2019年に自身のレーベル・young ethicsを設立したDJ Seinfeldとは?

スウェーデン出身のDJ Seinfeld
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2020.02.11 22:50

スウェーデン出身のDJ Seinfeld


アメリカのTV番組「となりのサインフェルド」の主人公を名前の由来とするスウェーデン出身のDJ Seinfeld(サインフェルド)は、2016年末にデビューしたのち2017年に大ブレイクする。その後、2019年1月には自分が好きな音楽を世に出していくため、若くして自身のレーベル・young ethicsを設立した。そんな彼の人物像や歴史に迫る。





イケメンとして有名なDJ Seinfeldはどんな人?


DJ Seinfeldは、スウェーデン出身の若手男性アーティストである。DJ・音楽プロデューサーなど幾つかの肩書をもつ。ローファイ系のハウスミュージックを得意としてきた。本名のファーストネームまたはファミリーネームがサインフェルドであるわけではない。本名はArmand Jakobssonと言い、サインフェルドという名前はテレビ番組『となりのサインフェルド』からきている。スウェーデンの南端エリアに位置し、デンマークの首都・コペンハーゲンとは橋でつながっているマルメー(Malmo)という街で誕生した。プロになってからはスペインに移住し、バルセロナを拠点として活動している。


なお、彼はクラブミュージック・ハウスミュージック界きってのイケメンアーティストとしても知られる。フサフサのブロンドヘアに彫りの深い顔をもち、世界的なハリウッド俳優顔負けのビジュアルだと言われてきた。さらに長身で体型もスラッとしておりモデルとして即戦力で活躍できそうな雰囲気も持ち合わせている。その他、ファッションセンスも高いと評判なため、クラブミュージック・ハウスミュージック界における次世代のファッションアイコンとしても注目されている。


ちなみに、DJ Seinfeldとしての活動のほか、Birds Of SwedenまたはRimbaudianという名前での活動も並行して行っている人物だ。





プロとして活動を開始


少年時代に関する経歴は明かされていないが、2010年代に入ってプロのミュージシャン・プロデューサーとしてのキャリアをスタートさせた。そして、下積み生活を経て2016年12月にイギリスのLOBSTER FURYというレーベルより『Season 1』という5曲入りEPをリリースしてデビューを果たす。まったく無名な中での発表であったが、この作品は一部の人達の間で高い評価を受けて一時期入手困難な状態に陥った。なお、この『Season 1』のジャケットには、日本でも大きな話題となった。なぜならば、「となりのサインフェルド」主人公やダヴィデ像の写真と共に"こんにちは"そして"ニューマン"という日本語が登場しているためだ。


翌2017年には、年末にファーストフルアルバム『Time Spent Away From U』をLobster Furyから発表する。このフルアルバムは世界中のクラブミュージック・ハウスミュージック系メディアで絶賛され、新人ながらも圧倒的な才能でいきなりブレイクを果たした。ちなみにどれくらい高い評価を受けたかというと、例えば権威ある「Rolling Stone」誌にて2017年ベストエレクトロニックアルバムランキングの上位に入っている。




2019年1月に自身のレーベル・young ethicsを設立


ファーストフルアルバム『Time spent Away From U』のヒットによりブレイクしたDJ Seinfeldは、日本での高い人気受けて2018年2月に初来日を果たす。具体的にいうと、ソロ公演ではなかったが2月23日に東京・渋谷のライブハウスCIRCUS TOKYOで開催されたイベントにLicaxxxやパソコン音楽クラブなどと共に参加した。この来日公演において会場に足を運んだオーディエンスをハイクオリティーなプレイで魅了し、DJ Seinfeldは日本における人気を確固たるものとした。


その直後となる4月には、さらに日本のファン達を歓喜させる出来事が起こる。それは、日本にて桜が咲く時期である4月に、DJ Seinfeldが『Sakura』というタイトルの4曲入りEPを発表したという事だ。タイトルの『Sakura』とはもちろん日本で人気が高い花の事で、EPのジャケットには桜の花びらや富士山が登場するほか、"さくら"という日本語表記も記載されている。2018年12月には早くも再来日が決定し、2019年1月には再び渋谷のCIRCUS TOKYOで開催された韓国系のイベントに登場した。


2019年はDJ Seinfeldにとって大きな転機の年となった。それは、デビューしてからわずか3年弱ながら、1月に「young ethics」という自身のレーベルを設立したという事だ。なぜ新人にもかかわらずyoung ethicsという自身のレーベルを設立したのかというと、売れるかわからない実験的な曲も含めて自分が好きな音楽を制約を受ける事なくリリースするためだという。そして、このyoung ethicsレーベルより5月に『Galazy』という4曲入りEPを発売した。さらに、その2ヶ月後となる2019年7月にはyoung ethicsレーベルからの第2弾作品『Lilium』というEPを発表し、それぞれが世界中のファンの間で受け入れられる。自信を深めた中で発表したyoung ethicsからの第3弾作品『Parallax』も好調で、飛ぶ鳥を落とす勢いの状態が続く。




DJ Seinfeldの人気曲とは?


DJ Seinfeldが発表してきた作品の中では最も人気が高いのは、Deep Sea Frequencyというレーベルからリリースされた「Sakura」というEPの表題曲だ。基本的にインストゥルメンタル系の曲であるものの、この曲の後半に女性による"さくら"という声が入る部分があり、それが日本における人気の秘訣となっている。続いて、世界全体の中で最も人気が高いのは、2019年秋に発表されたyoung ethicsからの第3弾EPの一曲目に収録されている「Please Slow Down」という曲だ。中田ヤスタカの作風に通ずるポップな系統のエレクトロミュージックソングのため、万人受けしている。その他、「Lilium」というEP作品の表題曲も、「Please Slow Down」と並ぶ人気を誇る。




written by 編集部


photo: facebook

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