deadmau5とRichie Hawtin、音楽ベースのAR体験を提供するゲームプラットフォーム「PIXELYNX」を開発!

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deadmau5とRichie Hawtinが共同でゲーム開発チームと協力して、新しいARゲームプラットフォーム「PIXELYNX」を開発した。
拡張現実の世界を創造
2人は、ゲーム業界のベテランのBen Turner、Dean Wilson、Inder Phullの支援を受けて、拡張現実の世界を創造することに取り組んだという。
「PIXELYNX」は、『Pokémon GO』、『Ingress』、『Pikmin Bloom』などを開発したNianticとの契約締結後にリリースが予定で、NianticのLightship PlatformとAugmented Reality Developer Kit (ARDK)といったARゲーム開発クリエイター向けツールが使用されている。
「バーチャルワールドのエコシステム」としても機能させる
同プラットフォームは、プレイヤーがNFTを追跡して没入型の環境を作ることで、ミュージシャンがバーチャルパフォーマンスやプレイアブルな体験を提供する「バーチャルワールドのエコシステム」としても機能させるという。また、ゲームのプレイヤーは「PIXELYNX」に展開されるバーチャルワールドを旅することで音楽、報酬、ゲーム内資産、賞品をコレクションすることができるとのことだ。
新プロジェクトについて、共同創業者のInder Phullは「2022年のプラットフォーム立ち上げに向けて、ファンが現実世界で新曲やNFTを集めることができるモバイルアプリの開発は、音楽のメタバースを作るという我々のビジョンの一部として常に存在していました」、「NianticのLightship ARDKを使用して、モバイルゲームアプリを開発することで、ファンがどこに行っても我々のゲームを持ち歩くことができるようになり、デジタルと現実世界の体験を融合させ、ファンの体験を全く独自の方法で豊かにすることができます」と述べている。
「PIXELYNX」は、現在、ティーザー動画を公開しているが、テクノロジーを積極的に活用したライブパフォーマンスでも知られるdeadmau5とRichie Hawtinだけに、今後はゲーム好きの音楽ファンからの大きな期待が寄せられることになりそうだ。正式リリースを楽しみにしておこう。