BeatportがMac向け定額配信のベータ版公開、オフラインでも音源使用可能なプロプランも!

5月の「WeDJ」に続き、Macユーザー限定のベータ版が公開。新たに2つのプロ向け定額プランが加わった。
SHARE
2019.07.03 11:00

DJ向け音源を販売するBeatportが今年、5月に発表したサブスクリプションサービス「beatportlink」のベータ版に続く新たなベータ版を公開した。



Beatport、Mac向け定額制「beatportLink」のベータ版開始 


最新のベータ版は、Macユーザー向け。Pioneer DJのDJソフト「Rekordbox」を使用することでBeatportカタログにある600万曲以上の音源を使ったDJプレイが可能になる。  


用意されているプランは、以前からベータ版が公開されていた一般向けの「beatportcloud」、「beatportLink」と今回新たに加わったプロDJ向けの「beatportlinkpro」、「beatportlinkpro+」の4種類。プランによって機能の違いや制限、月額使用料の違いはあるものの、注目したいのはプロDJ向けのプランだ。





プロプランではオフライン再生に対応  


「beatportlinkpro」では、プレイリストのキュレーション、高音質での差ストリーミングに対応するが、注目は音源をオフラインでストレージし、非WiFi環境下でも使用できることになっている点だ。そのため「beatportlinkpro」では月に50曲、最上位プランの「beatportlinkpro+」では月に100曲まで音源をオフライン環境でもDJ用に使用することができる。DJたちに非常に大きなインパクトを与えることは間違いないだろう。 


プロプランは月額4000円ほどで利用可能  


またBeatportでは通常旧譜なら1曲1.49ドル(約160円)で発売されているが、月額39.99ドル(約4300円)の「beatportlinkpro」で50曲までオフライン再生可能なことを考えた場合、音源の購入費用もダウンロード購入と比べてリーズナブルだといえる。  


現在の音楽ビジネスはストリーミングが主流であり、最近ではSpotifyカタログをロードしてDJプレイを可能にするシステムも発表されている。しかし、これまではWiFi環境があることが必須条件になっていた。そのため、多くのDJは未だ、音源を購入してダウンロードする必要があり、それがプロデューサーやレーベルの収益として音楽活動やビジネスを支えていた部分もあった。  


だが、今回のBeatportのプロプランはその常識を覆すものになっている。それだけにDJとしては歓迎したい者がいる一方、音源を作る側、販売する側からは以前の発表当時の段階で少なからず不満の声も上がっていただけに今後、このサービスがどのように業界で受け入れられるのかは非常に気になるところだ。



このBeatportのサブスクリプションサービスについては、block.fmの人気番組「温故知新」でFPM田中知之とi-depナカムラヒロシの2人がトークテーマにあげている。業界で長年活躍してきた2人の意見にも耳を傾けてみてはいかがだろうか? 


関連記事:FPM田中知之、サブスク時代のDJプレイを語る 


なお、「beatportlink」は最安プランの「beatportcloud」が4.99ドル(約537円)から使用可能。またそのほかのプランは30日間のフリートライアル期間が設けられている。詳細が気になった人はこちらのリンク先でチェックしてほしい。 


written by Jun Fukunaga 


source: 

https://www.beatport.com/get-link

https://www.beatport.com/subscriptions

photo: Beatport



SHARE