音楽を放送しているような番組が多いので、ドライブ中に何か音楽を聞きたいというときにはうってつけだ。そしてそれに次ぐのがAMラジオだ。AMラジオを着ている人は比較的年齢層が高い傾向にある。AMラジオは音楽を聞くというよりも自分が好きな番組を聞いているのだろう。


意外と若い年代に多かったのが何も聞かないという回答だ。特に20代男性では今回のアンケートに限ってはおよそ15%の人が何も聞かないと答えている。雑音を入れずに純粋にドライブ自体を楽しみたいという事なのだろうか。聞いているジャンル別でみると、最も多かったのJPOPで、特に20代や30代の男女では圧倒的な比率を誇っている。他には20代の男女の中には好きなアニメソングを聞きながら運転しているという人も多かった。40代以上になると、意見がいろいろと別れ、ジャズを聞く人や演歌を聞く人、そしてクラシックを聞いているという意見もあった。みんなそれぞれ自分の好きな曲を聞きながらドライブを楽しんでいるようだ。






音楽はメンタル面に大きな影響を及ぼす


では、ここからは本題に入ろう。どうして運転中に音楽を聞くことはNGなのか、その理由を詳しく掘り下げていく。


まず、音楽というのは私たちが思っている以上にメンタル面に影響を与えるのだ。例えば音楽を聞いていて涙を流すという人も多いだろう。人が涙を流すという事はそう簡単なものではなく、大きく感情を揺さぶられないと涙を流すことはできない。ということは音楽にはそれだけ人の心を動かす力があるという事だ。ある実験によると、嫌いな音楽を聞いているときでさえ、音楽を聞きながら運転していると事故を起こしやすくなるというデータが出ている。つまり何かしらの音楽を聞くことによって感情が揺れ動き、音楽自体に感情や意識が集中して注意力が散漫になっているのだ。




嫌いな音楽で事故を起こしやすくなるのだから、好きな音楽を聞いているともっと意識は音楽に集中するだろう。好きな旋律を聞くと、人の集中力というのは著しく低下するというのは様々な実験で明らかになっている。例えば受験勉強で集中力や気持ちを上げるために好きな音楽を聞きながら勉強したという人も多いだろうが、科学的には全くの逆効果だという事になる。


車の運転というのは周りの環境を把握しておこなわなければならない。常に気を張らなければいけないという事はないが、走行中はある程度集中し続ける必要がある。しかし好きな音楽を聞いていると、自分では集中しているつもりでも実際には楽曲に集中してしまい。運転がおろそかになってしまっているのだ。


運転中の音楽がNGなもう一つの理由


運転中は集中力が低下するため、音楽を聞くことがNGとされていることがよくわかったのではないだろうか。実は運転中に音楽がNGとされている理由はもう一つある。スーパーマーケットでは店内で派手な音楽を流していないことに気付いている人はいるだろうか。どうして派手な曲を流さないのかというと、派手な曲を流すと、気分が高揚して万引きが増えるというデータがあるためだ。これは車の運転にも当てはまる。車の運転中に音楽を聞くことがNGなもう一つの理由は、気分が高揚して運転が乱暴になるという点だ。乱暴な運転は無理な割込みやスピード違反を増長し、重大な事故につながりかねない。


Photo:https://pixabay.com/


Written by 編集部





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