Diplo、急死した”エモ・ラップ”の若手MCLil Peepの死と「ピル・カルチャー」を語る

鬱や自殺、ドラッグをテーマにした独特のリリックの若手ラッパーについて何を語るか?
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2018.01.15 03:15

オルタナティヴロック、グランジ、エモなどロックの要素をトラップに取り入れた新しいスタイルで注目されていた、ヒップホップMCの故Lil Peep(リル・ピープ)について、Diplo(ディプロ)が語る動画が公開された。 


昨年11月に死去したLil Peepについて語る  


「SoundCloud Rap」世代の代表格であるLil Peepは昨年11月にツアー先でドラッグのオーバードーズが原因で死亡。


2017年8月には、デビューアルバム『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』をリリース。鬱や自殺などをテーマにした独特のリリックとサウンドは、若者の間で話題になっていた。また音楽以外にもファッション界からも注目されていた。

  


そんなLil PeepについてDiploは、「自分がプロデューサーとして行っていたことを彼はソングライターとして行っていた。彼は新しいものを創造できる偉大な男だった」とその才能を高く評価。


また「生前、Lil Peepと会話する機会があったが、その時は音楽について話したのみで、彼の人生などについては話すことができなかったことを後悔している」と語っている。



Diploはまた、Lil Peepの死にも関わっている「Xanax」など向精神薬系のドラッグが若手ヒップホップ・アーティストたちに流行している「ピル・カルチャー」に関しても不安視しており、彼らやそのフォロワーたちはその問題の重大性に気付く必要があると語っている。  


Lil Peepの訃報が報じられた際は、多くのメディアやファンたちだけでなく、Diploなど大物ミュージシャンやプロデューサーたちが彼の死を悼み、SNS上で追悼コメントを発表。このことは多くの業界人からその将来が期待されていたLil Peepの死が、いかに音楽業界の大きな損失だったかということを物語っている。 


Lil Peepの未発表コラボ曲がリリース 


Diploと同じく追悼コメントを出していたMarshmello(マシュメロ)は最近、以前から予告していたLil Peepとのコラボ曲「Spotlight」をリリースしたばかり。


Marshmelloは当初リリースするつもりはなかったものの、Lil Peepの遺族からの要請があったため、リリースされることになった曲だ。曲調はLil Peepのオリジナルにも通じるロッキンなギター、歌唱が目立つ「エモトラップ」スタイルになっている。


これ以外にも生前にLil Peepが残した未発表曲が存在していることはすでに関係者が明かしており、そちらのリリースにもファンからの注目が集まっている。



参考: 

http://www.youredm.com/2018/01/11/diplo-opens-mourning-rapper-lil-peeps-death/

https://www.billboard.com/articles/news/dance/8094042/marshmello-lil-peep-spotlight-listen


Written by Jun Fukunaga 

Photo: mtheory LLC 

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