Boiler Room、Apple Musicでアーカイヴ配信! 楽曲権利所有者へのロイヤリティ支払いも実施

DJセットで使用された音楽を制作したアーティスト、プロデューサー、ソングライターにもロイヤリティが100%支払われるという。
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2020.08.19 08:00

Boiler RoomがApple Musicとパートナーシップを締結。これによりBoiler Roomがこれまでに公開してきたDJセットのうち200セット以上が、Apple Musicで配信されるようになった。



配信されるセットでプレイされた楽曲の権利者にもロイヤリティが支払われる


Boiler Roomは、「今回のパートナーシップは、DJセットに関係する全てのアーティストに報酬を支払うという共通の目的を持ってローンチする」とステートメントを発表。今後は、配信されるDJセットをプレイしたDJだけでなく、DJセットで使用された楽曲を制作したアーティスト、プロデューサー、ソングライターなど権利所有者にもロイヤリティが100%支払われるという。


 


現在、配信されているDJセットは、ひとつのDJミックスとして通して聴くだけでなく、使用される楽曲ごとにトラック分けされているため、特定の曲のみ再生することも可能になっている。またひとつのDJミックスの場合だと、正確に使われた曲の再生数を算出するのが難しいが、この形なら正確に楽曲毎の再生数がカウントされるため、権利者に支払われるロイヤリティの計算も公正なものになりそうだ。


  



DJセットのライブ配信に関しては、コロナ禍以降急増したが、それに伴い、今年6月にはTwitchを通した著作権のないDJセット配信が問題視されるようなことも起こるなど、配信による著作権侵害問題も改めて課題になっている。その意味で今回のApple Musicからの配信は、今後の問題解決に向けた取り組みにおける参考事例のひとつになるのではないだろうか?(著作権問題は複雑であるため、専門家にいわせるとこれで解決というわけではないだろうが…) 


関連記事:Twitch、著作権のないDJセット配信が問題に 



「Apple Music 1」でも、ウィークリープログラムを開始 


なお、Boiler Roomは今後もApple MusicでのDJセット配信を継続していくことも明らかにしているほか、「Beats 1」から改称したApple Musicのラジオプログラム「Apple Music 1」でも、ウィークリープログラムを開始。プログラムではアーティストのインタビューや選りすぐりのDJセットが放送される。 


written by Jun Fukunaga 


source: https://boilerroom.tv/article/br-apple-music-1


photo: Boiler Room Facebook 



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