田我流、7年ぶりのアルバム『Ride On Time』のリリースが決定。EVISBEATS、VaVaらも参加

7年ぶりのアルバム『Ride On Time』はEVISBEATS、Automatic、VaVa、KM、ベテランからフレッシュなアーティストまで多数参加。Yukitaka Amemiyaが撮り下ろした新たなアーティスト写真も公開。
SHARE
2019.03.25 11:00

田我流のソロ名義では2012年『B級映画のように2』以来、7年ぶりとなる新作『Ride On Time』4月24日にリリースが決定。




数々な客演と活動を経て、ラッパー田我流劇場開幕! 7年ぶりの新作『Ride On Time』に期待しかない


stillichimiya(スティルイチミヤ)のメンバーとして、バンドセット名義の田我流とカイザーソゼ、そして近年は他アーティストとの客演と並行して、冨田克也監督の映画作品『サウダーヂ』や『バンコクナイツ』に俳優として出演。


田我流はその他にも数々のオルターエゴを持っており、“墓場のDigger”として知られる墓場堀士名義でのレアグルーヴMix CD「墓場堀士」シリーズや、墓場掘士のライバルとして突如出現したトラックメイカーFALCON a.k.a NEVER ENDING ONELOOP(ファルコンa.k.a.ネヴァーエンディングワンループ)によるビート集『THE NEW MYSTERY』、“ベトナムで18年の服役を強いられていた東亜のアマチュア音楽市場最重要人物”DJ DICK(DJ ディック)名義でMix CD『エレクション』を発売。また、DJ DICKはYouTubeムーヴメントの先駆けともいえるタイミングで映像作品シリーズ「DICK TIME」を配信し、ハードコアクッキングやバラエティに富んだ映像で我々を楽しませてくれた。


 

DICK TIMEはVol.7までSTUDIO石のチャンネルから配信されている。  

そして、上に挙げたような数々の活動を経て、ラッパー田我流として待望の新作『Ride On Time』を4月24日にリリースすることが発表された。


気鋭のアーティストが多数参加。注目はFALCON a.k.a NEVER ENDING ONELOOP


「Ride On Time (時代の波に乗る)」をテーマに、「自分の心の声」にフォーカスし作り上げたアルバムとなっているそうだ。プロデューサー陣は、田我流との名コンビで知られるEVISBEATS、ゆるふわギャングの楽曲を担当している、Automatic(オートマティック)、CrativeDrugStore所属、アルバム『VVORLD』も好調なVaVa(ヴァヴァ)、「夜のパパ」で共演し、アルバム『FORTUNE GRAND』で評価を集めたKM(ケーエム)、アルバムにも収録した「Simple Man」で共演したDJ UPPERCUT(DJ アッパーカット)、JukeサウンドをビートメイキングするAce-up(エースアップ)が参加。


ラッパーとしては名古屋の知立Yonkersとして名を馳せるリリシストC.O.S.A.(コーサ)が、田我流が震え上がった才能を持つ女性シンガーとして注目のNTsKiがフィーチャーされている。Skitには田我流が心の兄と歌う奇才、KILLER-BONGが友情出演。


フレッシュな顔ぶれとともにアルバムのほとんどにクレジットされているFalcon a.k.a. Never Ending One Loopは先述の通り、田我流のビートメーカー名義のオルターエゴである。2016年FALCON名義でリリースされた30曲入りのドープなビート集『NEW MYSTERY』発売時にはその正体は隠されていた。


ラップ、トラック、その両方を自ら手がけ、『Ride On Time』に収録された作品は文字通り「自分の心の声」にフォーカスし、田我流の“今”を辿った足跡といえる。






制作陣もバラエティ豊か


制作はスタジオからスタジオを旅(ときに釣り)しながらレコーディングを敢行したようだ。メインのミキシングにD.O.I.、マスタリングにロンドンのMetropolis Masteringのスチュアート・ホークスといったエンジニアたちを起用している。


4月24日の『Ride On Time』発表に先駆け、4月10日からシングル「Changes」を配信スタート。ともに「ゆれる」や「夢の続き」など名曲を作り上げてきたEVISBEATSとKazuhiko Maedaによる楽曲で、田我流が差し掛かった人生の岐路についてラップしており、今の環境から新たな一歩を踏み出そうとしている人に聴いて欲しい一曲。


アルバムアートワークは田我流自身がインスタグラムで見つけオファーしたというイラストレーターNEHANBROWNや、映像作家に『夢の続き feat.田我流』で監督を務めたYudai Maruyamaを起用。田我流ならではの感性によって制作陣も国境や年代を横断したメンバーが集まった。これまでのイメージにはない、新しい田我流を見せてくれる作品になりそうだ。


アルバムリリース発表に合わせ、新たなアーティスト写真を公開。世界をまたにかけアーティストの迫力ある生々しい姿を写真に収めるフォトグラファー、Yukitaka Amemiyaが田我流を撮り下ろしている。


時代を鋭く切り取る、“写輪眼”を持った田我流の波の乗り方とは。『Ride On Time』に筆者は期待しかない。アルバムに備えつつ、EVISBEATSとの「夢の続き」についての記事もあわせてチェックしてみてほしい。


▶関連記事

EVISBEATSと田我流が魅せる「夢の続き」。リリックから紐解く名曲「ゆれる」との関係




アーティスト: 田我流

タイトル: Ride On Time

発売日: 2019年4月24日

レーベル: Mary Joy Recordings

流通: Space Shower Music

CD: DDCB-19004 (定価: 2,300yen +tax)

iTune他, 各ストリーミングサービスより配信


Track List:

1. Wasuremono (Intro)

2. Hustle (Produced by Ace-up & Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

3. Broiler (Produced by Automatic)

4. Vaporwave (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

5. Cola (Produced by VaVa)

6. Back In The Day 2 (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

7. Simple Man (Produced by DJ UPPERCUT)

8. Small Talk From KB (Skit)  (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

9. Ride On Time (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

10. Hands Up (A Cappella)

11. Deep Soul (Produced by DJ UPPERCUT & Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

12. Wave feat. C.O.S.A. (Produced by DJ UPPERCUT)

13. Sign (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)

14. Changes (Produced by EVISBEATS, Kazuhiko Maeda)

15. Anywhere feat. NTsKi (Produced by KM)

16. Takarabako (Outro) (Produced by Falcon a.k.a. Never Ending One Loop)




photo:Yukitaka Amemiya


▶田我流(でんがりゅう)

山梨県笛吹市一宮町出身。趣味は釣り。尊敬する人は松方弘樹。高校1年でHiphopに出会い、リリックを書き始める。2004年に地元の幼馴染とラップグループ=stillichimiyaを結成し、2008年にファースト・ソロ「作品集~JUST~」を発表、2012年4月に発表したセカンド・アルバム「B級映画のように2」でその評価を確固たるものにする。2015~16年はバンド・プロジェクト「田我流とカイザーソゼ」として数々のライブをこなす。その頃から更なる音楽性の向上の為、Falcon a.k.a. Never Ending One LoopとしてBeat Makeも始める。 野蛮さと繊細さを兼ね備え、アッパーな楽曲からコンシャス、叙情的な楽曲まで幅広く乗りこなす作詞力と音楽性、ガツガツと畳み掛けるエモーショナルなライブパフォーマンスには定評がある。4月24日には自身の原点回帰を計るべく新しいプロデューサー陣と制作した待望のサード・アルバム『Ride On Time』を発表。初夏には甲府から始まる全国ツアーも予定している。


Written by Tomohisa“Tomy”Mochizuki


source:Mary Joy Recordings




SHARE