お風呂を音楽で更なるリフレッシュスペースに

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<h3>お風呂を音楽で更なるリフレッシュスペースに</h3>

1日の疲れを癒すひと時だったり、1日の始まりの儀式だったり。お風呂を気分転換の場として活用している人も多いのではないだろうか。そこで音楽も聴けたら、更なる癒しや気分を上げるのに効果的だ。風呂場で使えるスピーカーはどんなものが良いのか、選び方を見ていく。

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<h3>風呂用スピーカーを選ぶ基準1: 防水機能</h3>

風呂場での使用となると一番気になるのは防水機能だろう。防水の性能はIECやJISで定められた保護等級があり、製品表示として「IPX」という表示がされる。等級は0～8にマイナス表記を加えた10段階で、数字が大きくなると性能も上がる。マイナス表記は防湿機能である（水が直接かかることには対応していない）ので、風呂用を選ぶときは数字表記のものに注目すれば良い。風呂場ではスピーカーを湯船に沈めてしまう危険性があるので、IPX7以上の製品が適している。シャワーのみの使用で水没の心配がない人は、IPX５以上でも良いだろう。

製品によっては防塵性能と合わせて記載されていることがあり、その場合は「IP◯◯」という表記がされている。◯には数字が入り、0から数字が大きくなるにつれて性能も上がる。前半の数字が防塵性能、後半の数字が防水性能を表しているので、使用シーンが風呂場のみの場合は後半の数字だけに注目すれば良い。数字の示す等級段階はIPXの場合と同じである。湯船への水没の危険性がある場合は7以上、シャワーのみの使用で水没を心配しなくていい場合は5以上のものが適している。IPX4以上が完全防水であるという認識があるが、等級4は飛沫がかかる程度しか耐水性がないものだ。シャワーが直接かかるようなことがあれば故障につながるので、等級4以下のものは風呂用としてはおすすめできない。
<h3>風呂用スピーカーを選ぶ基準2: 最大出力</h3>

最大出力とはどのくらいの大きさの音を出せるかということである。Ｗ（ワット）数で表記され、これが大きくなるほど音も大きく出すことができる。湯船に浸かってゆったりと音楽を楽しみたい場合は、スピーカーとの距離も近く雑音も少ないので、Ｗ数の小さい製品でも問題ないだろう。具体的には、5W以下のもので十分役目を果たしてくれる。

一方、シャワーを浴びながら音楽を聴きたい場合は、水流による雑音の影響を考えなければならない。最低でも10Wあると聴こえやすくなるので、それ以上の製品をおすすめする。また、Ｗ数は低音の聴こえ方にも影響する。Ｗ数が大きくなるにつれて、低音の響きも良くなる。好みの音楽の系統が低音重視のものであれば、湯船で聴く場合でも10Ｗ以上のものにするなど、Ｗ数が大きい製品を選ぶのもいいだろう。

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<h3>製品ごとに異なる、便利な機能や特徴</h3>

風呂用に使われることが多いのはBluetooth対応スピーカーだ。無線で聴くことができるので便利だが、接続するときにペアリングの設定が必要になってくる。この設定の煩わしさを解消するのに役立つのがNFCだ。NFCとはbluetoothと同じく無線通信技術である。これが搭載されているBluetoothスピーカーは、対応しているスマートフォンをかざすだけで設定が完了するという優れものだ。また、BluetoothではなくNFCのみを通信技術に用いているスピーカーもある。Bluetoothに比べて通信速度は遅くなり通信距離も狭まるものの、接続はかざすだけで良いので、風呂場で手軽に楽しみたい場合は検討してもよさそうだ。

音質にこだわりたい場合はコーデックを確認しよう。コーデックとは音源を圧縮変換する仕組みのことだ。コーデックの種類はSBC、AAC、apt-X、LDACの４つがあり、後ろのものほど高音質で音楽を楽しむことができる。SBCはすべての機種で対応しており、高圧縮のため音質は劣りがちだが高価な製品を選ぶと高音質も実現可能だ。AACはiTunesなどと同じ圧縮方式を用いているため高音質で、iPhoneにも対応しているので使いやすい。apt-XはCD音源原音に近い音質で聴くことができ、対応機種はAndroidに多くある。LDACはハイレゾ音源に対応しているので、普段からハイレゾを楽しんでいる人にはぜひおすすめしたい。コーデックは、音源を転送する元となるスマホやミュージックプレーヤーの機種によっても対応しているものが違うので、よく確認することが大切である。

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<h3>自分に合った製品を選ぼう</h3>

風呂場での使用に適したスピーカーは、様々なメーカーから豊富な種類の製品が発売されている。防水性能は確実におさえたいポイントだが、それ以外の細かな機能や出力値・音質にこだわることで、より自分好みの環境を作ることができる。製品の特徴をよくつかみ、自分に合った製品を選ぶことで、お風呂でも音楽を最大限楽しもう。

photo:&nbsp;<a href="http://jbl.harman-japan.co.jp/product.php?id=clip2">http://jbl.harman-japan.co.jp</a>,&nbsp;<a href="https://pixabay.com/ja/photos/?q=%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AF%E3%83%BC&amp;hp=&amp;image_type=all&amp;order=popular&amp;cat=&amp;min_width=&amp;min_height=">https://pixabay.com/ja</a>,&nbsp;<a href="https://www.ankerjapan.com/category/AUDIO/A3181.html">https://www.ankerjapan.com</a>

written by 編集部

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お風呂でも音楽を楽しむ! 風呂用スピーカー

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