Afrobeatsを代表するシンガー、Davidoが新アルバム『A Better Time』をリリース。NasやNicki Minajも参加。

NasやNicki Minaj、Young Thugらヒップホップアーティストも多数参加。リードシングル「FEM」はナイジェリアのプロテストソングにもなっている。アルバムから注目の楽曲をピックアップ。
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2020.11.19 08:00

アトランタ生まれでナイジェリア・ラゴス育ちのAfrobeatsを代表するシンガーのDavido(ダビド)がニューアルバム『A Better Time』をリリースした。


今作では同郷のTiwa Savage(ティワ・サベージ)、Mayorkun(マイオークン)、Bella Shmurda(ベラ・シマーダ)の他、Chris Brown(クリス・ブラウン)、Young Thug(ヤング・サグ)、Nicki Minaj(ニッキー・ミナージュ)、Nas(ナズ)といったヒップホップ・R&Bアーティストも多数参加!! 彼の人気がアメリカでも高いことが伝わるラインナップとなっている。






Davidoのキャリア


今回リリースされた『A Better Time』が3枚目のアルバムとなるDavido。デビューアルバムのリリースは2012年と意外にも10年ほど前のことで、そこから2015年の間にいくつものヒット曲を生み出すが、今のようにワールドヒットにはならなかった。2016年にソニーミュージックと契約し、その数ヶ月後に自身のレーベル「Davido Music Worldwide」を設立すると翌年には彼の名前が世に広まるきっかけとなった「If」と「Fall」をリリース。特に「Fall」はビルボードのナイジェリア・ポップミュージック内で最も長くチャートインする曲として記録を樹立し、これを機にAfrobeatsもより一層世界中に知られていった。


アルバムリリースに先駆けて公開された制作過程を撮影した映像では、彼がツアー中にパンデミックの影響で中止になってしまったことが、かえって多くの曲をレコーディングできる機会を得られたこと、純粋に楽しみたいと思ってレコーディングを開始したことなどのコメントが収められている。



ナイジェリアのプロテストソングに


アルバムの1曲目に収録されている「FEM」は思いがけない方向で広まっていったようだ。ナイジェリアはEndSARS運動と呼ばれる「対強盗特殊部隊」(SARS)と呼ばれる警察の特殊部隊の廃止を訴える抗議デモが10月に入ると広がりを見せ、治安部隊と衝突した結果、多数の死傷者を出している。9月にリリースされていた「FEM」はプロテストソングとして作られた訳ではないとDavidoも話しているが、「事態が悪化する前に、口に出す言葉には気をつけろよ」といった歌詞が抗議活動にマッチしたのだろう。



ヒップホップ好きにもオススメな曲


NasとプロデューサーのHit-Boy(ヒット・ボーイ)が参加した「Birthday Cake」はAfrobeatsにまだ慣れていないヒップホップ好きのリスナーには是非聴いていただきたい曲。Nasの最新アルバム『King's Disease』のプロデューサーもつとめたHit-Boyとの黄金コンビはDavidoを迎えてもブレることはない。濃いめのヒップホップというよりはどこか懐かしい90年代感もあるトラックにDavidoの歌声もハマっている。



インタビューでは「アフリカンはお金持ちでも貧乏でも、国がどんな状況だとしても常に笑顔で幸せを探しているんだ」と話しており、全体を通して軽やかで聴いていて幸せな気持ちになれるアルバムだ。




written by BsideNews


source

https://pitchfork.com/news/listen-to-davidos-new-album-a-better-time-featuring-nicki-minaj-nas-young-thug-and-more/

https://thesource.com/2020/11/13/davido-a-better-time/


photo

https://www.facebook.com/davidoofficial2/photos/1493201007547186




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