YAMAHAの名アナログシンセ「CS-80」復刻か!? 浮上した再発売の可能性が話題に

DX-7に匹敵するYAMAHAの名シンセがもしかしたら再発売されるかも!?
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2019.05.03 08:00

近年、中古市場で話題のヴィンテージシンセは、RolandのBoutiqueシリーズや本家にインスパイアされたBehringerのクローンのような形で復活を遂げ、情報が報じられるたびに注目を集めている。そんなシンセ市場だが最近、話題になっているのが、YAMAHAの名シンセ「CS-80」が復刻されるかもしれないという噂だ。



YAMAHAの名シンセ「CS-80」復活か!? 意味深なフォーラム投稿が行われる 


音楽機材メディア「Synthtopia」によると復刻の噂は、YAMAHAのYamaha R&Dのプランニングマネージャーを務めるBen IsraelによるYamahaSynth IdeaScale forumへの投稿がきっかけ。その投稿でBen Israelは、YAMAHAのファンに対して、CS-80の再発版かもしくはモダンな進化版のどちらを求めるか? という質問を行なったという。  


また投稿には、「ユーザーからのアナログシンセに対するリクエストをもう少し明確に理解したい」という文言もあり、なんだかCS-80復活に期待してしまう展開だ。しかしながら、一方で今回の投稿は「これまでに提示されたアイデアの最初の焦点であり、CS-80を新たに開発することを約束するわけではない」と釘をさすような文言もそこには記載されている。



そのためCS-80が復刻されるか、もしくは最新のテクノロジーを搭載したモダンなCS-80として発売される可能性については現時点ではまだ確定したとはいいきれない。しかし、CS-80は、これまでもCS-80をモチーフにしたクローンシンセやエミュレート版ソフトシンセが発売されるなど同社の名FMシンセ「DX-7」に匹敵する人気を持つヴィンテージシンセだ。それだけに本家からの復活となれば、是が非でもその機会に購入したいと考えるファンも決して少なくはないだろう。



CS-80は『ブレードランナー』のサントラ制作に貢献した名シンセ  


ちなみにCS-80といえば、映画音楽の巨匠でもあるVangelisが手がけた映画『ブレードランナー』のサントラ制作に貢献したことでも知られるシンセだ。その音楽性は現在でも音楽クリエイターの間でも高く評価されており、ネット上では現在のエミュレートソフトシンセを使って再現に取り組む動画も数多く存在する。下の動画ではAbleton Liveやソフトシンセ版のCS-80を使って、どのようにして『ブレードランナー』のサントラが制作されたかを解説しているので、気になった人は一度チェックしてみてはいかだろうか?



未だ噂の域を出ないという感じのCS-80復刻説だが、ファンからの期待の声は今後、一層大きくなりそうだ。引き続き注意深く続報に注目していきたい。

written by Jun Fukunaga


source:

http://www.synthtopia.com/content/2019/04/30/yamaha-considering-making-a-modern-cs-80-synthesizer/

https://www.factmag.com/2019/05/01/yamaha-cs-80-synthesizer-reissue/


photo: Pete Brown




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