シンセサイザーの未来をこじ開ける。近未来シンセ”Collidoscope”とは？

<p><strong>Written  by Jun Fukunaga</strong><autobr /><autobr />ダンスミュージックの制作において必要なものとはどういったものだろうか？<autobr />PC? DAWソフト？プラグイン？iPad app? ハードウェア機材？<autobr />これについては枚挙に暇がないが、その中でとてもユニークで近未来型のシンセサイザーである”Collidoscope”というハード製品が話題となっている。<autobr /><autobr />こちらはBen BenglerとFiore Martinという二人の研究者が製作し、今年の3月に発表した最新シンセだ。すでに スペインのSonar+D 2015 (Barcelona, Spain), ロンドンの“The Digital Design Weekend 2015” の展示会にも出展されており、業界関係者から新しいモノ好きのシンセサイザーファンの熱い注目を集めている代物だ。<autobr /><autobr /><center><div class="iframe-wrap"><iframe loading="lazy" width="640" height="360" src="https://www.youtube.com/embed/9XMfKYVu_fg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe></div></center><autobr /><autobr />現在はまだ試作段階とのことだが<a href="http://www.doctormix.com/blog/collidoscope" target="_blank" rel="noopener">doctormix.com</a>が報じた内容によれば、こちらの仕組みは<autobr />“最初に内蔵されたマイクで音をサンプリングし、音の波形をディスプレイに表示する。ディスプレイのすぐ手前のツマミの位置を左右に動かして、録音した中から再生する部分を選ぶ。その際にツマミをひねれば再生する音の幅を変えられる。鍵盤の左側にある2つのスライダーを駆使すれば、再生する音の響き方なども変えることができる。 録音した音を音源サンプルとして再生し、鍵盤を弾いていく&quot;というもの。<autobr /><autobr />元来シンセサイザーという名称は英語の「synthesize」総合する、合成するという意味からきており、この近未来型シンセもまさにそれを地でいったものだ。<autobr /><autobr />近年、クラブミュージック(特にElectronicaシーン）でも環境音をフィールドレコーディングし、それを再構成し、楽曲を制作していくスタイルも広まりつつある中で、このベッドルームでも使用可能な何気ない日常の環境音をサンプリングして音楽制作を可能とする”Collidoscope”は非常に興味深い。<autobr /><autobr />さらに詳しい情報、続報が気になる方は下記リンクをCheckしてみては？<autobr /><a href="http://collidoscope.io/" target="_blank" rel="noopener"><a href="http://collidoscope.io/">http://collidoscope.io/</a></a></p>


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