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今からでもまだ間に合う!m-flo ☆Takuが解説「ゲーム・オブ・スローンズ攻略法」

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【bfm海外ドラマ部】m-flo ☆Taku Takahashiによる連載、第1回目は最終シーズンスタート間近の「ゲーム・オブ・スローンズ」にフォーカス。
2019/03/06 03:00
admin
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自他共に認める海外ドラマフリーク、m-flo ☆Taku Takahashiによる新連載「bfm海外ドラマ部」がスタート。

第1回目となる今回は、いよいよ4月14日より最終シーズンが公開される「ゲーム・オブ・スローンズ」をフューチャー。1回観始めると沼にハマる人が多い一方、すでにシーズン7まで公開されていることもあり「今から追いかけるのはちょっと大変…」と思っている人も多いのでは?

そんなあなたに、“今からでも間に合う!ゲーム・オブ・スローンズ攻略法” を☆Takuならではの視点で解説する。


【bfm海外ドラマ部】第1回『ゲーム・オブ・スローンズ』

執筆:☆Taku Takahashi(m-flo)

ゲーム・オブ・スローンズを観て、全てのドラマの観方が変わった。いや、むしろ映画を含めて、全ての映像作品を観る僕の価値観を変えてしまった。このドラマを観ている人でそう思っているのは僕だけではないと思う。実際エミー最優秀賞を3回連続で獲っているし。1エピソードに11億円くらいかかってたり、アメリカだけで平均視聴率が1000万人。この中に違法視聴は入ってはいない。

block.fmでお馴染みの丸屋九兵衛氏も「ゲームオブスローンズが社会現象になってないのは北朝鮮と日本くらいだ」とジョークにしていたくらい、世界でも観られている。ホントに面白い。実際、ここ最近日本でも観てる人がかなり増えてきている。

僕とゲーム・オブ・スローンズとの出会い

正直なとろ、最初はこのドラマを勧めてくる人がウザかった。仕事でアメリカに行ってる時、「ゲーム・オブ・スローンズは見てるか?」って聞かれたことがあって。そんな僕は「あー、出たよ。またゲーム・オブ・スローンズかい」って感じで内心面倒くさいと思いながら、「ブルーレイパッケージをゲットしたけど、まだ観てない」って嘘をついた。

その時彼が言ってきた言葉が今でも忘れられない。彼が発した言葉、それは「グッドラック」。

「グッドラック」ってなんのこっちゃ?普通だったら「いいから観ろや」ってなるはずなのに。彼のその言葉が頭から離れず、ついに禁断のこの作品に手を出してしまった。観始めたら案の定わけがわからないし、僕の苦手な中世期っぽい世界観。レゴの宇宙シリーズは好きだったけど騎士シリーズは大嫌いだった僕からしてみると、普通なら絶対見続けないやつだ。でも1話からいきなり道徳的にありえないことが起こりまくる。まだあまり理解できてないけど、第2話も観てみる。うーん、面白いのか面白くないのかわからん。そう思いながらも3話を観てみる。4話くらいから気がつけば次が観たい、観たくてたまらないってなっていく。

そして気がついたらシーズンフィナーレまで観ちゃってる自分がいた。

ただ、日本の人が慣れるためには心の準備…というかちょっとした攻略方法が必要なのかもしれない。

とにかくキャラが多い

エミー賞常連作品なのに、主演俳優賞を取った人がいない。いや、そもそもノミネートもされてないんじゃないかな。何故か?それは誰が主人公かわからないくらい登場人物が多いから。エキストラ抜きで550人以上いるらしい。まあ、チョイ役も入れてだけど。にしても多い。とにかく多い。

第1話だけでも、スターク家、バラシオン家、ラニスター家、隣の大陸にいるターガリエン家、挙げ句の果てに北の壁まで。出てくるキャラクター全員を真面目に覚えようとすると、自信喪失しちゃうと思う。僕も最初、チンプンカンプンだった。

「この人だれだっけ?」ってなったら、スター・チャンネルのサイトにある人物相関図を片手に観るのもいいかも。

設定は“ドロドロの人間模様が詰まったファンタジー”

実は、この物語はファンタジーもの。でも普通のファンタジーと違って、サスペンスや謎解きの要素もたくさん詰まってる。時代設定はヨーロッパの中世期みたいな感じで、魔法やドラゴン、おまけにゾンビも出てくる。

すでに力を持っている人に力と金が集まる、とても不平等な世界。女性蔑視、人種差別など当たり前で、間違ったことをすると殺されちゃうような酷い世界。ドロドロの政治争いをする人、差別と戦ってのし上がっていく人、家族とユルフワな生活をしたい人、ひたすら強欲に生活したい人、色々な人たちの物語が詰まっている。人々の気持ちはまるで、現代のブラック企業に勤めている社畜をも思わせる。

ファンタジーは苦手という人(僕もそのひとり)でも、それ以外の要素にグイグイ引き込まれていく設定とストーリーだから安心して欲しい。

1シーズンは10話で構成

この作品は1シーズン全10話で構成されていて、1話がだいたい60分。週末とかだったら一気見で1シーズン観終わってしまう。「24」のワンシーズンを観るよりあっという間。そしてほぼ毎シーズンといっていいほど、第9話に大きな出来事が起こる。今までのドラマの中でもありえないくらい想定外なことが起こる。シーズン3の9話目は本当に放心状態になった。ここを通るとこの作品がなぜ世界的現象になったのか、というのを理解できると思うよ。

いよいよ4月には最終章のシーズン8。その前に、今からスタートしてみてはいかがでしょ?シーズン1から7までのブルーレイセットがあったり、Huluでも全話観られます。あとはアマプラ経由でスターチャンネルだったり。

字幕で観ると細かいニュアンスのディテールがわかって面白いし、吹き替えの俳優たちも素晴らしい仕事をされている。

もしこの世界のビッグイベントに参加するのなら、今がベストかつ最後のタイミングだと思う。

最後に、これからゲーム・オブ・スローンズの世界に踏み込むあなたに向けて、第1話は「コイツらを抑えておけばオッケー」という人物を僕なりの言葉で紹介しよう。

北の家族(スターク家)

父ちゃんスターク(ネッド):誠実。クソ真面目。家族とユルフワライフを望んでる

母ちゃんスターク(キャトリン):家族想い、ナイスな母ちゃん

スタークの子供達:この子達が主人公的になってくるんで、大事なキャラなんだけど、第1話では気にしなくて良し

感じ悪い家族(ラニスター家)

サーセイ:大陸で1番偉い人(ロバート王)の嫁。キレイだけど腹黒さはNo.1

ジェイミー:戦士として優れてるしイケメンなんだけど、感じが悪い。双子の姉のサーセイが大好き

ティリオン:サーセイとジェイミーの弟。小人でいじめられっ子。何をしても親に認められないからちょっとグレてる

王家(バラシオン家)

ロバート王:1番偉い人。最近モチベーション低め。あまり頭が良くない。北の家族の父ちゃんスタークと親友

王位奪還を狙う家族(ターガリエン家)

か弱い女の子(デナーリス):元々王族だったのに流刑された人。物語自体は彼女のサクセスストーリー。男尊女卑の世界でここからどんどん登りつめていく


3月6日には最終シーズンのトレイラーが公開され、世界中のトレンドとなっているゲーム・オブ・スローンズ。ちょっと観るのを躊躇していた人も、まずは第1話目を観てみてはいかがだろうか?

m-flo ☆Takuによる連載「bfmドラマ部」、次の回もお楽しみに!

written by ☆Taku Takahashi(m-flo)、編集部

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