“テクノの教会”ベルグハインの名物バウンサーを描く映画『Berlin Bouncer』公開が決定

映画では有名なSven Marquardtほか、ベルリンのクラブシーンに身を置くバウンサーたちが登場する。
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2019.01.31 09:00

実際にその場所に足を踏み入れたことがない人でも、ダンスミュージック好きならその存在は知っているであろうベルリンの有名クラブ、Berghain。そのBerghainの有名なバウンサーとして知られるSven Marquardtが登場するドキュメンタリー映画『Berlin Bouncer』の公開が決定した。



ベルグハインの名物バウンサーらの姿を描くドキュメンタリー映画『Berlin  Bouncer』 


『Berlin Bouncer』は、映画監督のDavid Dietlが手がける映画で、先述のSven Marquardtのほか、ベルリンのクラブ「Delicious Donuts」、「King Size」などでバウンサーだったFrank Künster、Smiley Baldwinといった3人の姿が描かれるという。同作は2月に開催されるベルリン国際映画祭(Berlinale)にて3日間上映されることが決定しており、今年4月から一般上映される予定だ。また映画の内容は1980年代から現在までのバウンサーたちの姿にフォーカスした内容になるとのこと。



Sven Marquardtは、Berghainの悪名高きドアポリシーを象徴する人物で、彼の判断でクラバーが客として同クラブに入場するに値するか、否かを決められることは広く知られている。またベルリンシーンの有名人物だけあって、これまでに「GQ」がインタビューを企画したりとメディアにも度々登場し、自らのバウンサーとしてのポリシーを語っている。またBerghainのバウンサーのイメージが強いが実はフォトグラファーとしての顔も持つ人物でもある。



都市伝説化しているBerghain入場条件に関する噂  


なお、Berghainに入場条件に関しては、いくつもの噂があり、それらは半ばベルリンの都市伝説と化しているといえるが、そのひとつがSven Marquardtのように全身真っ黒な格好で列に並ぶということ。しかし、Sven Marquardt自身は以前、GQのインタビューで「色々な入場条件に関する噂があるが、選ばれる基準やルールはなく、バウンサーの全くの独断だ」と答えている。またBerghainが純粋に音楽を楽しめ、時間と空間の感覚を失い楽しめる場所であることが、彼の考える『安全な場所』の根幹であり、バウンサーたちは、入場希望者に対して、その根幹を教えている。つまり、それにそぐわない人間が入場を断れると答えている。



ちなみに先述の全身真っ黒な格好で入場列に並ぶクラバーの様子は、DJ/プロデューサーで日本にも来日経験があるAvalon EmersonがInstagramに公開された下の画像で確認することができる。


『Berlin Bouncer』では、新たにSven Marquardtがどのようなことを語るのかが気になるところ。是非日本でも公開してほしいものだ。

written by Jun Fukunaga


source:

https://mixmag.net/read/film-berlins-famously-picky-bouncers-news

https://www.gq.com/story/berghain-bouncer-sven-marquardt-interview


photo: Lesekreis


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