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自作キットもあり。映画「ブレードランナー」でお馴染みのシンセCS-80クローンが発売

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クローンシンセシーンに新たな名機が加わることになった
2017/05/09 20:30
admin
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Written by Jun FukunagaPhoto by deckardsdream.comVangelisが手がけた80年代の名作SF映画「ブレードランナー」のサウンドトラックで使用されたことで知られるYAMAHAのヴィンテージシンセサイザー「CS-80」。そのクローンモデルのプレオーダーが開始されたことについて海外音楽メディアFactが報じている。それによるとこのクローンモデルは、「Deckard’s Dream」というメーカーが製作したもので、販売価格は3749ドル(約42万円)となり、現在はメーカーサイトでプレオーダーを6/1までの期間で受付しており、その後2~3ヶ月で注文者に発送されるとのこと。価格は、先日発表されたBehringerが製作した「Mimoog Model D」のクローンがたった約4万円での販売価格だったことに対し、高額に思われるが、実機はネットオークションでは19000ドル程度(約216万円)で取引されるほどのプレミアムなヴィンテージシンセとなっているだけに、クローンとは言え、シンセコレクター的にはまだ良心的な価格と言えそう。また、別メーカーからではあるが、自作できるTR-808の組み立てキットが発売されることも機材好きの間では話題になったが、なんとこちらも組み立て済のものに加えて、自作できる組み立てキットが販売されることになっており、そちらの価格は999ドル(約11万円)で購入できるので、手先が器用なシンセ好きはそちらを購入して自作してみるのもアリ。

「CS-80」と言えば、先述の映画のサウンドトラック曲「Blade Runner Blues」で表現されたシンセサウンドを例に挙げる人は決して少なくないが、その映画の続編である「Blade Runner 2049」の公式トレイラーが公開されたばかり。また、こちらのサウンドトラックは、Vangelisではなく、アイスランド出身の作曲家Jóhann Jóhannssonが手がけている。DAW用のエミューレートされたプラグインで人気があるヴィンテージシンセサイザーやドラムマシーンは、近年は、実機でのクローン化が注目されることも多く、一方で、最近では、通称”タンス”ことMoogの名機Synthesizer IIIcが台数限定で復刻されるなど本家による再生産も同じく話題になることが多い。なお、今回クローンを製作した「Deckard’s Dream」では、デモ機の様子が確認できる動画を公開しているので、気になる人はチェックしてみよう。

参考:http://www.factmag.com/2017/05/03/deckards-dream-yamaha-cs-80-clone-pre-order/http://www.factmag.com/2017/05/08/watch-new-trailer-blade-runner-2049/http://www.deckardsdream.com/shop【この記事に関連するおすすめはこちら】

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