一世を風靡した故"巨漢"ヒップホップMCの親族、商標侵害でウォールマートを訴える! どこまでが公式グッズか、非公式か? 問題は複雑だ!

お馴染みのJumpmanロゴを使ったBig Punのトレードマークを巡り勃発した著作権問題 オフィシャルとアンオフィシャルのせめぎ合いは解決するのか!?
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2018.03.19 09:00

世界最大の小売チェーン、 ウォルマートが訴えられる


ウォルマートは死後20年近くの間、ニューヨーク出身のヒップホップMCで2000年に他界したBig Pun(ビッグ・パン)のトレードマークを不正使用していたとされ、彼の妻Liza Rios(リサ・リオス)にBig Punのイメージをもつ商品ラインについて訴訟を起こされていることがわかった。訴訟ではBig Pun亡き後彼の商標権を持つLiza Riosは権利を侵害したとされる商品の差し止めと、今後の販売中止を訴えているという。


問題のトレードマークはNike(ナイキ)のJumpman(ジャンプマン)ロゴをサンプリングし、バスケットボールの代わりにBig Punがマイクを持ち、飛び跳ねているデザインのものだ。






Jumpmanロゴを巡りNikeも訴えられていた


スニーカーやTシャツなどあらゆるものでデザインに使われ、スポーツアイテムでは抜群の知名度を誇るMichael Jordan(マイケル・ジョーダン)のJumpmanロゴだが、そのオーナーともいえるNikeですら過去に裁判沙汰にあっている。これはNikeが写真家のJacobus Rentmeester(ジェイコブス・レントミースター)とその著作権を巡り争ったもので、JocubusがJordanのルーキー時代に撮った写真がオリジナルのデザインとなっていると主張したもの。


Jacobusは1985年にこのロゴを巡って1万5千ドルの支払いを受けたにも関わらず、Nikeが元の契約に違反していたとして訴えたが、法廷では「Jacobusの写真とNikeのロゴでは異なる点がとても多い」とされ、約2年間に及ぶ裁判の末、今年2月にNikeが勝訴している。



今回の件はウォルマートだけでなくオンラインショップのRedbubble(レッドバブル)、インターネットセキュリティ会社のCloudflare(クラウドフレア)も著作権について圧倒的な知識を持ちながら、ロゴを利用し、許可のないまま"故意" に販売を続けていたとされ、Liza Riosから1000万ドルの損害賠償を起こされている。しかし、この中にウォルマートの件は含まれていないようだ。2pac(2・パック)やThe Notorious B.I.G.(ザ・ノトーリアス・BIG)についてもそうだが、死後に著作権問題が起こるのは、その存在感がたる所以か。オフィシャルとアンオフィシャルアイテムの問題は複雑だ。



参照:

http://www.complex.com/music/2018/03/big-pun-widow-suing-walmart-trademark-infringement


Written by #BsideNews

Photo: tmzbillboard

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