現在、ファンの間で高い人気を誇る傑作2曲が各種音楽プラットフォームで配信されている。

UKダブステップの名盤として知られる2007年の『Untrue』以降は、12インチ作品のリリースが中心だった。

00年代のUKダブステップシーンを代表する2枚の名盤アルバム『Burial』（2006年）と『Untrue』（2007年）で知られるプロデューサー、Burialが最新EP『Antidawn』のリリースを発表した。
Burialにとっては15年ぶりとなる長編作『Antidawn』
『Antidawn』はBurialにとって、2020年12月にリリースした『Chemz / Dolphinz』以来となる所属レーベル「Hyperdub」からのリリースとなり、今年4月にKeysound RecordingsからリリースされたBlackdownとのスプリットEP『Shock Power of Love』に続く作品となる。
またBurialは『Untrue』以降、12インチ作品を中心にリリースしてきたが、本作では5曲を収録。Burialにとっては15年ぶりの長編作となる。
&quot;『Antidawn』はブリアルの音楽を気化させる&quot;
現時点では先行曲は公開されておらず、EPのアートワークと1月6日にデジタル/ストリーミング配信、1月28日にCDとLPでリリースされること、『Antidawn』に関する以下の文言のみが公開されている。
この作品は、混乱したつぎはぎのようなソングライティングと不気味なオープンワールドゲームの環境音との間に存在する領域を追求する。
そこにある中間地帯では歌詞が歌よりも優先され、孤独なフレーズが霞を彩り、荒々しく断片的な構造が時間の歩みをスローダウンさせる。
『Antidawn』は、冬の都市のストーリーのようで、何かが聴くものを夜の世界へと誘う。その結果、心地良さと不穏さが同居し、冷気の中に静かで不気味な光を生み出す。ひとたび「悪い領域」に達すれば、呼吸すら奪われてしまう。そして、時が止まる。
まだまだ謎に包まれたままの『Antidawn』だが、長らくBurialの長編作品を待ち望んでいたファンにとってはリリースが楽しみな作品であることは間違いないだろう。
なお、HyperdubのTwitterに投稿された<a href="https://twitter.com/Hyperdub/status/1470725494979055628?s=20" title="『Antidawn』告知ツイート">『Antidawn』告知ツイート</a>には、久々となるBurial本人と思われる人物の写真も添えられている。

Burial、5曲入りEP『Antidawn』リリースを発表! 長編作としては15年ぶり

先月、待望の長編最新作『Antidawn』をリリースしたBurialとFour Tetが、10年以上までにアナログ盤のみでリリースしたコラボ作2曲を収録した『Nova/Moth』をデジタルリリースした。
<h3>ファンの間でカルト的人気を誇る2曲</h3>
『Nova/Moth』に収録される2曲は元々は別々の音源としてリリースされていたもの。そのうちの「Moth」は、Four Tetのレーベル「Text Records」から2009年に別のトラック「Wolf Club」とともにリリースされていた曲で、「Nova」はその3年後の2012年に「Moth」に続く2人のコラボ曲としてリリースされていた曲だ。
ファンの間でカルト的人気を誇る2曲はそれぞれ4つ打ちのフロアライクなトラックになっており、Four Tetはこのリリースを告知するInstagramへの投稿で「これまでに自分が参加した中で最高の2曲」と説明している。
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<h3>2人はThom Yorkeともコラボ</h3>
なお、BurialとFour Tetは、2011年にRadioheadのフロントマンとして知られるThom Yorkeを迎えた三者によるコラボ作『Ego/Mirror』をリリースしているほか、2020年には当時9年ぶりとなる三者によるコラボ作『Her Revolution / His Rope』をリリースしている。
<iframe loading="lazy" title="Spotify Embed: Her Revolution / His Rope" width="100%" height="380" style="[object Object]" frameborder="0" allowfullscreen allow="autoplay; clipboard-write; encrypted-media; fullscreen; picture-in-picture" src="https://open.spotify.com/embed/album/4ciK8DtBglOBd0FYznsg98?si=Os3Rfhg1Ro-R6l7TO7jaag&utm_source=oembed"></iframe>
ちなみにFour Tetは昨年、以前契約していた人気レーベル『Domino』からリリースしていたアルバムに対するロイヤルティ率を巡りレーベル側を起訴。その後、かつて同レーベルからリリースした3枚のアルバムが契約に関する法廷紛争のためにストリーミングサービスから勝手に削除されたことも告発していた。
また、Four Tetは、今年2月に入ってから新たに「Universal Music Publishing Group（UMPG）」とグローバルパブリッシング契約を結んだことを明らかにしている。

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BurialとFour Tet、カルト的人気を誇るコラボ作『Nova/Moth』をデジタルリリース

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