Spotify CEOのDaniel Ek、名門フットボールクラブ「アーセナル」を買収か?

アンリ、ベルカンプらアーセナルのOB選手の協力を得て、クラブの買収に向けて準備を進めていると報じられている。
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2021.04.28 10:30

音楽ストリーミングサービス大手SpotifyのCEOとして知られるDaniel Ekが、イングランド・プレミアリーグの名門フットボールクラブ「アーセナル」を買収する可能性が報じられている。


SpotifyのCEOとクラブのOBがタッグを組んでアーセナルを買収?


現在までの報道によると、Daniel Ekはかつてアーセナルに所属した名選手のティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプ、パトリック・ヴィエイラの協力を得て、クラブの買収に向けて準備を進めているという。


Daniel Ekは先週末、アーセナル買収の可能性について問い合わせを始めており、現在は来週にも正式なアプローチの発表が行われるという報道もある。アーセナルの買収騒動は、同クラブが欧州スーパーリーグ参加を表明(現在は撤退)したことでクラブのサポーターの不満が爆発し、一部のサポーターからは現オーナーのStan Kroenkeの退陣を求める声が上がったことがきっかけ。


Daniel Ekが、もしクラブを買収した場合、先述のアンリ、ベルカンプ、ヴィエイラがタッグを組んで経営権を取得、新体制の一員となるという報道もある。

また、Daniel Ek自身も、先週金曜に「物心ついて以来、ずっとアーセナルを応援してきた。もしKSE(Kroenke Sports & Entertainment)にアーセナル売却の意思があるのなら、私は喜んで立候補する」とツイートしている。




音楽業界人からは否定的な反応も


クラブが売却をされる場合、少なくとも20億ポンド(約2000億円)の資金が必要という見方があるが、Daniel Ekの総資産は約34億ポンド(約5144億円)といわれていることから、業界の専門家は買収は可能だと予測している。

しかし、今回のDaniel Ekによる買収に対して、多くのアーセナルファンがより多くの移籍金が得られるという見通しに興奮する一方で、アーティストなど音楽業界人からはSpotifyが十分なロイヤリティを支払っていないことを理由に挙げながら買収に大金が動くことに反発するなど、SNSでは様々な反応が見られる。

Spotifyは先月、これまでにアーティストから不満が寄せられてきた同社のロイヤリティ支払いモデルを明確にすることを目的した新サイト「Loud & Clear」をオープンしている。しかし、最近の研究ではSpotifyに限らず音楽ストリーミングサービスの楽曲レコメンドのアルゴリズムは、女性アーティストよりも男性アーティストの音楽を選ぶ可能性が高く、業界のジェンダーバイアスを強化している可能性があることが指摘されており、新たな業界の問題点として物議を醸している。

なお、最新のBBCの報道によると、Stan Kroenkeと息子のJosh Kroenkeはクラブの買収話に関して、一切オファーは受けておらずいかなるオファーも受け入れないと噂を否定している。

written by Jun Fukunaga

source:
https://www.dummymag.com/news/spotify-ceo-daniel-ek-set-to-launch-bid-to-buy-arsenal/

https://www.bbc.com/sport/football/56907756 

https://www.dummymag.com/news/streaming-algorithms-amplify-gender-bias-study-suggests/ 


photo: magnus hoij



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