ブルックリン出身のラッパーグループ・Black Moon(ブラック・ムーン)とは?

ブルックリン出身の伝説のラッパーグループ・Black Moon(ブラック・ムーン)!!
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2018.07.29 10:03

伝説のラッパーグループ



Black Moon(ブラック・ムーン)はアメリカだけでなく日本においてもとても有名な歴史あるラッパーグループだ。この記事では、彼らの歴史やおすすめの曲について広く紹介していく。ラッパー好きな人たちはぜひ注目してほしい。


Black Moon(ブラック・ムーン)の歴史



Black Moon(ブラック・ムーン)はニューヨークのブルックリン出身のBuckshot Shorty(バックショット・ショーティー)、5ft(ファイブフット)、DJのEvil Dee(イービル・ディー)から構成されるラッパーグループだ。ニューヨークを代表するラッパー集団といえる。彼らの楽曲の特徴はダークであることとスモーキーサウンドであることだ。いわゆるアンダーグラウンドを地で行くような彼らが初めて世に出したアルバムは『Enta Da Stage』だ。1993年リリースのこのアルバムで当時の若者たちは完全に呑み込まれてしまった。それほどの衝撃があったのだが、このアルバムをリリースした後にSmif-N-Wessun(スミッフン・ウェッスン)が参加することもあった。このアルバムは今でも名盤とされているので、初めて聴く人にはおすすめのアルバムだ。


1993年はWu-Tang Clanの『Enter the Wu Tang』や、A Tribe Called Questの『Midnight Marauders』といった数多くの歴史的名盤がリリースされた年だが、Black Moon(ブラック・ムーン)がリリースした『Enta Da Stage』もクラシックとして歴史的に重要な名盤になっている。1999年にはセカンドアルバムの『Enta Da Stage』 をリリースし、このアルバム以降は自分たちでセルフプロデュースするようになった。90年代のアメリカの音楽を大いに支えた。2010年代になってからジョーイ・バッダスといったブルックリン出身のラッパーたちが台頭してきたが、その土台はBlack Moon(ブラック・ムーン)がこの時代に培ったものだった。ちなみに、普段はDJのイーヴィルは兄弟のMr・WaltとBeat Minerzとして活動もしているし、バック・ショットもBig Dru Haと一緒になってDuck Downとして活動している。ちなみに、彼らのグループ名の由来は「Brother Lyrically Acting Combining Kickin’ Music Out Of Nations」を省略したものだ。


おすすめの楽曲



Black Moon(ブラック・ムーン)のおすすめの楽曲を紹介していく。『Enta Da Stage』に収録されている「Who Got Da Props?」、「How Many MC's」、「I Got Cha Opin」、「Buck Em Down」だろう。特に、このアルバムの中に収録されている「Who Got The Props?」はサウンドをDa Beatminerzが仕上げたことから、低音をできる限り強調した独自のダークサウンドになっている。バックショットのラップもとてもキレが良い。今でもBlack Moon(ブラック・ムーン)の代表曲の1つになっているブラックミュージックが魅力的な楽曲だ。


歴史的名盤の『Enta Da Stage』のリリース25周年を記念して3枚組のCDボックスセットとして販売されてたちまちに完売するなど今でも高い人気を誇っている。90年代のラッパーやヒップホップ好きなら必聴だろう。また、セカンドアルバムの『War Zone』に収録されている「This Is What It Sounds Like」はバックショットのキレのあるラップで魅せられるし、Q-TIPが参加している「Showdown」、不穏な雰囲気を漂わせながらバックショットと他の2人のマイクリレーが特徴的な「Annihilation」も格好良い楽曲だ。昔の曲とは思わず歴史を顧みるという意味でも聞いて損はない楽曲ばかりだ。


Photo: https://www.facebook.com/5ftBlackmoon/


Written by 編集部

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