世界を席巻した『Brat』がグラミー受賞！Charli xcxが最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞を含む3冠達成
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2025年2月2日（現地時間）にアメリカ・ロサンゼルスのクリプト・ドット・コム・アリーナで開催された第67回グラミー賞授賞式で、Charli xcxが最新アルバム『Brat』で、最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞を受賞した。
同部門では、Justiceの『Hyperdrama』、Four Tetの『Three』、Kaytranadaの『Timeless』、Zedd『Telos』がノミネートされていた。
昨夏、社会現象を巻き起こした大ヒットアルバム『Brat』
『Brat』は、2024年6月にリリースされたCharli xcxの6thアルバム。2000年代のエレクトロやダンスポップを彷彿とさせる音楽性が特徴に挙げられる。
アルバムタイトルの"Brat"は、Charli xcxにとって「ありのままの自分」「飾らない自分」「やりたいことをやる」「好きをあきらめない」というポジティブな価値観の象徴で、固定概念や周囲の意見に左右されず、自分を愛し、自分らしく生きることを表現するという意味が込められている。
同作はリリース後、すぐに大きな反響を獲得し、昨夏は"Brat Summer"と呼ばれる社会現象を巻き起こすなど大ヒットを記録。
同年10月にはBillie EilishやAriana Grande、Lorde、Troye Sivanらポップスターが多数参加したリミックスアルバム『Brat and it's completely different but also still brat』もリリースされ、アルバムのセールスを押し上げた。また、商業的な成功を収めただけでなく、批評家たちからの評価も高く、複数の音楽メディアの「2024年のベストアルバムランキング」1位を獲得している。
— Charli (@charli_xcx) December 13, 2024
年間最優秀アルバム賞など9部門でノミネートされていたCharli xcx
Charli xcxは、2015年にIggy Azaleaとのコラボ曲「Fancy」での2部門ノミネートがこれまでの過去最多ノミネートだったが、今回のグラミー賞では大きく躍進。『Brat』は、最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞のほか、年間最優秀アルバム賞と最優秀レコーディング・パッケージ賞にノミネート。
また、アルバムの収録曲から「Von Dutch」が最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞、Billie Eilishとのデュエット曲「Guess」が最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、「Apple」が最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞、「360」が最優秀ミュージック・ビデオ賞と最優秀レコード賞にノミネートされ、主要部門を含む9部門でノミネートされたことで授賞式の開催前から大きな注目を集めていた。
【Charli xcx】
✨HAPPY BRAT NEWS✨
チャーリーxcxが第67回グラミー賞で
最優秀アルバム賞を含めた
9部門にノミネート！！💚9部門中5部門は初ノミネートとなり、
本人もインスタグラムで喜びと感謝を伝えています。ぜひこの機会にアルバムを復習してね♪
🎧https://t.co/7qamD4EVUH#Charlixcx… pic.twitter.com/fCliw47IBy— ワーナーミュージック・ジャパン洋楽 (@wmj_intl) November 11, 2024
また、今回のグラミー賞授賞式ではパフォーマンスも披露した。
what’s up pic.twitter.com/q4Pewe7sV1
— Charli (@charli_xcx) February 3, 2025
最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞、最優秀レコーディング・パッケージ賞も受賞
なお、この記事を執筆している時点でCharli xcxは、最優秀ダンス/エレクトロニック・ミュージック・アルバム賞以外に最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞、最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞。
Charli XCX won her first three #GRAMMYs of her career 🏆
Best dance pop recording (“Von Dutch”)
Best electronic/dance album ('Brat')
Best recording package ('Brat') pic.twitter.com/JeXTjdYrNV— Complex Music (@ComplexMusic) February 3, 2025
アルバムの大ヒットに加え、グラミー賞を獲得したCharli xcx。世界を席巻したBrat現象は、日本ではやや遅れてやってきた印象があるが、今回のグラミー賞での大躍進で日本でも改めて『Brat』に注目が集まりそうだ。
