今最も話題のラッパーCupcakKe(カップケーキ)について解説!!

ヒップホップ界の下ネタキャラ、CupcakKeってナニモノ!?
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2018.06.03 18:52

ラッパーCupcakKeとは


CupcakKeはラッパーとして活躍する人物であるが、彼女が歌う歌詞は一般的なものではないと話題になるだけでなく、2018年に注目すべきアーティストとしても紹介されている。ここではCupcakKeはどのような人物なのか、また、どのような歌詞を歌っているのかをご紹介する。


ラッパーCupcakKeの登場




ラッパーCupcakKeという女性が世に注目されるようになった背景にはまずヒップホップのオートチェーンとインターネットによる革命が関係しているということがいえるだろう。2000年代の後半には技術の進化によりヒップホップの多様性が広がりを見せるようになった。まずはオートチェーンについて説明することとする。オートチェーンとは音声を強制的に補正するツールのことを指している。このオートチェーンを利用することで本来の声ではなく、機械のような独特の声に変化させることができ、大多数のラッパーが活用しているツールである。このオートチェーンというツールが出来上がったことで、あまり歌が上手くなくても楽曲に簡単にメロディを取り入れることが可能になった。このことはラッパーにラップするのではなく「歌詞を歌う」という選択肢を与えることとなる。また、MySpaceやYouTubeといった簡単に音楽を共有できるインターネットサービスが2000年代後半に普及してきた。このため、アーティストが音楽を配信し、それを聞いた人々がファンとなることで人気を確立していくことができるようになったのである。




2009年にはドレイクがラップと歌を織り交ぜてナイーブな内心を歌い上げるというスタイルを取りブレイクしている。これ以降、従来の枠に縛られない自由なスタイルのラッパーが登場するようになるのである。この流れの中で女性ラッパーの中でも従来の枠に当てはまらないラッパーが登場するようになる。また、その最先端に現れた「新世代の女性ラッパー」と言われているのが今回ご紹介するCupcakKeなのである。




CupcakKeはアメリカ合衆国シカゴ出身の女性で、10歳の頃から教会で信仰や神についての詞を朗読するという活動を行っていたが、13歳の頃に友人にラップを進められたのをきっかけにラップを始めるようになった。シングルマザーの家庭で育ち、7歳の頃から4年間はホームレス向けのシェルターに住むという経験もしてきていたため、最初はホームレスの生活やストリートにおける困難などを歌詞にしてラップをしていた。その後、新しいスタイルのラップにも挑戦しようとして作ったのが「Vagina」と「Deepthroat」という下ネタが含まれる歌詞の曲であったが、なんと、これらの曲を披露したことで世間から注目を集めるようになったのである。このような従来のヒップホップ業界では受け入れられないような曲が大きな支持を受けるようになったのはやはりインターネットの存在が大きいだろう。このインターネットの存在により、価値観が多様化し、あらゆる表現を認めるように変化してきたのである。




ラッパーCupcakKeの魅力とは?


CupcakKeは大胆不敵さが持ち味のラッパーとして注目されている。CupcakKeは下ネタを含んだ歌詞だけではなく性的暴行被害や自分のありのままの体型を受け入れる考え方であるボディポジティビティについてをラップにしている。ほかにも自己愛、セクシュアリティに関する曲をリリースしている。これらの楽曲を出すことで多くの共感を得ており、それが支持につながっているのだ。女性の立場からの意見を取り入れているところが人気になる1つの要素であると言えるだろう。CupcakKeは世間体を気にすることなく女の子の意見やジョークの代弁をする新しいラッパーなのである。


Photo: https://www.facebook.com/CupcakKeRapper/


Written by 編集部



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